SDカードは2~3年で蒸発しはじめます

なんのこっちゃ、というタイトルは日本語としての正確さには欠けますね。

ちゃんと補間するならば「SDカードに記録したデータは時間の経過とともに蒸発しはじめてしまいます」というところでしょうか。これでもまだ不親切な言葉の並びではありますが。

■蒸発=製品の寿命ではない

まずデータの蒸発とはなんぞや?という重要な点ですけれど、これはSDカードに限らずUSBメモリやSSD、あるいはスマホ本体メモリ(スペック上はROMなどと表現される部分)など多種多様な製品に使用されているフラッシュメモリの本来の特性がそうさせています。

ときどき、ネット界隈ではこのことを書き換え寿命と混同されているような説明が見られますが、根本的に書き換え寿命や製品寿命とは関係ない要素となります。

■寿命とはなにか

遠回りな説明になりますが、まず寿命と呼ばれるのは「書込みできなくなる」あるいは「書き込んだデータをすぐ保持できなくなる」ことが症状として現れます。

一般的にフラッシュメモリではフローティングゲートの場合にはデータを書き込む際にトンネル酸化膜の劣化が物理的に生じることから、書き換え回数によって徐々に壊れていく構造ともイメージできます。(チャージトラップの場合には原理的には改善されているようですが)

この物理的な寿命に到達すると、書き込みたいデータが正常に書き込まれない、あるいは書き込んだデータを正常に保持できないという状態になることから完全に使用不可能になります(=書き換え寿命=製品としての寿命)

■SDカードの蒸発とはなにか

話しを戻し、蒸発というのはどういう状態かと言うと「記録していたデータが勝手に消失している状態」を言い表しています。

ただし現実にはカード内の情報がすべて完全に消えてしまっている状態を経験するよりも「部分的に消えている=壊れている状態」を経験することのほうがはるかに多いのではないかと思います。

目の当たりにする症状としては「写真が半分ベタ塗りになっている」「動画のノイズが酷くなっている」「ファイル名が崩れている」「フォーマットを促される」といったものとして現れる事が多いように思われます。

もちろん前述のような症状はデータ蒸発以外の要因によっても引き起こされますから、症状だけで原因を特定することは難しいのですが。

■なぜ蒸発が発生するのか

この蒸発の原因についてよく言われる原因としては、フローティングゲート方式の場合にはトンネル酸化膜の劣化によって電子が漏れ出してしまったり他のフローティングゲートに電子が流れてしまう点があり、チャージトラップ方式の場合には高温になると保持している情報が壊れやすいという点が一因とされています。

しかしそれ以外にも回路形成時のごくわずかな不具合が引き金となるケースも考えられるので、けっして長期間使用して劣化しているから、とか、高温環境に放置したから、という点ばかりが原因とも言い切れないようです。

■どのくらいの期間で発生する

利用者視点でもっとも気になることと言えば、データの蒸発症状はいったどのくらいの期間で発生するのか、ということになるでしょう。

経験則から言うと数年の範囲、もう少し具体的に書くならば2~3年の範囲で発生し始めると考えておいたほうが良いと思われます。

データ保持期限に関連するような要素は設計世代にも大きく絡む話しになり、10年や20年ほど前に設計・製造されていた商品のほうが今よりもはるかに長い期間データを保持できる実力があったものと考えられ、実際に私共の実験室で保管されている個体についても古いものほど優秀な成績を出す傾向があります。

ですが、その実力があるはずの昔の世代のもの(2GB以下の容量のSDカードやUSBメモリ)についても弊社に寄せられる割合が徐々に増えているようにも見られますので、いくら長期間のデータ保持実力があっても限界というものは必ず訪れるものだと理解いただければと考えます。

■さらに困ったことも

前述までは記憶原理的な要素だったのですが、さらに困ったことにSDカードやUSBメモリの大容量低価格化の弊害でとても品質の悪い製品や容量偽装品といったものまで少なからず流通するようになってしまいました。

これらも、使用開始当初から使えないというレベルのものはそうそう当たらないのですが、使いはじめてからごく短期間(数日から数ヶ月ほど)でなんらかの不具合が露見してしまうことがあります。

