Androidはサムネイルを作成するのですが

Androidは画像データのサムネイル画像(縮小画像)を自動的に作成するようになっているのですが…

特に他の機器で大量の画像が保存されたメモリーカードをAndroid機にセットした場合、ギャラリーなどのアプリで表示しようとするとフォルダごとにサムネイル表示がされるように(初期設定では)なっております。

が、しかし、そのサムネイル作成にわりと時間がかかることがあって、これはメモリーの読み書き速度や本体側の処理能力にも大きく左右されるのですけれど、例えば1フォルダに1000件程度の静止画データが格納されていた場合にはサムネイル作成で数分間待たされるというようなこともある様子です。

サムネイル作成中には当然ながら内部メモリに激しく読み書きが発生しているのですが、アプリからみるとまるでフリーズしているかのように反応がなくなってしまって・・・

そうなると強制的にアプリを終了させたくなることもありますよね。

正規手順でアプリを終了させる場合には問題ないのですが、強制終了させるような手段を使った場合には、タイミングによっては広範囲に及んで内部データを巻き込んで消失させてしまうといった事も発生してしまいます。

なので・・・強制終了させたくなる気持ちも理解できるのですが、できればしばらくそっと待ってあげて、できればACアダプタなんかもつないであげて気長に待つことが、データ消失を防止するひとつの手段となりますのでどうか参考にしていただければ幸いです。

すっかり更新が滞ってましたが

実は救助要請が急に倍増したおかげでリソース総動員で取り掛かってもギリギリ追いつくのが精一杯、予備機材もフル稼働で徹夜作業が続くという状態が数ヶ月間つづいていたため、なかなか更新がままならず…という裏事情があったのはさておき。

そんなこんな日常でもやはり思うことはたくさんあり、伝えておきたいなと思うことも多々あったはずなのですが、それをまた少しずつ思い出しながら書くということで。

さっそく、1つめ。

最近では携帯やデジカメを頻繁に買い換えるという方も珍しくなく、でも過去のデータを記録したSDカードはそのまま流用という事例も多い様子。

早くからファイル記録の規格が策定されていた静止画(写真)データはわりと、カードを多機種に流用しても問題が発生しないように工夫されているのですが(ただしAndroid系は少しトラブルの元になりそうな実装ですので流用は避けたほうが安全かもしれない)、動画データについては様々な動画形式がありまとまってない事から、あるカメラで撮影したカードを多機種にセットすると消えてしまった!なんてことにもなりかねない状態です。

カードそのものの単価は下がってきているので、価格面というよりはデータの再生が楽だからという理由で流用されているとは思うのですが、多機種に流用するというのは潜在的にトラブルの元であるということを少し頭の片隅にでもおいてもらって、バックアップを心がけていただければなと思います。

いよいよ070も

僕が携帯電話を持ち出したころの番号といえばたしか、
090-xxx-xxxx
ってな感じで今よりも1桁少なかったはず。

1桁増える時なんか、全国的にコンビニ店頭で電話帳データの修正をする機械が設置されたりして、ちょっとしたお祭り気分だったような記憶すら懐かしいです。

いつの間にか携帯電話は090、080と割り当てられていて、それでも足りなくなってきたのか、現状ではPHS用の電話番号として割り当てられている070までが、この11月から携帯電話に割り当てられるのだとか。

結果として、PHS・携帯電話間のMNPもできるようになるらしいで、ややこしくなるなると言えばなくなるのかもしれませんが(^^;

microSDの功罪

携帯電話やスマートフォンをはじめとして色々な機器で採用され、これらの機器を利用されているかたでmicroSDカードを見たことがないという方はもうすでに少ないのではないでしょうか?
指先のツメほどのサイズでなおかつ大容量、しかも手ごろな価格ということで、直接的にも間接的にもカメラなどの画質向上や機器のコンパクト化、応用用途の広がりなどいろいろと役立ってくれている記録メディアなのは間違いありません。
が、しかし、そのコンパクトな形状や利用人口の急拡大によっていろいろなトラブルも増えてきています。
その1つが、弊社でもよく取り扱う「破損」ですね。
特に物理破損についての割合は、他のフラッシュメモリ媒体と比べてmicroSDカードはダントツで多くなるのですが、あまり気づかれていない様子も見て取れます。
microSDカードはあまり頻繁に取り外したり装着したりといった用途を前提とされていないのではないかと感じるのですが、とにかくカード側の厚みのばらつきや、受け側(カードスロット側)のロックの硬さなども機器によって大きく異なっているという現状があります。
やわらかすぎるものの代表格は「SDカードアダプタ」でしょうか。
単純にmicroSDカードを標準のSDカードサイズに変換するためのアダプタで、内部では単純に配線を伸ばしているだけの構造なのですが、microSDカードを買うとオマケについてくるといった感じであることからコストがかかるような構造にはなっていません。
で、大多数のモノはこのアダプタの食いつきが非常に甘く(SANDISKのものは逆にカタすぎて困りますが)、極端なものでは通電中の接触不良も起こします。そのため、撮影中などに突然データが消えてしまう原因のひとつになることも考えられます。
ただ、これよりも深刻なのが、カタすぎるカードスロト。
これは携帯電話やスマホ、あるいはメモリーカードリーダなどでもよく出くわすのですが、硬いロック機構のスロットにmicroSDカードをセットするためにかなりの力で押し込まないといけない。
ところがココが厄介で、スロット機構に対して垂直に力をかけて押し込まないとmicroSDカードを折り曲げてしまうことになります。
microSDカードはこの曲がりにとても弱く、ぐいっと押し込んだ拍子に微妙に曲がってしまい、それっきり利用できなくなってしまうケースが後をたちません。
こういった曲がり破損が生じたカードでも、一見 見た目では曲がっているように見えないこともないのですが、裏返して光にかざしてみるとちょうどメモリチップが実装されているであろう場所あたりがうっすらと曲がっているのが見てわかります。
こうなってしまうと もうお手上げで、どのような機材を利用しようとも内部基板が破損してしまったものは内部のデータを取り出すことが不可能になってしまいます。
フラッシュメモリの大容量化にともなって、このような小型のmicroSDカードにも人によっては数年分の大切な思い出が記録されたままになっているという事もよくあるのですが、ちょっとした力のかけ具合で一瞬にして失われてしまうことは、とても悲しいことです。
もっとmicroSDカードを販売しているメーカーやそれを利用している機器を作っているメーカーさんには、このような悲しいトラブルが起こらないように利用者さんに周知徹底をしてもらいたいところです。

Nドライブのファイルが

以前ちょこっと利用していて、しばらく放置している間にデータ消失という事態にあいなったNドライブですが、
さて、とりあえずはNAVERさんに問い合わせを入れて「調査します」という返事はすぐにきたものの、それから数週間待てど暮らせど一向にデータが戻ってこない。

まあ…放置していても困らなかったのでたいしたものは入れていなかったはずではあるが、いったいどうなったのかなと考えるとちょっと嫌な感じが残る。

クラウドサービスを代表に、オンラインでデータを保管しておいてくれるストレージサービスはたくさんあるものの、こういったデータ消失のリスクとは常に隣り合わせだし、ネット上に置いてある以上は常にデータが流出するという懸念も払拭できず(だってネット経由じゃデータにアクセスしているのが私本人なのか第三者なのか判別する方法がIDとパスワードの組み合わせでしかないですからね)、なかなか絶対の信頼感を持って預けていられるようなものは存在し得ないですね。

もっと、高度な認証が手軽に利用できるようになれば話しは一気に変わるのでしょうけれど。