機材トラブルは前触れもなく

いつものごとく、なんの前触れもなく突然に機材がトラブってしまうわけなのですが、たいていの場合は私が風邪をひいたりしている最中という、なんともタイミングの悪いときに起こってくれます。

今回は主に業務支援用のサービスを走らせているサーバーなんですが、一度オーバーヒートさせてしまってから負荷に弱くなっていて、年内の入れ替えを予定していたものの意外に早く力尽きてしまったという具合です。

なので機種選定もままならないままだったのですが、とにかく場所をとらず・電力を消費せず・現状程度+少しの業務負荷で実用的なもの、という趣旨で相談してみると良さそうなものを提案してもらえました。

IntelのNUC DN2820FYKHです。これに定電圧メモリとハードディスクをセットすればハードウェアは簡単に出来上がりです。

実際、開封から設置作業までは10分程度で済んだのですが、その後がやはり大変でした・・・

基本的には前サーバーと同じようにDebianで再構築するわけなのですが、まずは最新版でインストールしてみないと調整どころか以前の環境をもってくることすらままならないわけです。
が、しかし、インストールを進めようとしてもインストーラ起動直後からUSBキーボードやマウスが無反応状態になってしまう。BIOSの設定内容をいくら見直してみても、昔ながらのレガシーなエミュレーション項目がなく、いったいどうしたものやらとさんざん悩むことに。

思い切ってCentOSあたりを入れたら苦労せずにすむのかな?と一瞬考えがよぎりましたが、念のために一番目立つところにある設定項目「Boot Order」の「UEFI Boot」チェックを外してみると・・・なんともあっさりとインストーラが進んでくれて問題解決とあいなりました(^^)

さて、この後はなんとか日が昇ってくるまでにデータベースの引き継ぎやらメール転送やらと設定を完了しておかねばならないかと考えると、途方もなく遠い道のりに感じてきます(^^;