謎の出版社

2日遅れの話題ですが、Wikipediaにしか存在しない出版社の謎について非常に興味深かったので、今回のテーマに。

その謎の出版社というのが「央端社」(おうえいしゃ)

日本語版Wikipediaで、「犬の品種に関する記事で、実在が確認できない出版社の刊行物を出典に挙げたものが多数確認された」とのこと。

この央端社についてはAmazonでも該当する書籍が全くなかった他、国立国会図書館や、日本で刊行される出版物のISBNコードを管理している日本図書コード管理センターにも該当する出版物はない。

Wikipediaの参考文献としては以下のようなものが「央端社」から刊行されているとのことですが。

  • 「謎の絶滅犬種を追え」
  • 「世界の愛犬」
  • 「アメリカ二重純血種の是非」
  • 「ブル・テリアの歴史」
  • 「戦禍に散った忠犬のまなざし」
  • 「珍犬種100選」
  • 「アメリカにおける新品種」
  • 「犬食文化と7つ犬種」

1996年以降に出版活動を行っているならばISBNコードを取得していないとは考えにくく、これらの文献のどれか1冊くらいは国会図書館やネット書店に登録されていてもおかしくないのに1冊もヒットしない。問題となったWikipediaの「サラ・スピッツ」についての記事はアメリカの犬種にも関わらず、他言語での記事もない。ノートでは「央端社」の刊行物を出典として挙げていた編集者が「どこかしら宮城県内にあったが、現在は倒産したのか場所が確認できない」としています。

幻の出版社、幻の本。昔からWikipediaを鵜呑みにしてはいけないとは言いますが、今回の「央端社」の件でより深く実感できたような、そんな話題でした。

feijoada

ブラジル料理といえばシュラスコが有名だったりしますが、私の中ではフェイジョアーダ。黒人たちが作り出した料理として忘れることができないフェイジョアーダ。
昔、奴隷が主人の残り物の豚の耳や鼻や臓物をフェイジャォン豆で煮込んで食べたのが始まりで、それが現代に伝わりブラジルの代表料理のひとつになっています。

それぞれの家庭の味というものがあって、日本で言うならばカレーやお味噌汁といった位置付けかと思います。

普段作るときは私は黒い豆のほうを使うと見た目がちょっとあれなので黒くないペルーのカリオカ豆を使います。(楽天とかAmazonで1kgで売ってます)ただ、一人暮らしには1kgを消費するのはなかなか大変で長らく疎遠になっていたフェイジョアーダですが、偶然にもスーパーでうずら豆の水煮缶が売っていたので(イタリアものですが)久々に作ろうと買ってきました。

 私が作る場合の材料はコレです。

豆、ベーコン、セロリ、玉ねぎ、オリーブオイル、塩、ローリエ、ニンニク。
ベーコンではなくて牛肉だったり豚肉だったり干し肉だったり様々ですが、私はブロックベーコンを使います。

  1. (乾燥豆の場合)12時間ほど水に浸す。
  2. セロリ、玉ねぎ、にんにくはみじん切り。ベーコンはサイコロ状に。
  3. 豆とローリエと水を入れて灰汁を取りながらやわらかくなるまで煮込む。
  4. フライパンでニンニク、ベーコンを炒めて、セロリと玉ねぎを追加。
  5. 鍋で4と塩を入れてさらに煮込む。

クックパッドで見つけたレシピを参考に作りました。色々レシピはありますが、これがシンプルで美味しいので気に入っています。これをごはんにかけて食べます。

  見た目色々、味色々ですので、ブラジル気分に浸りたいときは是非。

UIが綺麗

iPhoneのデフォルトのミュージックプレイヤーの細々したところが気に入らない。几帳面と言われるA型気質剥き出しです。その辺ざっくりになれたらなあ。

UIが好きじゃない。アートワークを付けないと何か気になる。アルバムじゃないと何だか落ち着かないという悩みを解決するためにiPod shuffleを愛用していた訳ですが、iPhoneでも解決する方法を見つけてしまいました。

