ラトックの家電リモコンRS-WFIREX3は結構高機能

少し前に購入したラトックシステムの家電リモコン RS-WFIREX3ですが、GoogleHomeだけでなくAmazon Echoにもちゃんとつながります。

いや、使ってみた印象ではGoogleHomeよりもAmazon Echoでの初期設定のほうがはるかに簡単だったように感じてます。

操作できる内容も、カスタム設定を駆使すれば両者同一になるんですが、自動設定(スマートホームと呼称)の場合にはAmazon Echoのほうが操作できる内容が多かったりするのが微妙な違い。

さて、この家電リモコンの先に、パナソニックのLEDシーリングライト(HH-CC0820AZ)があり赤外線リモコンで操作できるようになっています。
もちろん、家電リモコンの設定アプリの中にもパナソニックのシーリングライトは多数プリセットがあるんですが、なにせ派生機種が多いのと細かな品番があわなかったりするので躊躇します。
適当に見た目がにたようなものを設定しておけば問題なく動くのですけどね。

ただ、こまったことにAmazon EchoやGoogleHomeに対して自動設定できる範囲だと、照明オンコマンド=「全灯」がプリセットされています。
普段は50%くらいの明るさで使っているのでリモコンだと「全灯」ではなく「点灯」という側を使うのが日常なのですが・・・

カスタムコマンドでは「点灯」(50%くらいの調光で)を送信させることもできるけれど、そのためには「OK,Google、”家電リモコンを使って”照明を点灯して」と長いコマンドを詠唱しなければならなくなる。
単純に「照明をオンにして」だと自動設定の「全灯」コマンドが常に発信されてしまうのだ。

なんとか自動設定の照明オンコマンドを「全灯」から「点灯」に変更できないかとラトックさんに問い合わせてみたのですが、答えは「送信するキーの内容は変更できません」と。

ただ・・・キーに割り当てられている赤外線コマンドを再学習させることはできるので、「全灯」キーに対してリモコンの点灯ボタンの内容を学習させてしまえば解決できるらしいと教えてもらった。
てっきりプリセットされているリモコンコードは変更できないものと思い込んでいたので目から鱗。

キーの内容が「全灯」のままなのはちょっと微妙な感覚だが、実用上はまったく支障ないので無事に解決したのでありました。

総じて、なかなかポテンシャルとしては優秀なデバイスで、簡易的な照度計機能や気温&湿度の情報も取得でき(照度計の機能は後継機では簡略化されたらしいですね)、もっとアプリ側が充実すればさらに高度なことができるんじゃないかと期待できるリモコンです。