三宮・CATTLEYA

日曜日は諸用にて三宮まで出かけていたわけですが、用が済んだ後の方が最近は楽しみで、すでにどちらが本当の諸用なのかわからなくなってます。

というわけで、まずは神戸まつりな様子を眺めつつ、撤収がはじまる界隈をぶらぶら。

なんだか書庫バーなる看板が出てたのがそそられたが、こういう時に飲めるツレがいると入って行きやすいのになーと断念。

歩き疲れて座れるところを探していると、こじんまりとした茶店が目にとまる。中をチラ見してみると空いてるそうだったのですかさず店内に入り、タマゴサンドとコーヒーで一息。

入り口付近にあるコーヒー豆?のケースは使ってるのかな?などと店内を見渡しながらぼーっとする時間がとても贅沢に感じる。

店内が静かで居心地が良かったので、2杯目のコーヒーを頼んで寛いでいると次から次へとお客さんが入ってきてすぐに店内は満員御礼に。

挙げ句の果てには8人団体客が来るとかなんとか交渉してたので、少し名残惜しいがさっさと席を立つことに。

意外にも、探し求めていた味に近いコーヒーで美味しかった^_^

ラトックの家電リモコンRS-WFIREX3は結構高機能

少し前に購入したラトックシステムの家電リモコン RS-WFIREX3ですが、GoogleHomeだけでなくAmazon Echoにもちゃんとつながります。

いや、使ってみた印象ではGoogleHomeよりもAmazon Echoでの初期設定のほうがはるかに簡単だったように感じてます。

操作できる内容も、カスタム設定を駆使すれば両者同一になるんですが、自動設定(スマートホームと呼称)の場合にはAmazon Echoのほうが操作できる内容が多かったりするのが微妙な違い。

さて、この家電リモコンの先に、パナソニックのLEDシーリングライト(HH-CC0820AZ)があり赤外線リモコンで操作できるようになっています。
もちろん、家電リモコンの設定アプリの中にもパナソニックのシーリングライトは多数プリセットがあるんですが、なにせ派生機種が多いのと細かな品番があわなかったりするので躊躇します。
適当に見た目がにたようなものを設定しておけば問題なく動くのですけどね。

ただ、こまったことにAmazon EchoやGoogleHomeに対して自動設定できる範囲だと、照明オンコマンド=「全灯」がプリセットされています。
普段は50%くらいの明るさで使っているのでリモコンだと「全灯」ではなく「点灯」という側を使うのが日常なのですが・・・

カスタムコマンドでは「点灯」(50%くらいの調光で)を送信させることもできるけれど、そのためには「OK,Google、”家電リモコンを使って”照明を点灯して」と長いコマンドを詠唱しなければならなくなる。
単純に「照明をオンにして」だと自動設定の「全灯」コマンドが常に発信されてしまうのだ。

なんとか自動設定の照明オンコマンドを「全灯」から「点灯」に変更できないかとラトックさんに問い合わせてみたのですが、答えは「送信するキーの内容は変更できません」と。

ただ・・・キーに割り当てられている赤外線コマンドを再学習させることはできるので、「全灯」キーに対してリモコンの点灯ボタンの内容を学習させてしまえば解決できるらしいと教えてもらった。
てっきりプリセットされているリモコンコードは変更できないものと思い込んでいたので目から鱗。

キーの内容が「全灯」のままなのはちょっと微妙な感覚だが、実用上はまったく支障ないので無事に解決したのでありました。

総じて、なかなかポテンシャルとしては優秀なデバイスで、簡易的な照度計機能や気温&湿度の情報も取得でき(照度計の機能は後継機では簡略化されたらしいですね)、もっとアプリ側が充実すればさらに高度なことができるんじゃないかと期待できるリモコンです。

小さい画面のついたスマートスピーカーAmazon Echo Spot

ものすごく個人的な意見ですが、物珍しさでついつい買ってしまったGoogle Home Miniをなんとか活用したいとおもいつつも馴染めない状態がいまだに続いています。
そもそもAmazon Echoが招待制だったころ、申し込んでもなかなか購入できる状態にならなかったところにたまたまGoogleHomeが半額だったから買ってみたというだけで、いずれ進化していくデバイスだし期待を込めて買ったわけなのですが・・・

やっぱりウェイクワードが「OK,Google」とか「ねえ、グーグル」とか「Hey,Google」とかだとどうも引っかかってしまう。ブランド名を連呼させる戦略だろうと思うのでここが改変されることはないのだろうなあと諦めてますが、なんだかいつまでたっても馴染めないワードですね。

そんなこんなで、朝一番に照明とTVをオンにしてもらいながら日の入り時刻と天気を読み上げてもらう程度すら時々面倒に感じるくらいなGoogleHomeとはうらはらに、小さな画面付きのAmazo Echo SpotのテレビCMを目にするたびに「ああ、案外実家に置いておく用には良いかもしれないなあ」などと妄想を膨らませるようになってきました。

