トラブルの原因は意外なところに潜んでいたり

日常的に大小様々なトラブルに見舞われるために、すっかりトラブル慣れしてしまった感が強くあるのですが、なまじ慣れているがゆえに原因を見つけ出すのに回り道してしまうということもたまにあります。

特にここ数日の間に連続して大回りしていることを思い知らされたのが2件。

1つ目は「外付けBDーRドライブの認識が途切れる」という案件。

これは、PC上からDVDなどを書き込もうとすると途中でエラーが発生してしまうというのが第一の症状。
そして、エクスプローラー上から見るとドライブが時々行方不明になる(アイコンが消える)という現象が生じていました。
ちょうど、Windowsのアップデートもすませたタイミングから顕著になってきたので、なんらかのドライバのトラブルか?とまずは疑いにかかったわけです。
ところが、外付けドライブ周りについては直接アップデートされているものもなく、再認識させようが再インストールしようがまったく状態に改善がみられない。
そうすると次に気になるのがハードウェア。ほぼデフォルト設定のまま使っているはずですが念のためにBIOS設定をのぞいてみようとすると・・・なぜかUSBキーボードから設定に入れない。通常使う分には問題ないのに「?」な症状です。
で、他のキーボードを使ってBIOS側の設定を確認し、不要なハードをDisableにしたりより安全なパラメータへと変更したりするものの、やはり最終的な症状には改善がみられない。これはひょっとするとメインボード側の不具合の可能性すら浮上してきます。
この時点ですでに24時間以上を費やしています。

最終的に原因がわかったのはとても偶然だったのですが、USBケーブルを背面から取り回していたので滅多に手に触れることがなかったところ、ちょっと触ってみるとドライブ側のLEDがチカッと・・・はっとした瞬間でしたが、おそらくケーブル側に問題ありと仮定して繋ぎかえてみたところ・・・あっさりと症状が改善しました。

だめですね、パソコン側もドライブ側もいろんな設定や組み合わせを試してみているくせに、単純にケーブルが断線しかかっているという事にまったく思い当たってなかったという事例でした。

2つ目は、Androidアプリ側で初めてSQLiteを使ってみようといろいろ試してみていたところ、なぜかテーブルを操作しようとすると落ちてしまう、といった症状。

アプリに関しては圧倒的に経験不足なわけで、1週間ほどはああでもないこうでもないと悩んで、updateやinsertの返り値を実は間違って理解しているのか?とかテーブルのcreateでとちっているのか?とかtry – catchの書き方を根本的に間違ってるのか?とか、そもそもSQLiteのデータ型は?intと書いていいのintegerと書くのが必須なの??とか乏しい知識の中で可能性を想像しながらトライアンドエラーを繰り返し・・・

最後にたどり着いたのはとても単純で「データベース名を変えたら動いた」という、つまりは他の既存DBなんかと衝突してたんでしょうね、誰でも考えそうなDB名だっただけに、ろくにアプリを入れてない環境でもあたっていたのでしょう。(いまだ確証はないですが)

ともかく・・・難しく考える前に簡単なところにある原因を見落としていると、見つけたときにはがくっと脱力感を感じてしまうと同時に、ネタにして笑ってもらわないと損だなーと思ってしまいます。

こんな日常の繰り返しでさらにスキルアップができれば、自分としても嬉しいのですが(^^)

 

 

見えないところも

昨日はお休みでした。喫茶店めぐりでもしようかと前日から考えていましたが、生憎の雨でした。万年筆のインクも買いに行きたかったのですが結局ベッドの上でゴロゴロ・・・

写真 8

このFOLTというゲーム(同じ色を3つ揃うと消えるという単純なゲーム)が楽しくて楽しくて全然ベッドから離れられず・・・課金までしてしまうくらいハマってしまっています。

動き出したのが18時。よーし掃除でもするかなと思い立って、考えたらクローゼットの整理がしたくてしたくて。扉閉めちゃえば見えないからまあいっかと思って放置していましたが何せ使い勝手の悪いこと悪いこと。

見えないところも綺麗にしないとなあと、思い切って本棚を買いたがってた妹を連れてIKEAに行ってきました。幸運なことにガラガラでした(まあ、平日の夜にIKEAに行こうと思う人なんてそんなにいないか・・・)

ずーっと整理したかった場所が整理できて大満足です。やっぱり掃除をすると心が豊かになる気がします。たまにはそんな休日も悪くないかなあと思いました。

一番好きな喫茶店

16歳から続けている趣味には喫茶店めぐりと以前書きましたが、私は今23歳なので7年続けていることになります。喫茶店の多い下町の生まれなので、喫茶店に困ったことはなく、多いときでは1週間に4回ぐらいは通っていたので、色々な店のコーヒーを飲んだと思います。

出先では必ずと言っていいほど喫茶店を探して、夏だろうがホットコーヒーを飲みます。(例外として一度だけアイスコーヒーを頼んだことがありますが)

