何か書こうとして、悩んだとき本棚の前で腕組みをします。あるいは、その前に置いてあるタワーファンに上体を少し乗せて本棚を眺めます。昨日冷蔵庫の掃除をしたことについて書こうかなとも思いましたがあまりにもどうでもいいことなので、今日目があった本について、「パラレルな世紀への跳躍」太田光著(集英社文庫)です。大胆なエッセイ。
私はあまりエッセイの類は読みません。どちらかというノンフィクションよりフィクションのほうが好きで、日常の中の非日常を面白がって読むタイプなのですが、意外と面白く読めました。
その中に「藤田嗣治」をテーマにした文章があって、藤田嗣治好きとしては何とも嬉しいことなのですがページ数はそんなに多くない。(近いうちにブログのテーマを藤田嗣治についてにしようかと思っています、このまま書いてしまうと藤田嗣治のテーマになってしまいそう。)
この「パラレルな世紀への跳躍」を選んだ理由はなんせタイトル買い。爆笑問題の太田光がエッセイを書いていて・・・というのはむしろ二の次。語感が好きで買ってしまいました。(「アンドロイドは電気羊の夢を夢を見るか?」フィリップ・K・ディック著に惹かれるのに似たような感覚・・・読んだことはないですが)
あーあ、頭がまだ働いていません・・・今日は比較的さらっとした文章ですが、次はしっかりとした文章を書きたいものです。
「我々は止まるのではなく、新しい価値観を生み出す為に、むしろスピードを上げて思い切った跳躍をするべきなのだ」(パラレルな世紀への跳躍・本文より)
99%の無駄を省いて1%に集中することを目標としていますが、まだまだ程遠い事務員です。趣味は断捨離と読書。