容量偽装など本来記憶できるはずのない容量付近までデータを書き込んだ際に突如としてそれまで記録してあったデータがすべて壊れてしまったり、記録できたはずのデータがいつの間にか消えていたり、場合によっては二度とカードが反応しなくなったりと様々な症状で寄せられるケースを拝見していますから、安価で良い銘柄のものが手に入ったと喜んでいて短期間で痛い目にあってしまうという事の無いようにくれぐれも購入先や極端に安価なものには手を出さないなど自衛策を張り巡らせていただきたいところです。

■注意しておくことは

SDカードでもUSBメモリでも、フラッシュメモリという記録媒体を使用している以上はかならずデータが消えてしまうものだということを知っておいていただきたいです。

もちろん他の媒体、たとえばDVD-RやHDDでも読み取り不能となるような不具合は発生するものなのですが、とくにフラッシュメモリ媒体においてはその発生頻度が高く、また大容量化に伴ってデータを保持できる期間も相対的に短くなる傾向にあります(メーカーサイドではあくまでも一般的な使用期間に影響を及ぼさない範囲で改良しているという言い方ではありますが)

SDカードやUSBメモリはあくまでもデータの一時蓄積場所であって、機器間でデータを手軽に持ち運ぶための手段の1つとして設計されているものです。そのため長期間データを記録したままにするという使い方は本来想定されておりません

そのため利用者としては必ずSDカードやUSBメモリにたいせつなデータを置きっぱなしにせず、たとえばカメラで撮影に使用したSDカードであればなるべく早い段階でHDDやDVDなどほかの媒体へとコピーをとる習慣をつけておくことが今のこの時代においても大切なこととなります。

壊れ始めたと認識した早い段階であれば弊社の復元過程で対処も可能ですが、壊れかかっているカードをパソコンやカメラに接続しつづけたり、データを追記したり、復元ソフトを試したりとあれこれ手を出しているうちに対処不可能となってしまう事例も少なくありませんからくれぐれもご注意いただければと考えます。

※メーカーサイドではデータ保持寿命と表現されていますが、この文中では異なる2つの指標で「寿命」という言葉が重複し混乱することを避けるためあえて「期限」と表現しています。

※別途注記がある箇所を除きすべてNANDフラッシュメモリを前提に記載しております。製品形状の代表例という意味合いでSDカードやUSBメモリと表記しておりますがもちろんその他XQDやSSDなども同様です。


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home5Gは解約も簡単でした

といっても、もともと急ぎのセッティングのため複数台契約していたなかから、冗長になってた側を廃止したというだけなのですが。

基本的にやはり手軽で心地よく使えます、home5Gのサービス。

導入当初は5Gエリアに入っていなかったので4Gのホームルーターとしてしか機能させることができなかったのですが、いつのまにかしっかり5Gの電波を拾うようになっていてしっかりと実力を出して活躍してくれています。1台は

もう1台、冗長構成にしていた側は・・・サービスエリアマップ上では5Gエリアに入っているんですが、電波が届かないですね。5G対応のスマホで試してみてもやはり屋内まではギリギリ届かない感じです。

さすがに屋外に放り出してしまうわけにもいかないので4G運用を継続していたのですが、結局のところ急いでネットワーク構築するというミッションも済んだので余った状態に。

ただ、月々の割引がまだ1年以上残っているのでどうしたものかとも思ったのですが、全体的な経費削減のための見直しの際にとうとう外してしまうことが決定したのです。しゃあないです。このご時世に無駄遣いはしていられません。

■解約はオンラインが楽

そうと決まればさっさと始末。

まず解約方法としてはドコモショップへ行くか、マイドコモからオンラインで申請するか、あるいは151に電話をするか、という3択になろうかと思います。

時間をかけても良いならばドコモショップに出向くのが最も楽だと思うのですが、せっかくなのでオンラインでできるかどうか試してみます。

オンラインで手続きをする際に重要なのはhome5G(HR01)のお引越し手続きでも触れたとおり対象のHR01に紐づけられたdアカウントです。

このdアカウントが不明な場合には、オンラインであれこれ試すよりも151に電話するなりショップに赴くなりしたほうがストレスが少なくてすみますホント。

■解約手続きが反映されるのは?