そして、
ちょっと探し物があってAmazonのサイトを開くと、期間限定でAmazon Echo Spotがいつもより5,000円ほど割り引かれているじゃありませんか。
しかも、携帯乗り換えでもらった期間・用途限定のdポイントの使い道もどうしようかと考えていたタイミングだったので、これはちょうどよいと1つ試しに買ってみることにしたのでした。

もともとは、画面付きならばEcho Spotのような小さな画面ではなく、もうひとつ大きな画面がついているほうが使い勝手が良いのではなかろうか?と考えていたのですが、世間の声をよくよく聞いてみると特に男性陣は私と同じ区大きな画面派が多いのに対し、女性陣では小さい方が良いという意見が多数の様子。
なぜか・・・小さい画面でなにが写っているのかはっきり見えないほうが、すっぴんで写っても平気でいられるから、という事らしい!!気づかなかった。大変迂闊でありました、確かにそうかもしれません。(カメラ性能とディスプレイ性能は別だぞというツッコミはさておき)

さて、このEcho Spot、小さいながらも画面を搭載していてしかもタッチパネル操作ができるので本体単独でもさまざまな設定が可能なのですが、さらにスマホにアプリを入れておけばよりこまめな設定もできる様子です。
たとえば、スマホ本体からお気に入りの写真を転送してアナログ時計の背景に設定するなんてこともアプリから簡単にできました。
背景に設定する画像によっては、とってもチープな目覚まし時計としか思えなくなってしまうから不思議。まったく目立ちません。

でも試しにPrime Videoで適当に再生をさせるとこの小さな画面でもちゃんと映像が映し出され、それなりに鑑賞できるから面白い。
実用性はさておき、遊べます。

すぐに感心した点は、ウェイクワードをなんども言わなくても1つの命令を実行し終えたあとは自動的に次の命令をしばらく待機してくれています。Google Homeでも英語設定であれば同様の動作になるんですが、いまのところ日本語ではいちいち「ok,google」と言い直さねばならないのが面倒ですね。

そのウェイクワードも、ご存知のとおり「Alexa」が初期設定でその他「Echo」「Computer」「Amazon」と任意に切り替えることができます。「Computer,TVのチャンネルを1にして」なんて呼びかけ方になるのが好きな方にはたまらないのかも。

そして今のところ残念なのが、利用者のニックネームを設定できないところ。
これはたとえばAppleのSiriだと「私のことはこれからマスターと呼んで」と言えば覚えてくれますし、GoogleHomeだとアプリで「マスター」と呼ぶように設定できます。しかしAlexaちゃんには今のところそういった機能は実装されていないようで、あくまでもアドレス帳に登録されている名前(アマゾンに登録してある名前?)で呼び返してくれます。

また、GoogleHomeでは通常は日本語設定にしておいても第二言語として英語を設定しておくと、たまに英語で呼びかけたときに自動的に英語で返答してくれるようになりますが、Alexaちゃんはたとえ英語で呼びかけても返答は日本語になります。わりと頑固なのかもしれません。

USBケーブルが原因でSSDのファイルが消えた

手元の機材の組み合わせでたまたまトラブルに遭遇したおかげで、再現性がほぼ100%です。
職業柄、半分くらい喜んでいるおかしな奴です。

いや、本来はファイル消失なんてトラブルに遭遇したら悠長なことは言ってられないはずですが、いかんせん会社の実験機ですからどうということはありません。復活させるための検査機材も豊富に揃えております(笑)

今回はほんとにたまたま、実験目的ではなくってちょっと大きめの動画ファイルを編集する目的でポータブルSSDに移動したんですね。
で、そのあとで手元のMacBookにポータブルSSDを接続して編集する手はずだったんです。もちろん、いままでに何度も繰り返している手順です。
ただ今回たまたまいつも使っているUSBケーブルが他で使用中だったので予備のケーブルで接続したんです。

予備といっても、元を正せばそのポータブルSSDの添付品なのですけれど、たまたま開封する手間を惜しんで、普段はほぼ同じ形の他社付属品のケーブルを流用していたわけです。

まずは、デスクトップパソコンのHDDに保管されている動画データをポータブルSSDへとコピーを行うところまでは何の問題もなく完了できました。転送レートを見ていても平常通り。
そして、そのSSDをMacBookにHUB経由で接続し、いつもの手順通りにファイルの中身を確認しようとするとなぜかディスクの不正な取り外しと注意を受け・・・でもまた勝手にマウントされて、さらにしばらくすると勝手に取り外されたことになり・・・繰り返し。
単純な接触不良を疑ってケーブルの指し直しをしたり、HUBから本体へ直結するように切り替えたりしても症状は改善せず。

