■ Echo Showシリーズの8インチ画面版
Echo Show 8が届きました。
コンパクトでまん丸な形が気に入っていたEcho Spotが旅立っていった代わりになります。
さっそくEcho Show 5を持ってきて並べて比べてみましたが、外見上は本当によく似通っていてその形も設置したときの画面の角度もフットプリントもなにもかも単純な拡大コピーのようにしか見えません。
むしろ、そういう単純な違いだけを期待していたというのも本音ですが。
電源を入れてみようとACアダプタを見ると若干大きくなっていて、出力もEcho SpotやEcho Show 5のような15Wではなく、その倍の30W出力になっています。
(大きさ的には1~2割増し程度に抑えられています)
電源ON操作は従来とおりACアダプタを差し込むだけで自動的に起動して「echo」とロゴが表示されてしばらくすれば起動完了です。
初期設定も本当に従来通り、使用言語を選んだりWi-Fiのアクセスポイントを選んでパスワードを画面上で入力したりAmazonのアカウント入力をすればすればあとは特になにもすることはありません。
ここまでは単純に大きくなった印象ばかりが目についていたのですが、起動してみると違いが徐々にでてきます。
例えば、Echo Show 5を初期設定したひとなら起動音と初期音声のボリュームの大きさが気になったと思うのですが、Echo Show 8ではむしろボリュームがかなり抑えられています。うるさくないです。
ところが実力としてはEcho Show 5の倍以上、実際にスピーカーだってEcho Show 8は2基内蔵していてそれぞれの出力も10Wですから(Echo Show 5は4Wx1基)、ずいぶんな余裕があります。
筐体そのものは中低音をうまく反響させる構造が従来のEcho Show 5から継承されていますから、あいかわらず優秀な印象です。
■ アスペクト比が異なる
画面表示をよーく見てみると縦横比が若干ちがっているようで、スペック上も下のような違いがあります。
・Echo Show 5 : 対角5.5インチ 960 x 480 dot
・Echo Show 8 : 対角8.0インチ 1280 x 800 dot
たとえばNHKニュースなど画面比率が固定された同じ内容を表示させてみると若干Echo Show 8のほうが縦長画面なせいか画面上下に黒帯がはいることがあります。これは Echo Show 5だと逆に両サイドに黒帯が入る感じになります。
■ 微妙にメニューが異なる
僅かな違いではあるんですが、しっかりアップデートをチェックして同じビルド状態にしていてもEcho Show 5とEcho Show 8 では表示されるメニュー内容に違いがあります。
たとえば時計表示。
Echo Show 5だと「設定」「ホーム・時計」「時計・壁紙」のメニューの中からデジタル時計やアナログ時計のデザインを選ぶことができます。
でもEcho Show 8だとそのメニューのなかに時計デザインの選択肢が省略されています。
こういう微妙な違いがあると、実家の両親に使い方を聞かれたときにちょっと説明が面倒になってしまう・・・なんてことが予想されるので、できればこういったメニューの類はシリーズで共通にしておいてもらいたいというのが個人的に強く思うところです。
まあこれも、アップデートされるにつれて解消されそうな問題ではありますが。
■ インテリアにマッチするのは球形かなぁ
ほんとは、あのEcho Spotと新しくでてきた球体型のEcho Dotシリーズを並べたらみんな角張ってなくてインテリアとしても可愛らしいように思っていたのだけれどなあ、やはり製造終了になるとサポートを続けるよりも新しい製品に乗り換えてもらったほうが良いというアマゾンの判断なのだろうなあ。
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