結果はあっさり。

解約の申込ボタンを押してほぼすぐくらいにHR01本体の赤ランプが点灯。圏外になったということを表しています。

ほんとにあっさり解約手続きが完了してHR01が1台お役御免となりました。

本体も一括購入だったことから残債もなく、ただ単にまだもらえるはずだった月々の割引が消滅しただけで。

■後日談

しかし、せっかく健全に動くHR01をそのまま野ざらしにしておくのももったいない。

というわけで、自前のモバイルルーターの予備スロットに入れていたmineo契約のSIMをセットしてみることに。

ただしこのmineo契約のSIMはau回線でなおかつ4G契約のままだったのですが、mineoさんのWEBサイトを見ると5Gオプションの申込みはオンラインででき、なおかつ月額無料で、さらにSIMの交換なども必要ないという、ちょいと試してみたい時にはとても都合の良いものでした。

なのでさっそくmineoさんのWEBサイトから5Gオプションを申込み、念のために一晩寝かせ、もとの4Gのモバイルルーター(NEC NR05LN)で5Gオプション適用後も4Gでちゃんと通信できることを確認してから取り外してHR01へと装着。

もちろん装着しただけで勝手に使えるはずはないのでHR01の管理画面にログインしてmineoに接続するためのAPN設定を追加します。

すると・・・予想外なことに4Gを示す緑LEDではなく5Gの電波を掴んでいることを示す青LED点灯となったのです。

■なんと5Gが安定している!

なんとなんと皮肉なことに、mineo(au契約)さんのSIMを入れたとたん、それまでまったくと言っていいほど掴めていなかった5Gでの通信が安定したのです。

ただ、悲しいかな、私の手元にあるmineoのSIMはマイそくでの契約。
知っている人は知っていると思うけれどマイそくは音声通話ができてパケット使い放題なのに月額990円というとてもお得なプランだけれど、その代わり通信速度が1.5Mbpsに制限されるというもので。

しっかりSIMの契約に従って5Gの電波を掴んでいる状態ですが、スピードテストをするとキッチリとマイそくの1.5Mbpsあたりで安定して送受信できています(涙)

もしマイそくの契約から通常の契約に戻せば5Gの速度を堪能できるのでしょうけれども、それはそれでパケットを短時間に大量消費することになるわけで、mineo契約では心もとない。

というわけで5Gは勿体ないけれど、このまましばらく解約したHR01くんにはEcho DotやWiFi電源タップなどのIoT機器専用無線アクセスポイントとして存続してもらうこととしたのでした。


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iCloudDriveが初期化中…のまま

作業拠点が増えたりモバイル環境で作業することが多いととても便利なのがクラウド環境。

お仕事柄WindowsやらMacやらiPadやらiPhoneやらを行ったり来たりしていますが、ふと思い出したときにCloud側にファイルが同期されていたりするととてもスムーズに作業が進みありがたく感じることが多いわけなのです。

ですが、そんなありがたいはずの環境が一変することがあります。

■iCloud for Windowsが同期しない

もっとも古くから使っているWindows10環境こそがもっとも同期してもらいたいファイルがあったりするわけなのですが、そこがいつのまにか同期されなくなっている。

あれ?クラウドにあげたはずのファイルがないなあ、なんてことがしばしばあり、調べてみるといつの間にか同期がとまったまんま。

いつまでも同期保留中の表示のままで何日経っても状況が変わらない。

こうなるともう外的刺激として与えることができるのはサインアウト・サインインを試してみることとなるわけなのですが、いざサインアウトしようとすると

こんな恐ろしい表示が出るわけですよ

これでは、同期されなくなっていた間にローカルで作ったファイルが失われてしまうことになるのでうかつにサインアウトできません。

そのため、一旦別のドライブにiCloudフォルダの内容を丸ごとコピーしようとするわけなのですが、これも同期中の状態によってはローカルでコピーできないよ!と怒られてしまう。

しかたなく、コピーできるファイル・フォルダだけを重要度にあわせて選別してコピーし、その後でサインアウトすると・・・・はい、やはり同期対象のフォルダ内容が丸ごときれいさっぱり消えました

