障がい者の性について考える

昨日は飲み会に行ってきました。どうも軽いノリが合わないことに気付きました。やっぱり真面目な話をするほうがどうやら好きみたいです。

学生時代に読んだ本の中で衝撃的だったのが「セックスボランティア」河合 香織(新潮文庫)です。

障害者だってやっぱり、恋愛したい。性欲もある。

 

読んだ感想は、確かに、世の中で彼等の性欲は「存在しないもの」のように扱われているけれど、きちんと考えれば、そりゃあるよなあって。

ただ、それが何だか後ろめたい事のような物差しが社会の中で完成されているような気がして。私がたとえばセックスボランティアだったとしたら、周りの目を気にしないと言えども、あまりいい思いをしない人がいるのかな、とか。その考えすら間違っているのかなあなんて色々なことを考えさせられました。

それは偽善なのか当然の権利なのか・・・

一般社団法人ホワイトハンズという団体さんがあって、その団体の目指す社会は「年齢、性別、職業、障害や病気の有無に関わらず、全ての人が、生涯にわたって、自己の『性の健康と権利』を当たり前に享受できる社会を実現する」

それが当たり前の社会なら、人はもっと穏やかに健やかに生きられるんだろうか・・・それについて語るのであればもしかすれば輪に飛び込む必要があるのかもしれません。