Raspberry Pi Picoを買って動かしてみました

■買ってみました。税込み580円のおたのしみ。

つい先日発売されたRaspberry Pi Pico、実は某サイトで無料プレゼントしますという募集があったので応募してたんですが、当選通知が迷惑メールに埋もれていて気づいた時にはすでに期限切れという悲しい目にあってしまいました(涙)

が、しかし気を取り直して、仕入れのついでに電子部品屋さんを覗いてみると5個くらいまとまったものと1個単位で売られているものとがあったので、ひとまず一つ580円で自腹購入。

こういう自腹出費の積み重ねがけっこうな額になってたりするのが困ったものだよなぁ・・・どうせ実験に使うのだし、まとめて買うときにはちゃんと領収証をもらおう。

Raspberry pi pico購入直後の写真

サイズ的にはRaspberry Pi Zero Wみたいな印象だけれどももっと実装されているものが少なくシンプルな基板。microSDカードなどを別途準備する必要もなくPIOも豊富な様子なので、何か手軽に実験したいときに役立ってくれそうな感じです。(Pi ZeroなどのようにLinuxが動くわけではないですが)

さっそく持ち帰って実験用に常時スタンバイしているRaspberry Pi 3B(そろそろPi 4Bがほしいなぁと思うことが多くなってきたのですが…)につないでマスストレージとして認識してもらい、指示に従ってMicroPythonのファームウェアをダウンロード&インストールして準備完了。

■あれれ、説明画面とちょっと違うぞ

すでに多数の勇者さんたちが実際に入手して解説をアップされていますが、個人的にわかりやすいなーと思ったサイトを参考にして動作確認をこころみました。

が、しかし、ラズパイ3Bに最初から入ってるのに初めて開くThonny IDEでなにか動かしてみようとしてもなんだかご機嫌ナナメ。

ラズパイでThonny IDEを使用している写真

どうも私の使っているラズパイが全体的にバージョンが古いままになっているのか、ターミナルからアップデートをかけようとしても見つからない。

ラズパイそのものの環境構築を初めからするほどの時間も見当たらなかったので、とりあえずなんとか動いてくれないかと触っているとInterpreterタブのなかで「MicroPython on a generic device」を選択し、Portを「Board in FS mode – Board CDC (/dev/ttyACM0)」に設定したらなんとか動くようになってくれました。

Thonny optionsの写真

テスト用のコードを適当な場所に保存し、Thonny IDEの実行ボタンを押すと・・・そっとPico上に実装されているLEDがピカピカ。
ついでにPicoに内蔵されている温度計のデータもThonny上に表示させてみるとちゃんと値が返ってくる。ひとまずの動作確認はこれでOK。

picoがピカピカしている写真

まだ個人的にはサンプルを動かしてLEDがピカピカしたり内蔵の温度計から値を拾ってくるくらいしかできてないが、なんだか面白そう^_^

若干、USBケーブルの抜き差しを繰り返すとコネクタ周辺が弱ってしまいそうな気はするけれどもそれ以外には実装されているパーツも少なく、落としても壊れそうにない安心感が気軽に使ってみようという気にさせてくれます。

本気でなにか活用したくなったらまとめ買いしてきてもお財布の中身に優しいし、C/C++でも書けるようだし、そもそもmicroSDも使わないから急な電源断の心配もしなくてよさそうだし、自由度が高そうな印象です。


消えちゃった動画や写真データの復元は
安心安全な『株式会社パソコントラブル救助隊』へ。
https://hqsecure.net/

X68000 XVI型のラズパイケースを買いました

仕入れでウロウロ歩き回ってるときに偶然見つけたこんなもの。

raspberry pi2/3のケースなんですが。

つい、形が、懐かしさのあまり衝動買いしちゃいました。

買ったのはXVIの形のミニチュアですが、僕が使ってたのはXVIの前に発売されてたExpert HDだったような記憶が(^^)

そのX68000 Expert HD、購入当時はたしかシャープに入社したてピチピチの頃で、当然その当時のお給料ではとても払えないほど高かったので従業員販売で1年ほどの分割払いにした記憶があります。

少なくとも分割払いが終わるまでは会社を辞めないように自分への縛りだったような褒美だったような位置付けで…なんだかんだで20年は居ましたけどね(^^)

当時のスペックなんてもうよく憶えてないですが、内蔵していたHDD容量は40MBくらいだったはず。

いまじゃ、小指の爪ほどの大きさのmicroSDカードですらその1000倍くらいの容量を記録できるわけで、よくそんなに記録するものがあるもんだなぁとしみじみ思ったりします。