昨日とあるものを頂きました。
「ヱヴァンゲリオン新劇場版:Q」に登場した新機体「エヴァンゲリオン Mark.09」の後半の姿、「第1のアダムスの器(移行中間形態)ゼーレ仕様」のフィギュアです。玄関に飾ることにしました。初めはトミパト(トミカのパトカー)と一緒に飾ろうとしたのですが、色々考え尽くされた配置なので、それを変えたくなかったため玄関の妹からのもらった絵の隣に飾ることにしました。
余談はさておき
前回まで、無国籍について「定義とメカニズム」「世代を越えた無国籍の継承」と書きました。何か授業みたいになってきていますが、メカニズムの中で、出生時の無国籍と出生後の無国籍があると書きましたが、今日は「出生後の無国籍」についてです。
まず、身分行為に伴う国籍の喪失が問題となるわけです。
たとえば、「夫婦国籍同一の原則」によって、A国の男性とB国の女性が結婚した場合、女性の国籍はA国になるが、夫が無国籍になったり、死亡したとき、離婚したときに、妻の国籍が剥奪されると・・・無国籍になるといった具合です。(日本では昭和25年の7月の新国籍法施行まで、夫婦及び親子国籍同一主義が採用されていました。)
他にも、虚偽の申請により帰化の手続きを完遂させたことが事後明らかになったときや、帰化したものが国の安全を脅かす活動に従事しているとき、法律の定めによって国籍が剥奪され無国籍になる場合や、人種、種族などを理由に特定の集団の国籍を剥奪するケース、あるいは特定の集団に国籍を付与しないことによって大量の無国籍者を発生させることも稀ではありません。
その一方で、国籍取得のために設定された条件が制限的で、行政の支援が不十分だったりして国籍取得の手続きを進められず無国籍状態になっている人もいます。
また、国家の分裂、分離独立あるいは独立の回復などに際して領域が移転したときには、当地に居住する住民の国籍問題が生ずることも避けられません。
さまざまな理由によって無国籍者になってしまう人たち、法律の隙間に落っこちてしまったりして、どの国にも属していない、どの国にも守られない。そんな人たちがこの世に沢山存在し、当然、日本にもいるのです。
99%の無駄を省いて1%に集中することを目標としていますが、まだまだ程遠い事務員です。趣味は断捨離と読書。