高校生のための臨床心理学

早いもので、7月ももう3分の2が過ぎてしまいました。何か夏らしいことを!と思いながらも結局いつも通り何もしない夏になってしまいそうです。

マスターにはどんな内容でもいいよと言われましたので、さてさて何を書こうか、悩んだ結果、多くは趣味の読書の話になりそうです。

表題の「高校生のための臨床心理学」本屋さんには売っていません。一昨年大学生になった妹の付き添いで色んな大学が合同で学校説明会を催していたときに、この本欲しさに高校生たちに紛れて入手したものです。よって非売品。

内容は、カウンセリング、同性愛、フロイトだったりを色んな書籍から抜粋して、うちの大学の臨床心理学部ではこーんなことやるんですよといった感じです。「メールカウンセリングの可能性」「同性愛の思春期」非行、コンプレクスと、高校生にもとっつきやすい内容がちらほら。

この本自体は薄いものですが、心理学に興味がある人にすすめてみようかなあと思った一冊でした。一昨年に入手したということは、それから2年経ったということですね。やっぱり月日が経つのは早いものです。

Gmailのメール不着率が高すぎる!

ネットでのやり取りが多くなる事業者さん共通の悩みかと思いますが、YahooメールやGmailに代表されるようなフリーメールアドレス宛への送信メールがなぜか届かないという現象が最近また多くなっているように感じられます。

そもそもの原因は迷惑メールを排除する仕組みにあるわけなんですが、どういう基準で迷惑メールと必要なメールを見分けるかといった判断基準は当然ながら非公開となっています。

しかも、メールサーバー単位で画一的なルールでの判断が行われるならまだ被害は少ない(届かない場合には発信したメールがすべて不着になるので事業者側の立場としては判断しやすいし対処もしやすい)のですが、実はなかなかそう簡単ではなくって、どうやら各利用者さんが実際に受信してしまっている迷惑メールの種類や件数、その他もろもろの設定やアクションで判定基準がかわってくるような様子です。

最近たちの悪い事例としてはGmailを使っているお客様あてのメールで、こちらから送信した2回目か3回目くらいまでの送信メールは正常に届くものの、その後はたと届かなくなってしまうというもの。

お客様からしたら弊社からのメール連絡がいつまで待ってもこないものだからひたすら待っていただくことになり、こちらとしても届いていないとは判らないためにひたすら待ちの状態となってしまうことに・・・

こういった事態をさけるためにも本来であれば必要なメール送信元のアドレスについては「受信許可アドレス」として登録してもらうのが確実なんですが、実はその画面までたどりつくのがまず不可能なんじゃないかと思うほどややこしいのがまた悩ましいところです。

さらに、弊社のような中小零細だけの問題かと思いきや、実はつい先日アップルさんとのやり取りをしていた最中にも発生しました。

というのも、開発者登録のためにいろいろとアップルさんとメールのやり取りをしてたんですがその時にこちらが使っていたのがGmailのアドレスでして、何度かやりとりしてる最中に突然連絡が止まってしまったんです。

アップル側での確認に手間取っているのかな?と1日ほど待ってみたんですが届かないために、念のために確認してみたら見事にアップルさんからのメールが迷惑メールボックスに(>_<)
アップルさん曰く「米国のサーバーから発信される全文英文のメールなので迷惑メールと判定されやすい」という言い方をされてはいましたが、まさかこんな大手が発信しているものでも誤判定されるとは、実はけっこう世の中に埋もれてしまっている重要なメールの件数というのも多いのじゃないかなと危惧します。

 

 

 

Trimの影響でSSDのデータ復元が困難になる

ここ最近わりと手を出しやすい価格帯の製品が出てきたことや、ドライブ自体の容量も実用的なレベルまで引き上げられてきたことでSSD(Solid State Drive)が波に乗ってきた感じがしますね。

I/Fの違いでいくつかのラインアップがありますが、お手軽なものとしては従来のHDDと単純に入れ替えることができるATAに対応したものがあり、ちょっと知識のある方であれば、いま使っているパソコンの起動ディスクを高速で静かなものに入れ替えようと考えてもわりと簡単にできてしまいます。

さて、パソコンのハードディスクと同様に扱うことのできるこのSSDですが、データ復元の観点からみるとちょっと厄介な代物で・・・フラッシュメモリの構造上の話しは長くなるので省略するとして、効率よくSSDを動かすためにTrimコマンドというものがATAの規格で登場しています。

