部分破損のメモリが増加しています

最近、少しだけ機材が充実してきて検査や救出作業の効率もよくこなせるようになってきたわけですが、気がつくといつもいっぱいいっぱいの救出要請が・・・

なかでも最近急激に増えてきているのが「間違えて消してしまった」と思って預けてみたものの、実際に検査をしてみると読み書き不能となっているメモリ領域が多発していることが。

こういった破損ブロックを抱えているメモリーカードでも、スマホ等によっては一見正常に動作しているように見えてしまうことが多く、結果として「間違えて消してしまった」のではないかな、と考えてしまう様子。

症状が軽いうちであれば破損ブロックの影響も限定的なのでデータを救出できる可能性は高いのですが、こういった症状は時間の経過や利用頻度とともに拡大していってしまう傾向があるため、早め早めのデータ救出がとても重要になってきます。

こういった症状が広がってくると、スマホの動作が遅くなったりアプリが固まるなどの症状になって表れ、データが部分的に消失したりといった事が起こってきますので、動作がおかしいなと思ったらまずはメモリーカード側を疑ってみることが必要です。

 

Safariが起動しなくなった

MacBook Airを使い始めて1か月。
一番最初につきあたったトラブルが「Safariが起動しなくなる」というもので、使いはじめてから1~2週間目という速さでした(^^;

ノウハウもまだまだ皆無だったのでAppleさんに聞きながらいろいろと試してみたものの結局はMacOSの再インストールというのが妥当だという結論で、素直に再インストールしたわけなのですが・・・

それからしばらく機嫌よく動いてくれていたのに、昨夜またしてもトラブルが。

今度はシャットダウンできない。強制OFFすると今度は起動しない(セーフブートすらできない)という問題に。
TimeMachineでのバックアップは5日前あたりまで残っていたので再インストールという方針には決めたものの、直前まで書いていたソースコードだけはなんとかバックアップしておきたいもの。

手元のUSBメモリにソースコードのファイルだけコピーしようとしてみたが、シングルユーザーモードではUSBメモリがマウントできず、あきらめて頭に残っているうちにさっさと作業を進めようかと思ったとき、ふと起動ディスクの復旧用領域から起動してもターミナルが立ち上がることに気づいた。

このターミナルからならばUSBメモリもマウントできるし、起動ディスクの内容もすべてアクセス可能なのでさっさとコマンドラインからソースの格納されているフォルダごと「cp -r ~~」とUSBメモリ側にコピーし、気持ちよくTimeMachineからの5日前の時点まで復旧処理を実行。
※いま考えると、再インストールを試してみて挙動を確かめるのも面白かったかも。

2時間ほどは待たされたものの、すんなりと復旧処理も終わり、USBメモリに退避していたソースも元通りにして作業終了。

と、なることを期待していたのだが、
なにげにSafariを起動しようとすると、すぐにSafariが落ちる。
どうやら購入直後に経験したトラブルと似ているっぽい・・・

が、以前のSafariトラブルとは違い、セーフブートでは素直に動く。でもそこでいくら安全そうな設定に変えても通常ブートでは起動してくれない。

昨晩復旧したところなのにまたOS入れ直しか?という脱力感を一瞬感じたものの、ひょっとしたらという期待を込めて以下からMavericksのセキュリティアップデートをかけてみた(もちろん適用済みな内容ですけれど、Safariが含まれている様子なので)

http://support.apple.com/ja_JP/downloads/

すると、みごとに機嫌よくなってくれた様子で、ちゃんとSafariが起動してくれるようになった(^^)
こんなにあっさり復帰するのなら、さっさと試しておけばよかったと思うのは、トラブルシューティングの常ではありますが。

 

設定変更テスト

これはWEBサイトの動作設定変更テストです。

 

MNE008E 電子署名が付けられない!

年が明けると何かと提出書類があるわけなのですが、さて1月末日と言えば給与支払い報告書や源泉徴収票、法定調書などなどを準備せねばならぬわけで・・・

この時期になるとe-Tax(国税)やeL-Tax(地方税)を活用することになりますね。毎年のこととは言え、利用するためのソフトを起動するたびにバージョンアップがあるわけで、バージョンアップのたびになにかとトラブルも覚悟しておかないといけないわけですが(^^;

今年も、ありました。
eL-Tax側を利用するPCdeskで、最新のものへのソフト差し替え(今年はアンインストールを含む作業が必要でした)を行ったあと、ひとまずは順調に利用できているように思えたのですが・・・いざ作成したデータを送信しようとすると、電子署名をつける段階で「MNE008E カードに接続できません」というような内容のエラーメッセージが。

Windowsがはまってしまっているのかと再起動をかけてみても改善せず、JPKIソフトではICカードを正常に読めていることからPCdesk特有の問題だと認識。

怪しそうなところを調べてみると、やはりまだWindows7 64bitのユーザーは油断してはいけませんね、公的個人認証(JPKI)インストールフォルダの設定が空になってました(^^;

そもそも32bitバージョンであれば問題はないのかもしれませんが、64bitバージョンの場合JPKIソフトがインストールされるのはc:\Program Files (x86)\JPKIになりますよね。ここの設定がデフォルトでは不備なことからICカードへのアクセスができなくなっている様子です。

ためしに「6.オプションメニュー」-「公的個人認証(JPKI)インストールフォルダの設定」の項目を開いてインストールフォルダの設定欄が空だった場合には「参照」ボタンを押し、”c:\Program Files (x86)\JPKI”フォルダを選択し「OK」として設定してあげると、すんなりとICカードでの署名ができるようになりました。

いやぁ、これが31日ぎりぎりで処理していたらヒヤヒヤものでしたが、少し余裕をもって処理しててよかったです(^^;

 

2014年もよろしくお願い致します

昨年も大変多くのお客様にご愛顧いただき、極めて多忙な中でも多くのお言葉をいただきまして感謝でいっぱいの1年でありました。
本年もより一層の技術研鑽に努めて参りますので、どうぞ株式会社パソコントラブル救助隊をよろしくお願い致します。