いつ新型MacBookが出ても不思議じゃないような時期になってきているというのに、やはり使っている飼い主に似てくるのか丸々と膨らんでくるMacBookAirの落ち着かなさに我慢の限界がきてしまい、とうとうオーダーしてしまいました、MacBook 12″ゴールド。Airの時と同様にちょっとだけカスタマイズモデルなおかげで納品まで待たされてしまうこと一週間。
Airよりもちょっぴりコンパクトになり、AirよりもSSD倍増の512GBで、Airよりもメインメモリ倍増の16GBです。
でもCPUはCore i5のままでクロックすら1.3GHzとまったく違わないわけで、待たされることがない限りは速度にたいしたこだわりがないというのがこの辺りの選択にも如実に現れているスペックです。
Airからのデータやアプリの移行は、いままで外付けHDDでTimeMachineを使ってバックアップをしていたのでほとんど何も考えることなく移行完了。
自分ではApple信者では無いと言い張ってはいるものの、このあたりの作りはやはりAppleの方が楽だなあとつくづく思う。いちいち環境づくりに時間や労力を取られなくてすむのは本当にありがたい。
ただ1点のみ失敗したのは、初期設定時に旧ユーザー名と同じにしちゃったが故にTimeMachineから移行ツールを使ってAirのデータを移管しようとした際、ログインユーザーと同じであることが災いして置換えができなかったこと。今度からMacOSで初期設定する時にはSetUpStaffとか適当にアカウントを作るようにしよう。
ユーザー名がもともとのものと変わってしまった影響か、参照するファイルをフルパスで指定するようなアプリではインストールし直したほうが解決が早いようなトラブルがいくつかあった。
・LINE:一旦アンインストール後アプリストアから再インストール
・VirtualBox:インストーラをダウンロードしuninstallスクリプトを実行。その後ターミナルから”/User/ユーザー名/Library/VirtualBox” “/User/ユーザー名/VirtualBox VMs”を管理者権限で削除。その後に再インストールするわけですが、エラーで正常終了しない場合には「セキュリティ」の設定からOracleの実行許可をしてあげないといけないようです。
そのほか、元の仮想PCとのチップセットやポインティングデバイス、拡張機能やストレージのコントローラ設定はちゃんと控えておいて新しい環境でも同一設定にしてあげないと起動に失敗することがあります。(特にデフォルトがIDEになっていて、SATAでインストールしたWindowsが起動しないのにはハマってしまいました)
今回、本体買い換えにあたってもっとも気がかりだったのが、外部I/FがUSB-C1つのみになってしまうこと。
充電すらUSB-Cで行うという思い切りの良さはまあ許せるにしても、せめてポートは2つ積んで欲しかったなあというのが最後まで迷ったところ。手持ちのUSBケーブルやUSBメモリなどいろんな周辺機器が接続にUSB-A(いわゆる普通の平べったいUSB端子)を要するわけで、その変換に必ず必要になるであろうUSBハブとUSBコネクタのアタッチメントをひとまず確保しておくことにしました。
まずは、持ち歩き用に重宝しそうなUSB-A -> type-C 変換コネクタ。アマゾンで2個いり699円。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0791YX2D1/
つぎに、PD/HDMI対応USBハブ。アマゾンで2,860円。
あまりウチの使い方でHDMIの需要はないかなと思ったものの、さして値のはるものでもないので。
(うっかり、似たような形でSDカードリーダー内蔵のPD非対応ハブを選んでしまいそうになった)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0797WT44V/
さて、当面は充電のことなど気にせずに内蔵バッテリーで充分自由に動き回れると思うけれど、のちのち移動中に本体を充電したくなった時にはいったい何ワットくらいの電源があれば良いのだろう。
USB-Cなのでわりと外出先で電源が確保しやすい時代がもうすぐそこまで来てそうに見えるのだけど。
MacBookAir11″と比べてほんの少しだけれど、コンパクトで軽くなったのはありがたいところ。さあ、新しい相棒として活躍してくれることを大いに期待しよう。