景観とカフェ

私はカフェがどうも苦手で、あのお洒落な空間に溶け込めている気が一切しません。

先日のミーティングはカフェに行ったのですが、自分で言うのも変ですがまるで借りてきた猫のよう。昭和の香り漂う喫茶店でなければどうもしっくりこないのです。どうも自分が浮いているような気がして落ち着かない。

三軒目に行った喫茶店は良かった。いつも通っているマスターが無口な店で、過度なお洒落さもなく、こじんまりしていて、FM802が煩すぎず、静かすぎずで丁度よい。そんな店でこそいつもの自分でいられるような気がして、まったりのんびりコーヒーを啜りながらマスターとああでもない、こうでもないとミーティングが弾んだのでありました。

そういえば、海外では私カフェに入れたぞ?パンケーキも食べたぞ?その違いは何だろうって思ったときに、海外のカフェってある程度景観に馴染んでいて、お洒落っていうよりも何だか自然体で、そう日本の喫茶店が景観に馴染んでいるようなそんな感じ。ちなみに海外の町並みが日本と違ってごちゃごちゃしていてもお洒落に見えるのは看板の言語が他言語なので情報として処理する力があまりないからなんですって。景色として処理してしまうから何だかお洒落に見えてしまうそうです。

景観って大事ですね。