クローゼットに本を置いていると、やはり見えないところにある所為か、本を読む機会が減ってきたように感じられてきてベッドサイドに移動しました。余っている布製の箱に取り敢えず投げ込みました。入りきらなかった分はクローゼットに残していますが、最近本どころじゃないというのが実情です。
それでも、今読んでいるのが、2冊同時並行。内1冊はフランツ・カフカの「アメリカ」です。主人公カールが船に乗ってアメリカに着いたところなのですが、未だ船からは降りられず、船のなかであーだこーだあったのですが、要はまだ序盤ということです。電車での移動中なんかにちまちま読んでいるくらいなのですが、今度喫茶店に行って、がっつり読みたいです。或いはお酒を飲みながらでもいいです。
海外文学への苦手意識
先述の「アメリカ」ですが、想像通り、海外文学は序盤が退屈なのです。なかなか頁が進まない。頭に入ってこないのですが、それでも読み進めると面白くはなってきます。その序盤の退屈さに負けそうになりながらもその先の面白さを掴むまでは忍耐、忍耐。私にとってはそんな感じなので海外文学はどうも苦手意識があるようです。克服できたら読みたい本は沢山あるのですが、読書友達兼、お茶飲み友達曰く「トルストイよりもカフカのほう面白いよ」とのことでしたのでカフカの本2冊を読ませてもらうことになりました。
本どころではないとはいえ、本を読まなければ頭のなかが枯渇してしまうようで、最近アウトプット過多なのかな、虚無感に襲われます。
顛末書やら理由書やら書いている場合じゃないよ、まったくもう。