土曜日くんと帰国子女

この間の土曜日に本を貸す予定だった、通称土曜日くん。
結局予定が合わずに貸すに至ってないのですが、そんな土曜日くんのためにセレクトした本は以下の通り。

「最後の授業」ランディパウシュ(ランダムハウス講談社)
「舟を編む」三浦しをん(光文社)
「恋文の技術」森見登美彦(ポプラ文庫)
「珈琲館タレーランの事件簿」岡崎琢磨(宝島社文庫)
「晩年」太宰治(新潮文庫)
「私の男」桜庭一樹(文春文庫)
「異邦人」カミュ(新潮文庫)

お気に入りの本を中心に土曜日くんの希望を聞きつつセレクトしました。

そんな土曜日くん、
自衛隊→専門学生→留学→バーテンダー→フリーターを経て
帰国子女のガールフレンドが出来たようで。私とは会えなくなったとのこと。
まあ、昨今の女子は妬くかもしれないですしね。

久々に会って、お気に入りのティールームで座談でもしようと思っていたのですが残念。帰国子女のガールフレンドとは何とも羨ましい話ですが。4か国語話せるとな。

土曜日くんの顔は思い出せないまま、この本を本棚に戻すのが何となく虚しい月曜日でありました。

虚しさを隠そうとして昔好きだった、ドイツ語を教えてくれてた人に電話を掛けて、6分間だけ会話した後、Vielen Dank für Ihre Berufung.Gute Nacht.ってメールしたら返信が無くて更に虚しくなったのでありました。