充分適度なロマンチック

選挙カーに入学式。そとはとても賑やかです。
さてさて今日はお休みなので、喫茶店に引きこもるか、家にこもるか。
その前にボディーソープやらマニキュアを買わなくてはならない。

今日は「充分適度なロマンチック」について。やっぱり女子はロマンチック好き。

私の中でのロマンチックは、夏の日に白いワンピースを着て麦わら帽子を被っていると、急に強い風が吹いて、麦わら帽子が飛んでいく。風に乗って飛んでいった麦わら帽子を拾ってくれた青年と恋に落ちる。

もしくは、喫茶店で相席になって本を読んでいると、向かいに座っていた男性もその作者が好きで意気投合する。

なんていうベタな話なのですが(そして大抵笑われる)
そんなロマンチックさに憧れていたりもしたのですが、最近気が変わりました。
何となく知り合って、それとなく出かけたり食事をしたりして、適度なロマンチックな場面があって。

非日常じゃなくても、日常のなかにだってロマンチックはあるんだなあと思いました。そういう適度なものでいいんじゃないの。なんて考えるようになりました。

だって私、白いワンピースも麦わら帽子も持ってないし、相席になるような混んだ喫茶店は苦手ですから。

文章の癖と短文コミュニケーション

そろそろマニキュアを塗りなおさなければならないなと思っていた矢先、職場で男性社員に指摘され、意外と見られていることに驚きました。
透明のマニキュアだったので次は桜色にしようかな。
派手な色にしてしまうと気になってしまうので素に近い色のほうが好きです。

今日のタイトルは堅苦しく見えてそうじゃない話題。
「文章の癖と短文コミュニケーション」

文章ってその人の癖がよく出ていると思う。小説を読んでいるとそう思うことが多くて、村上春樹の小説を読むと「ハルキっぽいよね」となるそんな感じ。

LINEが流行して、チャットのような短文でのコミュニケーションやスタンプによって日常でそういう癖を感じる機会が減ってしまったのは少し残念ではありますが。
私自身もメールよりLINEのほうが頻度は高くて、短文とスタンプでやり取りするので否定するつもりは全くないけれど世の中便利になりました。

日本語は文法をあまり意識しなくてもそれなりに伝わる言語なので、言葉の順番だったり、語尾が多少違っていてもそれなりに伝わる。倒置法なんていうものもある。そういったところに人それぞれの癖が生まれて、面白さを感じるんだろうな。

例えば独特な句読点の使い方をする人。口癖のような書き癖?だったりがある人。
短文でのコミュニケーションでは見えづらいかもしれないけれど、見ていると新たな発見があるかもしれません。癖の無いあっさりとした文章も書けるようになりたいです。個性と言ってしまえばそれまででしょうが。

 

本に罪はないけれど

ここ最近色々なことがあってちょっとぐったり気味です。別部署のスピリチュアルなお局様と出掛けることになってしまったり、新人指導があったり。夢にまで出てくるのは正直勘弁してほしいところです。学生時代だったら、皆で飲んで発散しようかとなっていたものが、友達は遠方に就職して今じゃ一人で近所のバーでウイスキーをちまちま飲むようになってしまいました。

大人になるってそういうことなんですかね。

さて、久々に本の話。「本に罪はないけれど」
最近本を読む時間がなかなか作れない中、本の話題です。

読書家の知人からもらった嬉しかった本は「モーツァルトとクジラ AN ASPREGER’S LOVE STORY」(NHK出版)で私のお気に入りの映画の原作です。
タイトル通り、アスペルガー症候群の男女のラブストーリーですが、映画では描かれなかった二人の若い頃、その心情が赤裸々に描かれているという興味深いレビューを見かけたので読む時間を作って読んでみようと思います。

しかし、先日はちょっと苦手なタイプの本を諸事情で読んでいたのですが、所謂スピリチュアルな健康関連の本。本に罪はないけれど、課題図書のようにざっと読みました。健康で長生きするよりも短命でも好きな事したい私からすると肌に合わないというか。

普段読まないような、避けていた本を読むことはまあいいことで。
世の中には色々な思想があるなあと感ぜられた一冊でした。何を思うか、何を信じるか、どう生きるかは人それぞれであります。ある意味勉強になりました。そういえば課題図書なんて響き何年振りかしら。

 

風になれたら星になれたら

春うらら、少し脱力期に入りたいところですが、現実はそんなに甘いものでもなく。
もう少し力を入れとかないといけないだろうなあと肩だけ落とす今日この頃です。
「春なんだからさー、まったりしようぜ」なんて言えたらなあ。
そんなことも言ってられないので、今日も頑張るのみです。

それは置いといて、今日は「風になれたら星になれたら」という話題で。

あと3か月弱もすれば、24歳になってしまう。本は好きだけどたとえば20代のうちにしておきたい○○のことといった類の本は読まないタイプなので何が正解かは自分で見出さなければいけないのだけれども。多分そっちのほうが自分に合ってるんだろうなあ。

そういえばちょうど去年の今頃、一人暮らしを始めて。
まさか一人暮しなんてするとは思ってなかったけれど、10代の頃は仮暮らしで放浪したいなんて気持ちがあったから、1年、一人で暮らすなんてまさかまさかの話で。
電気代とか家賃とか食費とか、頭抱えながら質素に質素に暮らしています。

ふと、思い返すと21歳のときにメルボルンで出会った世界中を気ままに回っているねーちゃんと、語学学校サボって特急に乗ってちょっとした遠足をしてたときのことを思い出すと、いつかそんな風に、風のように思うまま色んな所に行きたいと思うけれど、私にはまだまだ風になれない理由があって。

当分風にはなれそうにはないけれど、いつかそうなりたい。
風になれたら、星になれたら。

 

土曜日くんと帰国子女

この間の土曜日に本を貸す予定だった、通称土曜日くん。
結局予定が合わずに貸すに至ってないのですが、そんな土曜日くんのためにセレクトした本は以下の通り。

「最後の授業」ランディパウシュ(ランダムハウス講談社)
「舟を編む」三浦しをん(光文社)
「恋文の技術」森見登美彦(ポプラ文庫)
「珈琲館タレーランの事件簿」岡崎琢磨(宝島社文庫)
「晩年」太宰治(新潮文庫)
「私の男」桜庭一樹(文春文庫)
「異邦人」カミュ(新潮文庫)

お気に入りの本を中心に土曜日くんの希望を聞きつつセレクトしました。

そんな土曜日くん、
自衛隊→専門学生→留学→バーテンダー→フリーターを経て
帰国子女のガールフレンドが出来たようで。私とは会えなくなったとのこと。
まあ、昨今の女子は妬くかもしれないですしね。

久々に会って、お気に入りのティールームで座談でもしようと思っていたのですが残念。帰国子女のガールフレンドとは何とも羨ましい話ですが。4か国語話せるとな。

土曜日くんの顔は思い出せないまま、この本を本棚に戻すのが何となく虚しい月曜日でありました。

虚しさを隠そうとして昔好きだった、ドイツ語を教えてくれてた人に電話を掛けて、6分間だけ会話した後、Vielen Dank für Ihre Berufung.Gute Nacht.ってメールしたら返信が無くて更に虚しくなったのでありました。