情報過多の世の中だから

情報過多になると癇癪を起こす性格です。とくにスケジュールなんてものは大の苦手で予定の整理整頓に四苦八苦する毎日です。

とにかくやることが覚えられない!ので有料の「Due」というリマインダーアプリを導入してみました。予定をポンポン入れておいて予定の日の朝にアラームが鳴るようにセットしています。タイマーもついているので、何かと重宝しています。ダブルブッキングの常習犯にはこういう便利なアイテムが必要なようです。

自室もとにかく整理整頓です。その昔、物を捨てられない人と生活を共にしていたので、よく癇癪を起していました。目で見たものが文字になって見える人間なので、ある程度シャットダウンしないと発狂してしまいそうです。

情報のインプットとアウトプットのさじ加減がどうにもこうにも難しいです。

最近はブログを書いているのでアウトプット過多になりそうなので、もっと本を読まないといけないなあと思います。

 

 

余白を愛でる

我が家に数学の本がちらほらありますが、数学はどうも苦手です。世にも美しい数学入門(藤原正彦/小川洋子)はまだ読みやすかったですが、もう少し数学への苦手意識を克服するために数学の本を読むことにしました。数学入門(遠山啓)をただいま手に取っています。今は2進法についてです。0と1だけで表現する。0の存在には感謝しなければならない、東洋文化の賜物です。そんなことを考えていると、ことばの美しさと数学の美しさはきっと似ているはずなのでその美しさに触れてみたいと思い、数学入門してみることにしました。

0と言えば、ことばの美しさと同じくらい大切にしているものが「余白の美しさ」です。(マスターのお手伝いではないほうの)仕事柄、文書を書くことが多いので、そのときは余白の美しさを意識します。つまり、余白の取り方を変えた文書を何パターンか用意して見比べ、どれが一番美しいか考えます。「そこまでしなくてもいいよ」「一緒だと思うよ」とは言われますが、余白にだって語るものはあるわけで、生活にも余白は存在するわけで、その余白を愛でることは楽しい行為だと思うのです。実際にその一行の余白で、存在自体ががらりと変わることだってあるのに。

凍ったトマトの行方

読書のペースダウンに悩まされています。本に夢中になっていたときほど本が読めない。読みたい気持ちだけが空回りして、結局ページが進まない。論文も思ったほど読めないことがつらいです。そういうときは、比較的ライトな文章とか、過去に読んだ本とか、頭にやさしい本を読むことにしています。そうすると知らず知らずの内に頭が読書モードに切り替わって周りが見えなくなるほど夢中になってしまうのもそれはそれで悪い癖ではありますが・・・

さて、この頭にやさしいの「やさしい」

私はやさしさについて考えるときがあります。なぜなら私はやさしくはないから。私は誰かに何かをするとき、それはそうしたいからするのであって、ある意味相手の都合なんてお構いなしです。それが結果として相手にとってやさしいことであったとしても私のエゴで動いているだけなのだから、私にとってそれはやさしいことではないと思っています。

そしてやさしさについて考えるとき、真っ先に浮かぶ本は「やさしさの精神病理」という大平健氏の本です。赤岩波です。席を譲らない「やさしさ」、好きではないけど結婚してあげる「やさしさ」、「やさしい」関係に以上にこだわる現代の若者、精神科を訪れる患者を通してその心を読み解く一冊です。「やさしさ」につまずいたときにちょうどいい一冊です。

さて、「やさしさ」のゲシュタルト崩壊が起こったところで、冷蔵庫のトマトの様子を見てきます。熟れていたトマトを緊急で凍らせておいたので、今日の昼食に使おうと冷蔵庫に移しておきました。

やっぱり趣味は止まらない

昨日はお休みでしたので、ある人のところにある物を取りに行ってきました。

写真 1

本です。60冊ぐらい。平積みするとこんな感じ。

写真 5

最近読みたかった本も色々入ってたので大満足です。カミュの異邦人とか、村上春樹のねじまき鳥クロニクルとか、読書にはまったきっかけの海辺のカフカとか・・・(中学生のときに授業中こっそりカーテンの影で読むくらい好きでした)

久々に本の話をして大満足!もっと持って帰りたかったのですが、残念なことにスーツケースのキャパが限界でした。問題はこの本を収める本棚がないってこと。どうしようかな・・・Amazonで本棚買おうかなあとちょっと考え中。でも当分本には困らなさそうです。さーて何から読もうかな。

Androidのタスクはキルしちゃだめ

少し前までのAndroidスマホでは、メモリの少なさをはじめ全体的に非力であったことやOSの成熟度も低かったことから、全体的にもっさりとした感じと表現されるような遅い動作になることが多くありました。

で、それなりに詳しい方々は、できるだけ快適にスマホを使えるようにしたいと、なるべくメモリを解放させてアプリを開く速度を少しでも速くしようと考えました。

その結果、動作を休止したタスク(プログラムの1単位ですね)を見つけたらどんどん完全に停止させて占有されていたメモリを空けさせるというアプリ(タスクキラーなどと言います)があちこちからリリースされていきました。

もちろん単純には、動作用のメモリ空間は空き状態であればあるほど新規のアプリを読み込むストレスは無くなるはずなのですが、最近はそうでもないという状況になってきた様子です。

Androidのバージョンが上がるにつれて、メモリ管理が上手になってきたのか、ハードウェアが進化してきたからか、空きメモリを作ることをあまり意識しなくてもよくなってきています。

いや、むしろ利用者側からタスクを無理やりコントロールしてしまうとOS側の動作に不具合を起こすケースが出てきているかもしれません。

私の手元のちょっと古めのAndroidスマホにも以前から空きメモリ容量を監視するアプリが入っていて、空きが少なくなってくると自動的にタスクを整理してくれてたんですが、ここのところなんだか動作がやたらと重たくなる不具合が続出していました。

特に電話としての基本機能(電話帳を参照したり、着信履歴をみたり)といったことがとても遅くなり、とても実用にならない状態になっていたのですが、ある時ふとタスクキラーが気になって、試しに空きメモリが減ってきても自動的にタスクをキルしないように(つまり動作無効状態に)してみたところ、劇的に動作速度が改善しました。

どうやら習慣的に使ってしまっているアプリの中にもメモリ整理やタスク整理を行うような機能が実装されていると、それらがスマホ全体の動作をかえって遅くしてしまっている原因になっているかもしれません。
気になるほどに動作が遅かったり不具合続出という方は、一度インストールしているアプリが他のタスクをキルしてメモリ解放を行うような動作をしていないかチェックしてみたほうが良いのかもしれません。