死ぬつもりで生きてみたら

大阪は雨です。雨の日は特に予定がなければ引きこもるに越したことないです。雨の日は憂鬱なので、あまり出かけたくはないのです。

さて、引っ越してきて早5か月が経ちましたが、引っ越したらやりたかったことリストは未だ達成ができないままもう5か月・・・

①長靴を買うこと

②「自分がいなくなったとき用リスト」を作ること

長靴はもう数年前から買うことを悩んでいて、未だに買えていません。

「自分がいなくなったとき用リスト」というのは、今自室のモノの数が少ないのは、モノが多いと管理できなくなって発狂するというのもひとつですが、自分がいなくなったときに整理する側も楽だろうなんて考えてしまうので、少なくしています。

そのリストの内容ですが

  • 生年月日や学歴、家族についての一覧
  • 新族や関係者の情報
  • 銀行の口座と暗証番号一覧(解約するときに便利だそうです)
  • かかりつけ医(特に歯科は事件があったときに使えるとか)
  • 自分がいなくなったことを知らせてほしい人一覧
  • たとえば本は捨ててくださいなどの希望
  • 葬儀や葬儀場についての希望

などなど、いわゆるエンディングノートですね。早いかもしれませんが。

死ぬつもりで生きたら、どうせ死ぬんだからこれいらないよねって、モノが少なくなって、どうせ死ぬんだから人間関係は穏やかなほうがいいよねって、争いごとはなくなって、どうせ死ぬんだからちょっとくらい身なりは綺麗なほうがいいよねって、身だしなみに気をつかうようになって、

そんなふうに生きられたら、もう少し生きやすいんじゃないかなと思っています。

作業効率を33%上げる

昨日はコンタクトレンズやら日用品を買いに行ったり、掃除したり、煮玉子を作ったりしているうちにあっという間に夕方になってしまって、本を読んだらもう日は暮れてしまったのですが、充実した休みでした。

昨日読んだ本は、私が持っている中でも特に好きな本のひとつ「最後の授業 ぼくの命があるうちに」ランディ・パウシュ+ジェフリー・ザスロー著(ランダムハウス講談社)です。

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癌で残り数か月のランディ・パウシュが大学で行った講義の内容です。(DVD付き!)講義のタイトルは「子供のころからの夢を本当に実現するために」

トピックスが素敵でこんなふうに生きられたらいいなあと思うものばかりで「何を言ったかではなく、何をやったかに注目する」「他人の考えを気にしすぎない」「自分の常識にとらわれない」他人の考えを気にしすぎない場合、作業効率が33%上がるそうです。(この数字は実証されたものではなく著者が具体的な数字が好きだから)

私はどちらかというと他人の考えを気にしすぎないタイプだとは思います。(それは過去に他人の考えを気にしすぎるあまり、失ったものがたくさんあるから。意識的に気にしないようにする努力はしています。もうあんな思いはしたくはない)

だけれども人間日々酸化していくなかで頭も必然的にかたくはなってきている。私の頭はそんなに柔軟ではないと自覚もしています。そんな大人になんてなりたくはないけれど、どうしてもなってしまうようです。

子供の頃からの夢はないけれど、在り方に悩んだときにこの本を読むと頭がなんとなくスッキリした気がして、何度も読みたい一冊に選んでいます。