ここで、いつもの組み合わせで使っているUSBケーブルが戻ってきたので、もしやと思いケーブルを差し替えてみると・・・いままでのことが嘘だったかのようにスムーズにマウントされ、様子を見ていても途切れることがない正常な状態。

なるほどそう言えば、何年か前にもWindows10機のファイル転送時に、USBケーブルの品質が原因で3.0接続したHDDの転送エラーレートが極端に上昇してしまうという実験レポートが上がっていたなと思い出し、すぐさま問題のあったケーブルにタグをつけて使用不可機材と書いておいた。

さてこれで決着かと思いきや、つなぎなおしたUSBケーブルでポータブルSSDの中のファイルを確認しようとするとなぜだか開かない。Finderからドライブを開いてみてみるとディレクトリ構造やファイル名はそのまま残っているものの、よく見るとファイルサイズが「0」になっている!(ちなみに、もともとは40GBほどのファイルです)
そう、すっからかんの状態のファイル名だけが残っている状態。
おそらく交換前のUSBケーブルでSSDをマウントしている間に、タイミング悪くファイルへのアクセス中に途切れたことになってしまっていたのだろう。SSDへとコピー完了した際には正常にコピーできていることを目視確認しているのでその後に消失したことは疑いようがない。

せっかくなので、再度SSDへと同じファイルをコピーし、相性の悪いUSBケーブルで接続が途切れる様子を再現してみると再びファイルサイズが0になった。おそろしいものである。

ここまで簡単に消えてしまうというのはSSDならではというアクシデントなのかもしれない。
USBケーブルを正常なものに取り替えて再び同じファイルをコピーしてきてみると、今度は特に消えたりすることもなく正常に編集することができた。
やはり、USB3.0以降はケーブルの品質にもかなりシビアなものが要求されるらしい。
HDDケースに添付されていたものであっても油断してはいけない。大切なファイルが一瞬の判断ミスで消えてしまってはたまったものではないので、皆様くれぐれもご注意を。

SDカードのデータ保持品質が全体的に低下?

最近の傾向として、ビデオカメラで使用されていたSDカードのデータ救出依頼の割合が増えてきています。

実は弊社のデータ救出サービスは「写真データ」と銘打っているものの、動画データの修復も得意分野の1つでして、テレビ各局からのお仕事もいただいております関係からおそらくは創業以来 他社さんよりかなりのノウハウを吸収できていると自負しています。

さて、プロユースは別として、個人利用されている方ではSDカードに何年分ものデータを撮りっぱなしにしているケースがいまだに後を絶ちませんが、それでも市販されているSDカードの保存性能の実力としては5〜10年ちかくはみてとれる状況だったのです。

ところが、ここ1〜2年でどうもその状況がかわりつつあるように感じられます。
特に、64GB以上のSDXCカードが比較的安価になってきてからでしょうか、撮影してから1年ほどでデータが再生できなくなるといった症状で寄せられる案件が増えてきました。

たった1年で?と思われる方も多いかもしれませんが、実際にカードをお預かりしてみるとだいたいの案件では部分的にデータが欠落し始めている症状が出ており、動画データでは映像が乱れたり再生できない状態までデータが失われていたりしますし、写真データであれば部分的にグレーになったり乱れた画像に変わってしまっていることが多くなっています。
もちろん、こういった目で見える症状は昔からデータ破損の典型的な症状として存在していたのですが、復元依頼に至るまでのSDカードの使用や保管状況をお聞きするとどうも従来とは違う傾向が強くなってきています。

というのも、1年ほど撮影に使ったあと、カードがいっぱいになったので新しいカードを購入し、いっぱいになったカードは2〜3ヶ月使用せずに保管状態にあったという事がほとんどなのです。
もちろん使用中にエラーが出たり顕著な動作不良などもいっさいみられず、放置している間にデータが破損したり消失したりといったことが起こっていることになります。

これは、ほんの数年まえまでは同様の症状がみられるまで数年間放置していたという場合に多かった復元依頼の内容と似通っています。もちろん、内部かSLCからMLC、TLCなどと変遷してきてもいきなり短期間でデータが蒸発してしまうということは目立って増えていたわけではありません。しかしながら大容量化と低価格化がどんどん進んでいくどこかの過程で、どうも違う傾向が目立つようになってきたように思えてしかたありません。

つまりは・・・入手しやすいSDカードのデータ保持にかかわる品質が全体的に低下し、ごく短期間でデータを失ってしまうものが増えてきているのではないかと危惧しています。

また、お預かりする件数の多いカードメーカーなども当然ながら偏りがありますが、誤解を招く恐れもあるのでこういった場で具体的に書く事は避けておきます。ですが、やはり安価に販売されている事が多い銘柄では深刻な破損状態でお預かりすることも多い傾向にあります。
くれぐれも、SDカードやUSBメモリのような記録媒体に長期間たいせつなデータを保管したままにしないように注意喚起となれば幸いです。


それでももし消えてしまったら、動画や写真データの復元は
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