このTrimコマンドはWindows7以降から対応するようになっているとのことなんですが、これが有効な状態のOSでは不要となったデータ(消去したデータの存在していた)ブロックのデータを実際にクリアしてしまい、次のデータの書き込みを高速に行えるようにするというものです。

よく、起動できなくなったりデータが破損したHDDをから重要なデータだけを取り出す目的で他のパソコンに接続して復元ソフトなどを使うという手段が手慣れた方の間では当然のように行われていましたが、SSDの場合に同じようなことをしてしまうと、Trimが標準で有効になっていることから影響を受けてしまい、データを救出するどころか完全に消去してしまい、とどめをさしてしまう可能性も浮上してきます。

いまやWindows7すら旧OSとなってしまっているので、すでに一般的なパソコンではすべてTrimコマンドが有効になってしまっていますから、SSDでトラブルが発生したときにはむやみに他のパソコンに接続しないことがデータ復元を行ううえでもとても重要な要素の一つになってきます。

 

部分破損のメモリが増加しています

最近、少しだけ機材が充実してきて検査や救出作業の効率もよくこなせるようになってきたわけですが、気がつくといつもいっぱいいっぱいの救出要請が・・・

なかでも最近急激に増えてきているのが「間違えて消してしまった」と思って預けてみたものの、実際に検査をしてみると読み書き不能となっているメモリ領域が多発していることが。

こういった破損ブロックを抱えているメモリーカードでも、スマホ等によっては一見正常に動作しているように見えてしまうことが多く、結果として「間違えて消してしまった」のではないかな、と考えてしまう様子。

症状が軽いうちであれば破損ブロックの影響も限定的なのでデータを救出できる可能性は高いのですが、こういった症状は時間の経過や利用頻度とともに拡大していってしまう傾向があるため、早め早めのデータ救出がとても重要になってきます。

こういった症状が広がってくると、スマホの動作が遅くなったりアプリが固まるなどの症状になって表れ、データが部分的に消失したりといった事が起こってきますので、動作がおかしいなと思ったらまずはメモリーカード側を疑ってみることが必要です。

 

Safariが起動しなくなった

MacBook Airを使い始めて1か月。
一番最初につきあたったトラブルが「Safariが起動しなくなる」というもので、使いはじめてから1~2週間目という速さでした(^^;

ノウハウもまだまだ皆無だったのでAppleさんに聞きながらいろいろと試してみたものの結局はMacOSの再インストールというのが妥当だという結論で、素直に再インストールしたわけなのですが・・・

それからしばらく機嫌よく動いてくれていたのに、昨夜またしてもトラブルが。

今度はシャットダウンできない。強制OFFすると今度は起動しない(セーフブートすらできない)という問題に。
TimeMachineでのバックアップは5日前あたりまで残っていたので再インストールという方針には決めたものの、直前まで書いていたソースコードだけはなんとかバックアップしておきたいもの。

手元のUSBメモリにソースコードのファイルだけコピーしようとしてみたが、シングルユーザーモードではUSBメモリがマウントできず、あきらめて頭に残っているうちにさっさと作業を進めようかと思ったとき、ふと起動ディスクの復旧用領域から起動してもターミナルが立ち上がることに気づいた。

このターミナルからならばUSBメモリもマウントできるし、起動ディスクの内容もすべてアクセス可能なのでさっさとコマンドラインからソースの格納されているフォルダごと「cp -r ~~」とUSBメモリ側にコピーし、気持ちよくTimeMachineからの5日前の時点まで復旧処理を実行。
※いま考えると、再インストールを試してみて挙動を確かめるのも面白かったかも。

2時間ほどは待たされたものの、すんなりと復旧処理も終わり、USBメモリに退避していたソースも元通りにして作業終了。

と、なることを期待していたのだが、
なにげにSafariを起動しようとすると、すぐにSafariが落ちる。
どうやら購入直後に経験したトラブルと似ているっぽい・・・

が、以前のSafariトラブルとは違い、セーフブートでは素直に動く。でもそこでいくら安全そうな設定に変えても通常ブートでは起動してくれない。

昨晩復旧したところなのにまたOS入れ直しか?という脱力感を一瞬感じたものの、ひょっとしたらという期待を込めて以下からMavericksのセキュリティアップデートをかけてみた(もちろん適用済みな内容ですけれど、Safariが含まれている様子なので)

http://support.apple.com/ja_JP/downloads/

すると、みごとに機嫌よくなってくれた様子で、ちゃんとSafariが起動してくれるようになった(^^)
こんなにあっさり復帰するのなら、さっさと試しておけばよかったと思うのは、トラブルシューティングの常ではありますが。