もちろん、同期がとまりクラウドにアップできていなかったローカルのファイルも丸ごと消失です。こわいこわい。ローカルバックアップは大事ですね。

■再びサインインするも初期化中…のまま

さて、再びサインインして様子をみると、いつまでたってもクラウドからファイルが降ってこない

タスクバーからiCloud Driveの状態を見てみるといつまでも「初期化中…」のまま

本来であれば「初期化中…nnnnnn項目を保留中」なんて表示になるわけなのですが、そこまですらたどり着かない。

この状態に陥ったらもうだめだー、ということで同期を諦め設定からiCloudをアンインストールし、求められはしないものの念のためにWindowsの再起動(Windowsはいまだに事あるごとに再起動してあげないとハマりますからね)。

そして再び、Microsoft StoreからWindows用のiCloudを新規インストール

インストールが完了するとすかさずサインインを求める画面が出てくるので、先ほどと同様にアカウントとパスワードを入力し、ついでにパスコードも入力して準備完了。

iCloud Driveの設定画面が表示されるので同期したい項目にチェックマーク。
ここはもう慎重に慎重を重ねて、従来は「写真」の同期を外していたけれどもデフォルト通りチェックを入れたまま。iCLoud Driveにもチェックを入れ、ついでにオプションボタンから同期先のドライブを変更して「適用」ボタンを押して祈る。

■ようやく正常な動作に?

アンインストール ー> 再起動 ー> 再インストール、と慎重な手順をたどったおかげでか、ようやくiCLoud Driveの部分が「初期化中、nnnnn項目を保留中」と、眺めている間にもどんどん数値が増えていきます

いや、はやく同期してほしいんだけど・・・ファイル数が多いから仕方ないか。

まだこの表示の時点では同期先のフォルダには何も降ってきていないのが困った話ですが(仕事にならん)、とりあえずのところは息を吹き返した様子でホッとひといき。

てなことを書いている間に同期が完了してくれました。あとは個別にダウンロードされるのに任せていれば大丈夫。


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ミスタイプを減らすために一工夫

キーボードでの文字入力でミスタイプを連続してしまうとちょっとモヤモヤすることがありますよね、あるいはまだ気づいた時は良いのですが気づかずにメール送信ボタンを押してしまってから「あっ!!」って小恥ずかしい気持ちに陥ることもしばしば。

なんとなくそんな状況に対策を打つことができたらなあ、などと普段から考えたりするわけなのですが…

■ビジネス用からゲーミングキーボードへ

いま現在、わたしは仕事用にゲーミングキーボードとやらを使わせてもらっているので、ちゃんとそれなりの活用をしたらもっと状態を改善できるのではないかな?と模索してみることにしました。あれこれ設定できるキーボードですから活用してみないともったいないですし。

LogicoolのG512というゲーミングキーボードなのですが、ゲーミングとは言っても実際にはキーの打鍵感が良いので手っ取り早く(しかも割と安価に)入手できるメカニカルキーボードを仕事用として活用されている方も多いと聞きます。

かくいう私もその一人で、外観の良さに惚れたMX KEYSからわざわざG512という、静音薄型キーボードから重厚でウルサイメカニカルキーボードへの180度方針転換した乗り換えはちょっといかがなもんかと思いましたが・・・使ってみると癖になります。
※しかもMX KEYSと比較しておよそ半額ですし

■キーの色を個別に変えてみることに

実使用上はとくになにも設定しなくても良いのですが、ゲーミングキーボードってばキー1つ1つにLEDが仕込まれていて、設定しだいでそれぞれのキーを別々の色に設定したり、タッチすると波打つように光が流れていったりいろんなライティングアクションが楽しめます。

Logicoolの場合は専用のツールが配布されており、Logi Options+をインストールすることで手軽に細かな設定ができるようになります。

■ピカピカ光るのって要る??

