AppleWatchの無料バッテリー交換を頼んでみた

何度か話題に上げているAppleCare+ですが、Watch Series 6を購入してから月額でずーっとかけ続けています。

バッテリー交換を無料で受けたらずっとかけていた甲斐もあるかな?と思いながら損得勘定をしていたわけなのですが、36ヶ月めにしてようやくバッテリーの状態が「79%」と、無料交換の条件である80%を割り込んでくれました

こんな、修理を促す画面表示をみて喜んでいるのも我ながらおかしな話とは思いますけれど。

■申し込み方法はいく通りか

バッテリー交換を含む修理対応はいくつかの申し込み方法があることはご存知のかたも多いでしょう。
(1)持ち込み修理
(2)配送修理
(3)エクスプレス交換

このうち(1)と(2)は自分のデバイスを純粋に修理してもらうための選択肢ですが、預ける形になるため手元に戻ってくるまで3日〜1週間ほどは覚悟しておかないといけません。

(3)は代替機を送ってきてくれて、かわりに自分のデバイスを返却するというイメージになります。到着したら手元にあるものと入れ替えで送り返すことになるのでとても素早い

私は近隣のジーニアスバーで予約空き時間があったので持ち込み予約を入れておいたのですが、その翌日に予定が変わってしまったたため(3)へ変更しました。

■事前に診断を遠隔で受けられる

エクスプレス交換を申し込む前に念の為にAppleのWEBサイトからチャットサポートでWatch状態をつたえると、チャットをしながら遠隔診断が実行され手元のAppleWatchのハードウェア状態をすぐに確認してもらえます

今回の場合、遠隔診断の結果バッテリー消耗であることの確認とそれ以外の故障がないことが確認できたのでしょう、スムーズに代替品の発送手配に進むことになりました。

ただし、申し込み手続きのなかでAppleWatchに登録してあるSuicaをiPhoneに戻すこととiPhoneとのペアリングの解除をしないと申し込みが進められないということだったので、1日ほど不便だろうなと思いつつしぶしぶペアリングを解除しました。

ちなみにチャットサポートに聞いたところ、エクスプレス交換の申し込み手続きが済んでから代替機が到着するまでの間はふたたびペアリングして使っていても、送り返す際に解除されていれば問題ないらしいです

ただし宅配業社さんがきてからペアリング解除操作をしていたらとても待たせてしまうことになるので注意が必要ですね。(私の環境ではペアリング解除に2分、再ペアリングとバックアップからの設定復元に3〜4分というところでした)

■交換までの日数は?

申し込み手続きが完了した翌日には代替機が発送されたとの通知があり、さらに翌日の午前中にヤマト運輸さんが持ってきてくれました。

届くと同時に開封して中身を確認し、代替機が梱包されていた箱にバッテリーが消耗したWatchを入れてそのまま配達員さんに手渡しで返送完了になります。

あとはApple側に到着して中身を確認してもらえば全ての手続きが完了してクレジットの予約枠(もしも代替機を受け取った人が返送をしなかった場合の決済予約)も解除されるという流れが申し込みから3〜4日というところです。

■さてトータル費用は?

さて、月額でAppleCare+を払いづつけてきて損だったのか特だったのか実績はどうなのだろうという集計をしてみたいと思います。

まず契約当初は月額400円、その後550円に上昇した時期が10ヶ月ほど続いてからふたたび400円に戻るという変則的な支払い実績になっていました。(これは別途Appleさんの窓口に問い合わせたのですがちょっとふわっとした結論になりました。今後は契約締結時点での金額がずっと続くという内容に変更になったらしいですが、3年前は違ったのかもしれません)

もしAppleCare+をつけてなかった場合のバッテリー交換費用は12,200円

AppleCare+の月額は400円(一時期10か月ほど550円※)でいままで36ヶ月。
※為替差だと思うが2022年8月から10か月は550円、2023年6月からは再び400円に戻っていたので念のためにアップルに問い合わせたが微妙な回答であった

トータルでAppleCare+に支払った金額実績は累計で15,900円スポットで交換するよりも+3,700円ほど高くついたというのが今回の実績になります

ですが、その間の保証としてたとえば画面割れなどの故障があった場合でも1回あたり9,800円で修理してくれるというのは、AppleCare+をかけてない場合のスポット修理費36,600円よりは非常に安心感があったとも考えられます。

■買い替えたらかけたほうが得?

もしAppleWatchを買い替えたら次はAppleCare+をかけるか?と問われたら微妙なところです。というのも、現時点での月額料金は580円まで値上がりしてしまっているからです。

あくまでもバッテリー交換費用と比較した場合には20ヶ月めくらいで月額費用のほうが上回ってしまうことになりますし、今回のバッテリー交換まで3年かかったという実績からもそんなに早く80%を割り込むなんてことは無いのではないかと思われます。

ただし、私はどうも腕に巻いているとき時計部分を壁や柱に勢いよくぶつけてしまう癖があります(これはアナログな時計のときでもそうでした)

いままで致命的に壊したということはないのですが、コンクリート相手にぶつけてしまうと画面が削られてしまう恐れがありますし、実際それでG-Shockのガラス面にも傷が入ってしまってます(涙)

できれば新機種であるうち(1年間)くらいはAppleCare+をかけておいたほうが、毎日のように持ち歩くものなので安心感があって良いとは思うのです。

が、さて、12ヶ月の間580円を支払い続けると累積で7,000円ほどとなるので、それならばちょっと美味しいものでも食べたほうが良いような気もしてくる微妙な料金設定になってしまいましたね。


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日本一撮り鉄に優しい復元屋さん

公式サイト上では一足先に告知していますが、弊社は「日本一(暫定)撮り鉄にやさしい復元屋さん」と言い切っています。

もちろん「日本一」を標榜するにあたってはしっかりした理由が必要なわけなのですが、これは他社では見られない「撮り鉄を対象にした大幅な割引施策」が存在することが根拠になっています。

■具体的にどういう施策?

普段の当社の復元作業工程では、復元できるデータの内容確認を人の目で行うことはなくシステム的にエラーチェックを行なっています

これはもちろんプライバシーを重視するためとうのが一番の理由なのは間違いありませんが、それと同時に現実的にカード1枚あたり数千枚・数万枚の写真データが記録されていることが当たり前な昨今、それを人の目でチェックしていたら時間がいくらあっても足りなくなってしまうという事情のほうが大きい要素だと言えます。

と、ここまでは通常業務を遂行する上での大前提。

撮り鉄の皆さんからしてみたらご自慢のショットというものが存在するはず(私もそうなので)。それをぜひ閲覧許可いただくという条件として、お礼の気持ちを料金割引として適用させていただくというのが主旨になります。

はい、新型コロナが5類に移行したとはいえその他の兼ね合いもあり結局のところコロナ禍以降なかなか自由に出かけることもできず、撮ることも乗ることもままならない状況で荒れ果てた心をなんとか癒していただきたいという切実な願いがこもっています。

■なぜそんなことが実現できる?

もちろん、客観的に見ればこんな馬鹿げた割引施策を公式に採用するのもどうよ、という葛藤はあったのですけれども。

やはり自由に出掛けられないというのは日々のモチベーションに影響するのです。

ですので旅好きな方や撮ったり乗ったりするのが大好きな方々のその力強いエネルギーをぜひ借りたい気持ちになっているほど切実なのですよね。

割り引かせていただいた料金についてはふたたび切符代に充ててもらうこともできるでしょうし、ぜひともWin-Winな関係を構築できたら良いなと淡い期待をよせております。


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