スープとシャワーと損得勘定

私は損をしているなあと思うことがあります。

残念なことに私は猫舌です。だから朝起きてすぐにコーヒーもスープも飲めません。それってなんとなく損をしているような気分です。

いつも行く喫茶店ではブラジルサントスと玉子サンドを頼みますが、同時に出てくるのでブラジルサントスが少し冷めるのを待っているうちに玉子サンドがあっという間になくなってしまうので、とても損をした気分になります。

もうひとつが、お風呂が嫌いです。温泉も銭湯にも行きません。でもシャワーは毎日浴びます。仕方がないので諦めて無心でシャワーを浴びます。お風呂が好きだったら、半身浴をしたり、温泉に行ったりできるんだろうなと思うのでちょっと残念です。

だけど、私は幸いなことに読書が好きだし、掃除も好きです。苦手な人はもしかしたら損をしているのかもしれません。好きなだけ本を読めるのも、片付いた部屋でのんびりできるのも得なのかなあ・・・

あまり損得勘定はしたくないなあと思いながらも、あったかいスープを目の前にしてジレンマを感じていると、ついつい損得勘定してしまうのは大阪の血が流れているからなのかもしれません。