香川まで

記念すべき人生初四国は香川県でした。月1回ラーメンを食べに行くメンバー五人で、眠い目こすって朝4時集合でうどんを食べに行きました。

朝早いのには理由があって、香川県のうどん屋さんは朝から営業をしていて閉まるのが早い。昼過ぎには閉まるのです。そして基本セルフサービス。朝からファストフードを食べる感覚(大阪よりも安い)でうどんを食べるといった印象を受けました。

道中、じゅんぐりむっくり運転しながら、山の中まで行ったり、市街地まで行ったりあれこれ談笑しながら向かっていたのですが、退屈しないようにと持って行ってた「スプートニクの恋人」が活躍をしてくれて、結構読み進めることができました。

まず一人頭5000円を徴収して、一つの財布に入れてそこからお金を出していく(大蔵省は私)といった感じでテンポよく5軒ほど回りました。帰りはぐったりしてしまって車の中で本を読んだり眠ったりして、気付けば大阪でした。

皆でがやがやして遠出をするのも楽しいですが、やっぱり一人で喫茶店遠征をしたい今日この頃です。お供の本を携えてストイックに喫茶店を回りたい。

Raspberry Pi 2にWindows10が無償提供とは

ちょっとおもしろいかも。

うちにもRaspberry Piは1つ転がってますが、新しいモデルRaspberry Pi 2は4コア900MHzでメモリが1GBになるんだとか。
メモリの少なさにはかなり苦労したこともあるので、やはり1GBバージョンが出てくるのはありがたい。

形状はB+互換らしいのでケースも使いまわしできそうだし、値段も4300円くらいだとか。価格性能比で考えたら安いのかどうか微妙なところだけど、まだお手軽な値段ではある。

興味をそそられるのは、このPi 2にWindows10が無償で配布されるとかいう話し。どんな感じになるのか想像もつきませんが、あの小さな基板でWindows10が動いている様子も趣味の領域としては面白いかも。

見かけたらつい衝動買いしてしまいそうな気がします。

KEYUCAのスリッパ

 

今読んでいる本は遠藤周作の「海と毒薬」です。「スプートニクの恋人」同様、少し苦戦中。戦時中の医者の話です。ちょこちょこ読み進め中・・・

本格的に寒くなってきたので、本当はどこにも出掛けたくない。だったら快適に引きこもって過ごしたいものなのですが・・・

我が家にはカーペットがありません。理由は掃除がしづらいから。掃除のしやすさを考えるとなーんにも敷かないほうが圧倒的に楽なのです。

そんな我が家に泊まりに来た妹から苦情が入りました。「床が冷たい!」
という訳でお姉ちゃんは早速スリッパを買いに行きました。

なんばまで用事があったので少し足を伸ばしてなんばパークスまで。
初めてKEYUCA(ケユカ)というインテリアショップまで行きまして・・・
面倒くさがりなのでAmazonで買ってしまおうかと一瞬考えましたが

セールで安くなっていました。二足で1500円くらいでした。
FullSizeRender

左から妹持参品、自分用、来客用です。
靴のサイズが24.5cmなのですが、Mサイズのスリッパは23~24cmまでと少し小さい・・・まあ仕方ない。とりあえず自宅で過ごすのが少し快適になったかな?インソールもしっかりしていて洗濯可なので満足です。

さーてあとは壊れたオーブンレンジをどうするかです。

 

給与支払報告書の提出期限が

さて、毎年1月末は前年分の源泉徴収票や給与支払報告書を管轄の税務署と市区町村に提出期限となっているわけですが、今年はちょうど31日が土曜日にあたっているために、ちょっと遅めの2月2日が提出期限として設定されています。
今年もちょっと余裕をもって30日に提出したわけなんですが。

いつも手っ取り早いのでe-Tax(国税)とeLTax(地方税)を使って帳票を入力し、電子署名をつけて送信して済ませているのですけれど、いつものことではあるんですが帳票をむりやり画面に押し込んだようなレイアウトなので文字が小さくてとても読めないという難点が。

それでも、数字に関しては何度もチェックするし計算チェックで矛盾がないかも調べてくれるので基本的に数字関連で間違ったことはないのですが・・・それ以外のところで今年はとうとうやらかしちゃいました。

というのも、源泉徴収票の個人別の帳票の中に生年月日の項目があるのですが、年号は「昭和・平成」をセレクトする形になっているんです。で、デフォルトが「平成」。
画面上では文字がつぶれてて見えないし、印刷しても「あの大きさ」なのでついつい見落としてしまい、そのまま電子署名をつけて送信して、次の仕事にとりかかるまで完全に見逃してました。
さて、幸か不幸かいままで訂正という経験がないのでどうしたらいいのかと税務署に相談しようかと、念のために修正手順が掲載されてないか確認したところ、やっぱりあるんですよね、よくある質問として。助かります。
どうやら提出期限内の修正に関しては特に税務署に連絡をいれる必要なく、単純に提出済みのデータに修正を加えて、別名をつけて保存したうえで再度電子署名をつけて送信すればいいのだとか。

さすがに自動チェックで「平成46年生まれ」と入力されてる部分くらいはおかしいぞと指摘してもらいたいところですが。

読書日誌「スプートニクの恋人」

やっと読み終わりました、二回目の停滞を迎えて読了。「スプートニクの恋人」村上春樹(講談社文庫)です。

image46

ずっと何かが引っかかっていたように読めなかったのに、四国からの帰路の中で、すらすらと読める瞬間があって。でもいつもより時間をかけて読み進めました。喫茶店、ベッドの上、そして四国。長い間バッグに入っていたような気がします。

そうそう、先日四国に行ってきました。人生初めての四国。瀬戸内の海は綺麗でした。

小学校教諭の「ぼく」は、煙のように消えてしまったすみれを追い、遠い異国の島まで向かう。22歳で初めて恋に落ちたどうしようもないレズビアンのすみれを追って。

すみれは小説を好んで読んだ、やせっぽちだった。すみれが大学をやめたのと同じ時期にぼくもその大学を卒業した。

そのあともぼくとすみれの交流は続いて、すみれはぼくの家に来て、小説の話をして、本を交換する。すみれはレズビアンだけど、ぼくはすみれに激しく欲情する。ぼくはその熱い欲を必死に抑える。

すみれは一人暮らしをして、小説を書き続けた。だけど書き遂げることはできなかった。すみれはミュウに出会った。激しい恋に落ちた。22歳の春だった。そこですみれの人生は大きく変わった。

読んでいるとき、遠くへ行きたくなった。村上春樹の小説はいつもそんな気分にさせてくれるのです。限りある現実の、限りない非現実。これから置いていく現実を気にしながらも遠くへ行って、簡単な朝食を作って、ヴェランダで食べる。海へ行って、裸になって、音楽を聴いて、書き物をして。永遠のような時間をどこか遠くで過ごしたい。

そして煙のように消えてしまいたい。