ピカピカ光るのってまったく無意味だと個人的には思っていたのですが、

あるときふと、あまり間違って押したくないキー(で、なおかつ無効にはしたくないキー)は別の色で光らせておけば注意喚起になるんじゃないか?と試してみたわけです。

すると、案外自分でも意識しないうちにキーを見る習慣がついていたのか、間違えて押す機会が激減したのですね。

そこで、さらにホームポジション「F」と「J」のキーも他とは別の色にしてしまえーと弄ってしまいました(といっても本当に簡単に画面上で個別の色を指定するだけなのですが)

私の場合、キーボードの基本色はライトブルーで、ファンクションキーと「Win」「Menu」はオレンジ、ホームポジションの「F」「J」の2コはレッドに設定しました。
※テンキーの「5」と「BS」「DEL」も色分けしても良さそうですが。

するとやはり、それなりにミスタイプが減ったような・・・ただの気のせいかもしれませんが。

これは案外初級者用のパソコン教室なんかで使えるネタなのではないかと思ったりします。ちょっとどこかのスクールでこの方法を採用して実測データ取ってみてほしいなあ。


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home5G(HR01)のお引越し手続き

いろんな理由によりドコモのhome5G契約なホームルーターHR01が手元に2台あるのですが、そのうち1台の利用環境が変わってきたので設置場所のお引越し。

契約者さんならばしつこく説明を受けたと思うのでご存じの通りですが、HR01はドコモに届け出た設置場所以外での利用は禁止されています。

しかも、HR01本体にはGPSアンテナも内蔵されていることは取説にも記載されており、使用している場所の位置情報はHR01本体GPSにて定期的に記録されているようです。

■たしか管理画面からも位置記録が参照できたような…

購入当初はこの位置情報がどのように記録されているか参照できる画面もあったと記憶しているのですが(1時間おきに緯度経度の座標値が並んでいたような…)、バージョンアップを重ねるうちにいつのまにやら管理画面からたどり着けなくなっているようです。
あるいはいま私の手元のものがたまたま表示されないようになっているだけかもしれませんが。

表示されるされないのいずれにせよ記録は定期的にされているものと考えられ、これがドコモ側に申請した設置場所と照合されているものと予想できます。(同じ基地局に接続される範囲ならかってに移動させても大丈夫なのでは?などと淡い考えをおこした時もありましたが)

もし届け出ている場所以外での利用がドコモ側に検知された場合には、最悪の場合には強制解約になるとコールセンターの方にも伺いましたが、そこまでいかなくとも通信停止は避けたいところ。

■設置場所変更の届け出は簡単

さて設置場所の変更はオンライン手続きが可能です(もちろんドコモショップなどでもできるようですが)ので、My docomoへとログインして設置場所変更の申請を入力します。

ただそのときに必要なdアカウントですが、これはHR01に紐づいたアカウントでないといけないという罠があります。たいていの場合は購入店で自動的に作成してくれているはずなのですが、このアカウントが不明ということがわりとあるようです。

なので、dアカウントが判らないときは素直に151へ電話をかける(その場合にはHR01本体に付与されている電話番号を確認しておくほうが話しが早いです)か、あるいはショップへ相談に行くほうが結果的に速かったりします。
もしこれから契約するぞという方は、ぜひ店頭でdアカウントをしっかり確認するようにしたほうが後々楽ができてよいです。

トップから「詳細を確認」ボタンを押すと簡単にたどり着けます

さて幸運にもHR01に紐づいたdアカウントでログインできたら、トップページから「詳細を確認」ボタンを押すことで比較的スムーズに設置場所の変更申請画面までたどり着けます。

「接地場所の変更」を入力して送信したあと、なにかドコモ側からメールなりなんなりが来るまで待っていなければいけないのかな?と思ったのですが、実は来ないようです。申請入力した時点で即日反映とのことです。

私の場合には特に急いではいなかったため、ドコモ側から移動申請が完了したという案内メールでも来るまで待とうかと、丸2日ほどはそのまま元の設置場所で使い続けていました

位置情報の齟齬ということで停止されなかったのはラッキーなのか、あるいは再起動するまでは元の場所で使い続けても大丈夫なのかは不明です。

ちなみに設置場所の変更は月に1回という制限があるらしいので(そんな頻繁に移動するひとはいないと思うが)誤入力などにはくれぐれも気を付けましょう。


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