最近お気に入りのアプリケーションです。

BeatというiTunesの音楽を聴くためのもの。


アートワークが無い場合は非表示になります。

UIが綺麗です。そこが一番の気に入った理由ですが、あっさりしていて使いやすいです。でもたまに止まります。まあ気にしない。(いや結構問題?)日本語にも対応していますのでアーティスト名はちゃんと日本語で出てきます。

無料アプリですが、期待以上でした。デフォルトのプレーヤーよりも気に入っています。TSUTAYAに借りに行くのが面倒になりました。欲しい一曲だけ買ってしまいます。そしてデフォルトのは「使わない」フォルダに移動。

久々のアプリネタでありました。(しかもゲームじゃない!)
ざっくりアーティスト一覧を見せてしまうと、本棚を見られているような恥ずかしさがありますね。どんな音楽を聴くのかすぐに分かってしまう。

さて、ノロノロ読んでいる小説もそろそろ読書日誌が書けそうです。読むのは2回目ですが疾走感のある面白い小説です。

ストッキング女子の悩み

とにかくつま先が素足なのに耐えられない私。夏もストッキングです。
素足でサンダルなんて考えられない。

靴に素足で履いたらべたべたするし、それで靴を脱ぐところに行ってしまったらもう私ダメ。(今時の居酒屋さんなんかは靴脱ぐところ多いです)

かと言って、ジーンズにパンプスという恰好のときに、ロングのストッキングもうざったい。そんなズボラなストッキング女子はくるぶし丈のストッキングを愛用していたのですが、これまたすぐに伝線したり穴が開いたり。難儀なものでした。(それは私がズボラでガサツなだけですか?)

あーあ、また買わなきゃなあなんて今朝、近所のスーパーに行って来たらナイロンソックスなるものを発見しました。なんと踵付きの50デニール。そうそうこんなの欲しかったの、と3の法則に従い3足購入。

  ストッキングと違って薄くなくて丈夫。履き心地も良かったのであります。パッケージ通りさらっとした履き心地。色味も問題なく、これで1足税込280円也。

これで伝線したストッキングたちとおさらば。何の躊躇もなくゴミ袋行き。

 

それにしても3の法則って便利です。洗濯しなきゃいけない類の物は3つずつと決めているから買う数に悩まない。洗濯のタイミングでも困らない。これでストッキングライフが快適になりました。

サンダルを嫌うからシーズンを問わない靴が買える→靴の数が減る。
サンダルって可愛いんですけどね。やっぱり苦手。

3の法則

以前に書いたことのある本、「わかりやすく〈伝える〉技術」池上彰(講談社現代新書)にあった3という数字の魔法。つまりは要点を伝えるときは2つだと少なく、4つだと多く感じるので3つが適量ですよという話。

なるほどな、と理解したのではありましたが、ミニマルな生活を送る上でもどうやら「3」は適量のようです。さて、実践してみる価値ありそうですが。

現在の部屋着兼ちょっとそこまで着が3着。靴がフォーマル用を除けば3足。
バスタオルは4枚。タイツは3枚。現在の私にとっては実現しやすい数字かもしれません。洗濯のローテーションを考えると確かに3で統一しても問題なさそうです。

部屋を片付けると心も片付く。確かに荒れた部屋では心も荒む一方で。
散らかる程物を持っていなければ確かに部屋は片付いたままです。いつ人が来ても平気。そんな部屋を心掛けて生活しています。とは言っても来客は本当に限られているのですが。

最近、ミニマルライフブログみたいになってきていますが、そうなんです、何か書けるようなイベント事も特になくルーチンワークのような生活になってきていますので、友達のように「○○の打ち上げ!」「花金!」「○○旅行!」なんてものはなく、不定休の土日出勤の事務員さんは会社と家の往復で一日が終わるのです。だからこそ効率よく生活を送ることを全力で楽しんでいるのです。

今はそれで充実。だって元々大人数で何かするっていうのも苦手だもん。負け惜しみでは決してないですよ。

あ、そう言えば、下着の処分ってどうしたらいいんだろうか。そのままゴミ箱行きで良いものなのでしょうか。