読書日誌「スプートニクの恋人」

やっと読み終わりました、二回目の停滞を迎えて読了。「スプートニクの恋人」村上春樹(講談社文庫)です。

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ずっと何かが引っかかっていたように読めなかったのに、四国からの帰路の中で、すらすらと読める瞬間があって。でもいつもより時間をかけて読み進めました。喫茶店、ベッドの上、そして四国。長い間バッグに入っていたような気がします。

そうそう、先日四国に行ってきました。人生初めての四国。瀬戸内の海は綺麗でした。

小学校教諭の「ぼく」は、煙のように消えてしまったすみれを追い、遠い異国の島まで向かう。22歳で初めて恋に落ちたどうしようもないレズビアンのすみれを追って。

すみれは小説を好んで読んだ、やせっぽちだった。すみれが大学をやめたのと同じ時期にぼくもその大学を卒業した。

そのあともぼくとすみれの交流は続いて、すみれはぼくの家に来て、小説の話をして、本を交換する。すみれはレズビアンだけど、ぼくはすみれに激しく欲情する。ぼくはその熱い欲を必死に抑える。

すみれは一人暮らしをして、小説を書き続けた。だけど書き遂げることはできなかった。すみれはミュウに出会った。激しい恋に落ちた。22歳の春だった。そこですみれの人生は大きく変わった。

読んでいるとき、遠くへ行きたくなった。村上春樹の小説はいつもそんな気分にさせてくれるのです。限りある現実の、限りない非現実。これから置いていく現実を気にしながらも遠くへ行って、簡単な朝食を作って、ヴェランダで食べる。海へ行って、裸になって、音楽を聴いて、書き物をして。永遠のような時間をどこか遠くで過ごしたい。

そして煙のように消えてしまいたい。

そろそろ確定申告の時期ですね

法人としてはもうちょっと先ですが、個人については3月16日までに提出しなければいけません。

ところで、e-Taxを利用するために住基カードに電子証明書を発行してもらっているんですが、この電子証明書の有効期限が3年となっているのはどうも忘れてしまいがち。

今年も、いまのタイミングでふと有効期限があったことを思い出して自分の電子証明書の有効期限を調べてみると、なんと来月半ばには切れてしまうらしく、いろんな申告に支障がでないように早めに最寄りの役所まで電子証明書を更新しにいかねばなりません。

そういえば前回はうっかりと失効してから気がついて、あわてて役所に相談に行ったら再発行の手続きがややこしかったような記憶があります。(もっとも当時はまだ発行してもらってる人も少なかった様子で、まずは職員さんが手順を確認するところからのスタートだったために余計に時間がかかったようですけれど)

それ以外にも、暗唱番号を忘れてしまい再設定してもらうのにも苦戦したような苦い記憶があったりと、自分の責任ではありますがなんだか面倒で普及しそうにないよなと感じた記憶があります。

さて、こうやって書いていてもいざ来月になったら更新に行くのを忘れて困ったことになってそうな予感がするので、もし「失効してて困った!」という記事がアップされていたら笑ってあげてください。

最近買ったもの

引越すときに持ってきたオーブントースターにガタが来ました。

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可愛らしいオーブンで・・・

新入りはレコルトのソロオーブンです。
デザインが良かったので。それだけです。あと縦型なのと。

横幅21センチなので、ちょっとスペースが取れました。やっとパンの定位置ができたので嬉しい限りです。

1Kのミニキッチンにはパンを置く場所がなかったので、仕方なく玄関に置いてた日々からさよならできます・・・

2段なので食パンは2枚焼けますが、片面しか焼けない。でも気にしない。
炊飯器を持っていないのでどうしてもパンが主食になりがちな私にとって、パン環境が充実したということは自炊のモチベーションも当然上がるわけです。

最近の家電はデザインが良くなっててすごいですね。としみじみ・・・

サンドイッチとビール、最高です。

 

クロネコメール便

クロネコメール便が廃止になると1月22日に発表されたわけですが・・・

「お客さまは知らないうちに信書を送ってしまうリスク」をふせぐために、
本年3月31日の受付分をもって、クロネコメール便を廃止いたします。

とのことです。

簡単に言うと、信書は郵便で送るのはOKだけど、メール便で送ると違法になる。だけどその信書の定義が曖昧だから、お客さまが罪に問われるリスクをふせぐために廃止します。ということなのでしょうね。

そして新サービスも発表されました、気になるのが料金体系。3月発表予定ですが、気軽に本を送ったりネットで購入することが難しくなりそうです。

郵政のクリックポストやゆうメールで代替ということになりそうな予感です。

ちなみにクリックポストというのは、郵政のポスパケットっていう全国一律360円で信書以外を送るサービスの「専用サイト事前入力割引」ってのを使って164円で送れますよっていうもの。

専用サイト事前入力割引を使おうと思ったら、ウェブサイトでお届け先依頼主の住所などを入力し、決済して、ラベルを印刷して貼り付けなければならない。

しかも利用に関してはYahoo!IDと、決済はYahoo!ウォレットが必要。

メール便ほどの気軽さがないのと164円とちょっと高めなのが難点。あとは用紙代とかインク代とか・・・

クロネコヤマトの新サービスが幾らするのか・・・それにつきますね。

 

クロネコメール便が3月末で廃止

クロネコメール便を今年3月末で廃止するということでヤマト運輸さんからの発表があった様子です。

さて、困りました。
基本的に納品の際には宅急便を使っているのですが、メール便で送ってもらったほうが受け取りやすい場合があったり、全国一律の料金だということもあってメール便での納品をすることもしばしば。

さらには、作業ができなかった場合の返送で回復の見込みのない症状の場合では、弊社で送料負担のうえでメール便で返送していたのですが、料金が跳ね上がってしまう場合は返送料金負担ができなくなることも視野にいれておかないといけない様子です。

4月1日以降は別のサービスも運用開始するようなのですが、さてどのように活用できるのか、あるいは別の運送会社のサービスを検討していかなければいけないのか、法人向けの輸送サービスも含めてこれから急ピッチで検討する必要がでてきました。

ひとまずお客様からの送付いただく際におすすめする輸送手段は、今後は郵便局の「レターパック」の優先順位を上げることになりそうです。