栞子さんのような人に

薄着の女性、サンダルから覗く爪、束ねた髪から見えるうなじに夏を感じる今日この頃です。大学生はもう夏休みということで何ともうらやましいです。昨日の休みは本すら読まず、一日中寝倒してしまいました。

今日は何か読みたいなあと思い、朝から本棚とにらめっこしていたら懐かしい本と目が合いました。「ビブリア古書堂の事件手帖」です。

表題の栞子さんとは、「ビブリア古書堂」の店主さんのことで、本が大好きな本の虫で、人見知りだけど、本について話すときはとっても饒舌なお姉さんです。知識が幅広く、好奇心が旺盛で放っておけないタイプの女性です。鎌倉を舞台に、本に関する事件が発生して、栞子さんの洞察力、知識でするすると難事件を解決していくというとても読みやすい作品です。読み進めていくうちに栞子さんのような女性に出会いたいと願ってしまう私がいました。

どこかにいないですかね、そんな女性。