見えるものが見えない

見えないものが見えて、見えるものが見えない。決してオカルト的な意味ではなくて、自分の中の問題の話。

糸が見えるときがある。
複雑に絡まりあって、決して解けそうにもない赤い糸が見えるのですが赤いときもあれば白いときもあってそういうとき自分が混乱しているなあと理解します。

景色が文字になって見えるときもある。
見たものが明朝体で、原稿用紙数枚分が一気に見えることがあって、見え過ぎて処理ができないときはとにかく呟くなり書き出すなりします。

通帳は見えない。
通帳記入をしても通帳が読めない。記号の羅列にしか見えないので、遠い外国の言葉のように思えて途方に暮れてしまうので、通帳記入はしません。

伝票は見えない。
仕事で扱う伝票でも読めない伝票があります。これも通帳と同じ。見えない手帳もあるので、手帳を買うときはかなり気を遣うので、手帳は買わないようにしています。

目を瞑ったときに見えるものは一体なんだろう。あの色は何色なのだろう。
そんなことを考えては自分の世界に籠ってしまって帰り道がわからなくなってしまいます。誰か、どうやったら見えるものを見ることができるのか教えてください。