コーヒーと無国籍

今日は久々に喫茶店めぐりでもしようかと考えています。今日は区の北端まで行って順番に南下していくルートにしようかなあと思っているところです。喫茶店めぐりではまずマイルールがありまして、

  • ホットコーヒーを注文すること
  • 最後まで美味しく飲むこと
  • 入りにくそうなところほど思い切って入ること

以上3点です。入りにくそうなところほど思い切って入ることに喫茶店めぐりの面白さがあって、妙な店の雰囲気を醸し出しているところは妙にワクワクします。いい店を見つけられるといいのですが・・・

ひとりで喫茶店をめぐるときは大体お供の本を一冊選んでいくのですが、今日は論文にしようかと思っています。「無国籍の情景 -国際法の視座、日本の課題」阿部浩己著。無国籍についての論文です。短大時代に熱心に勉強していたことが無国籍についてで、簡単にいうと、国籍の無い人たちのことです。国籍がないことによて不利益が生じたり、教育や医療が十分に受けられなかったり、数々のデメリットが存在します。国籍がもともとなかったり、何らかの事情で国籍をはく奪されたりとさまざまな事情がありますが、無国籍者が日本にも存在していることを知らない方も多く、そもそも国籍の無い人なんているの?と思われる方も多いです。(無国籍について書けば非常に長くなるので、藤田嗣治同様またの機会にだらだらと書けたらいいなあと思っています)

今日はゆっくり南下しながらコーヒーの味を楽しめたらいいなあと思っています。

ひさびさに本業に絡む情報を

ここしばらくの傾向としては、SDカードなどの大容量化のスピードがより一層早くなったかなと感じています。
特に、64GB以上のSDカードやUSBメモリをお預かりする機会がここ数ヶ月で格段に増え、それに連れて検査に要する時間も確実に増加傾向にあります。

要因としては価格が落ち着いてきたことが真っ先にあげられると思うのですが、それ以外にも高解像度デジカメやムービーによって記録されるデータ容量が大きくなってきたことでの需要増加というのもあるのでしょう。

かたや、日常的に弊社に寄せられている案件をみるかぎり、まだ品質が安定してきたなと思えるのは16GBあたりの容量までで、32GB以上のものについては「ある日突然なにもできなくなった」という致命的な症状の割合が多いと実感しています。

またこれは容量にかかわらずですが、検査でお預かりしたSDカードの症状が救出可能な限界ぎりぎりといった状態であることもしばしば。
もっとも際どい事例だと、検査が完了したとたんに完全に沈黙してしまうものもあり「カードがギリギリまで頑張ってデータを渡してくれたんだな」と感じることも。
これが、復元作業は基本的にワンチャンスしかないと思って取り組んだ方がいいと言われる所以です。

あまり一般には経験する回数は少ないかもしれないですが、SDカード内で潜在的に不具合のある記録領域にアクセスしたとたんにすべてのデータが消失したり、ひどい場合にはそれを最期にカード認識すら不可能になるものもあったりします。(例えば念入りに全領域フォーマットをかけたらカードが丸ごと使えなくなるというお笑いのような話しになります)

さらには、しばらくの間 使わずに放置していたカードの中身を確認しようとしたら綺麗さっぱり消失していたという事例も最近は増えてきており(大容量のカードを買った際に旧カードを放置してしまうケースが増えているのでしょうね)、つくづくメーカーさんには「短期間でデータが消えるおそれがあるよ」としっかりアナウンスしてもらいたいものだと思います。