一度だけ行って、もう二度と行くもんかと思う喫茶店も往々にしてあります。それは店の雰囲気だったり(常連が大きな声で悪口を言っているだとか、お店の娘さんが宿題をしていて家族でプロレス観戦をしていたりして他人の家の居間にいるような気分にさせられるとか)、コーヒーの味が口に合わないとか色々ありますが、そのなかでも気に入った店に出会えるチャンスももちろんあるわけです。

二度しか行ってないけれどもう一度行きたい喫茶店があります。

地下鉄を二回乗り換えたところにある大きな病院の向かいにあるカウンターしかないこじんまりした喫茶店で、「そのまま淹れて出してもつまらないでしょ」ってママは言って自分でブレンドしたコーヒーを出してくれます。「私ね、豆の嫌がることはしたくないの」っていうだけあってこだわったその一杯がとても美味しい。二杯目に飲んだミルクティーも美味しくて、ミルクティー用に茶葉をブレンドするからミルクティーしか出していません。ママはミルクティーに入れる砂糖の量もわかっていて、砂糖の量も教えてくれる。カップとソーサーも趣味で集めていて好きなカップを選ばせてくれるし、どれも趣味がいい。とても聡明なママ(その日の店の話題は国際情勢でした)と美味しいコーヒーが飲めるので、私がこんな趣味を続けていると知っている友人には、その店が一番好きだと答えます。

だけど、今まで誰も連れて行ったことはありません。

欲の塊大集合

もう少し涼しくなったら阪急芦屋川駅の近くにあるヨドコウ迎賓館に行こうと計画中です。私の中では夏の暑さと芦屋は合わない。どうも冬のイメージが強くて、コートを着て行くのが一番しっくりくる場所です。

昨日はちょっと足を伸ばして日本橋へ行ってきました。(本当にちょっとしか足を伸ばしていませんが・・・)日本橋に出かけたら、大体行く(多分)カフェに行ってイチゴミルクを飲んできました。何か店内が洒落ついていて、洒落ついた飲み物が出てきたら私の中ではすべてカフェです。そう、飲み物にミントが乗っかっていたり、スムージーとやらが出てきたり、ビールがハイネケンだったりすると私の中では「洒落ついている」になります。明日にでも閉店しそうな危うさとか(これで本当に閉店していたということも往々にしてある)、時が昭和で止まってそうな感じとか、コーヒーと一緒に出てくる落花生とか柿の種とか、ああいうちょっとかっこよく言えばノスタルジックな空間が喫茶店が病みつきになる理由の一つでして、そういう店で飲むコーヒーとくゆらせるタバコが何とも言えない至福のときなのです・・・

カフェを出て、そのあとはトミパトを見に行ってきました。数年かけて、財布と相談しつつ、すこーしずつ集めていますが、今で15台。本当にスローペースで長く続けてい趣味なので、闇雲に買わないのもマイルール。今はこんな感じでベッドサイドに並べています。入れ物は無印良品のアクリルケース。デザインとか、形とか色々こだわってここに行きつきました。

写真 7

昨日はクラウン祭りでした。北海道警と福島県警、宮崎県警もありまして、うーんどれも欲しい。1000円以下なので全部買える!あああどうしようとなっていました。箱無しですが、10台の頃かーちゃんに箱を捨てられるという痛い痛い経験をしていますので、箱は別にいらないと自分に折り合いをつけられるようになりました。今度日本橋にガンプラを買う付き添いに行くのでそのときは買ってしまいそうです。「少ない物で豊かに暮らす」はどこへやら。ほかの物は厳選して、好きなもの、本とかトミカとか喫茶店お金を使っているから、これらは「豊か」のほうになるのかな。

だって、何でも節制していたらつまんないじゃない。

パラレルな世紀への跳躍

何か書こうとして、悩んだとき本棚の前で腕組みをします。あるいは、その前に置いてあるタワーファンに上体を少し乗せて本棚を眺めます。昨日冷蔵庫の掃除をしたことについて書こうかなとも思いましたがあまりにもどうでもいいことなので、今日目があった本について、「パラレルな世紀への跳躍」太田光著(集英社文庫)です。大胆なエッセイ。

私はあまりエッセイの類は読みません。どちらかというノンフィクションよりフィクションのほうが好きで、日常の中の非日常を面白がって読むタイプなのですが、意外と面白く読めました。

その中に「藤田嗣治」をテーマにした文章があって、藤田嗣治好きとしては何とも嬉しいことなのですがページ数はそんなに多くない。(近いうちにブログのテーマを藤田嗣治についてにしようかと思っています、このまま書いてしまうと藤田嗣治のテーマになってしまいそう。)

この「パラレルな世紀への跳躍」を選んだ理由はなんせタイトル買い。爆笑問題の太田光がエッセイを書いていて・・・というのはむしろ二の次。語感が好きで買ってしまいました。(「アンドロイドは電気羊の夢を夢を見るか?」フィリップ・K・ディック著に惹かれるのに似たような感覚・・・読んだことはないですが)

あーあ、頭がまだ働いていません・・・今日は比較的さらっとした文章ですが、次はしっかりとした文章を書きたいものです。

「我々は止まるのではなく、新しい価値観を生み出す為に、むしろスピードを上げて思い切った跳躍をするべきなのだ」(パラレルな世紀への跳躍・本文より)