景観とカフェ

私はカフェがどうも苦手で、あのお洒落な空間に溶け込めている気が一切しません。

先日のミーティングはカフェに行ったのですが、自分で言うのも変ですがまるで借りてきた猫のよう。昭和の香り漂う喫茶店でなければどうもしっくりこないのです。どうも自分が浮いているような気がして落ち着かない。

三軒目に行った喫茶店は良かった。いつも通っているマスターが無口な店で、過度なお洒落さもなく、こじんまりしていて、FM802が煩すぎず、静かすぎずで丁度よい。そんな店でこそいつもの自分でいられるような気がして、まったりのんびりコーヒーを啜りながらマスターとああでもない、こうでもないとミーティングが弾んだのでありました。

そういえば、海外では私カフェに入れたぞ?パンケーキも食べたぞ?その違いは何だろうって思ったときに、海外のカフェってある程度景観に馴染んでいて、お洒落っていうよりも何だか自然体で、そう日本の喫茶店が景観に馴染んでいるようなそんな感じ。ちなみに海外の町並みが日本と違ってごちゃごちゃしていてもお洒落に見えるのは看板の言語が他言語なので情報として処理する力があまりないからなんですって。景色として処理してしまうから何だかお洒落に見えてしまうそうです。

景観って大事ですね。

There ain’t no place I’m goin’ to

土曜日は久々に中学の同級生とお茶してきました。勿論喫茶店。
今、好きな人いるという彼女の話からは始まり、久々にガールズトークを堪能してきました。街コンのはなしとか、デートの話とか。あれ。こんなに乙女でしたっけ?って思いながら聞いていました。

それはそうと、タイトルが少し意味深ですが・・・

好きな音楽といえばBob DylanでSubterranean Homesick Bluesが一番初めに聴いた曲なので何とも想い出深い一番好きな曲だったりするのですが、最近口ずさむのはMr.Tambourine Manです。今日のタイトルはそんなMr.Tambourine Manからのワンフレーズ。

tambourine manとは、米俗でヤクの売人という意味になるそうで、一説によるとこの曲からその意味ができたとも言われていると最近知りました。少し賢くなった気分です。

Hey Mr. Tambourine Man, play a song for me.
ヘイ ミスタータンブリンマン 僕のために一曲演ってよ

I’m not sleepy and there ain’t no place I’m goin’ to.
僕は眠くないし、僕はどこにも行くところがないんだ

 

ここの歌詞が一番好きだったりします。初めの歌詞です。なんだか10代のときや1年半前くらいのときのことを思い出します。今はとても眠いし、行くあてもあるので、この曲に共感するような機会は滅多にないけれど。

 

もう顔も思い出せないけれど

専ら音楽を聴くときはiTunesだったのに、久々にxアプリを開いたら懐かしの音楽が。
山中千尋、好きだったなあとか、そんな感じで。今日のBGMに決定。コーヒーかウイスキーが飲みたくなります。

今日は「もう顔も思い出せないけれど」ちょっと切ない話。

サザンクロス駅から歩いて5分だか10分だかのところにあるとあるホテルのドミトリーで一緒になった娼婦のねえちゃん。もう顔は思い出せないけれど元気でやっているだろうか。朝起きると彼女は私のために朝ごはんの支度をして眠っていた。

語学学校をサボって、遠くに行こうと言った彼女は特急電車の切符を買ってくれて郊外まで連れて行ってくれた。世界中を好きなように回っていて、美味しいマフィンをごちそうしてくれた彼女は今どの国にいるのだろうか。私がいたから、アメリカ行きを延期してくれたのに、私は現地の友人と遊ぶために彼女の最後の「会いたい」を断ってしまった。

もう顔も思い出せないけれど、あの頃、私は彼女に恋をしていて、それを受け入れてくれたけれど結局会えずじまいで、もう永遠に会うことはない。彼女のくれた本が未だに家にあって、本を見ると思い出すことがたくさんあって。

どこで何をしているのかな。もう会えないのかな。覚えているのは名前だけ。

そんな儚い想い出を時々思い返しては未だに、心のなかで引っかかっています。
もうそれが2年も前だなんて信じられないのです。

本の引越

区の境目に住んでいるので二つの区の選挙カーが走っていてとても騒がしいです。同時に聞こえたときにはもううああああああああああああああって感じです。

そういえば、まだ書いてなかった話題「本の引越」
あの床に乱雑に積み上げられていた本はクローゼットに引っ越しました。

 

  机の隣とブックタワーに入れて文庫本をメインにクローゼットに移動。
床面積が増えてすっきりしました。

にしても、人に本棚を見られるのって結構恥ずかしいですね。趣味嗜好がばれてしまうようなそんな気がします。でも来客なんて限られているのでキニシナイ。その内キッチン周りとかも晒しそうな自分がいて怖いです。

さて、今度のマスターとのミーティングはカフェになりました。カフェが怖い私はきっと借りてきた猫のようになるでしょう。その日のミーティングは2軒回る予定で、布ドリップコーヒーの喫茶店のほうが楽しみだったりしますが。あの洒落た空間と洒落たメニューがどうにもこうにも怖いのです。ポーカーフェイスで乗り切ります。

そんなカフェ恐怖症の私の人生初めてのアルバイトはカフェバーだったりするのですが。洒落たメニュー出してましたよ。なのにお客さんとして行くのはやはり怖かったりするものです。

 

女子力男子

秋くらいに柿とモッツァレラチーズの組み合わせが好きだと書いたはずですが、この季節に柿なんて手に入るはずもなく。林檎とモッツァレラチーズで我慢しています。
塩と粗びき胡椒とオリーブオイルをかけて食べるのが密かなブームです。

昨日は1日寝てました。そして18時半にむくっと起き出して。友達と食事に行って帰ってきて久々にテレビを観ると「女子力男子」特集が。

ざっくり言うと今、女子力の高い男子が流行っているというかモテる!との事でした。男性でも生け花やアロマ、ネイルに美容と色々やってらっしゃる方がいるようで。料理教室に通ってたりするそうです。

私よりも女子力高いです。完全なる敗北です。花を愛でたりアロマ炊いたりしません。料理もネイルも最低限です。なので私は男性に女子力は求めません。求めないというか求められませんのほうが正しいですね。

でも、最近「女子力」という言葉が流行してますね。一体定義ってなんだろう。と思って女子力で検索したらwikipediaにありました、女子力の項目。

女子力とは、輝いた生き方をしている女子が持つ力であり、自らの生き方や自らの綺麗さやセンスの良さを目立たせて自分の存在を示す力、男性からチヤホヤされる力。

 

2009年の新語・流行語にノミネートされてるんですね。つまり6年前。息の長い言葉のようで。ほえええ知らなかった。昨日のテレビでは、女子力男子がなぜモテるのかというと、女性は共感されたいそうです。「このパンケーキ美味しいね」「この服バーゲンで買ったの」という会話に共感してほしい。ボーイフレンドにもカフェでパンケーキやスイーツを食べてほしい。そして、共働き世帯が増えている現状、男性にも家事をしてほしいといった需要からモテるそうです。

うーむ。なるほどそういうことか。

喫茶店派にはちょっと関係のない話。家事は・・・手伝ってほしいかな。たまには。