あべのハルカス展望フロアより

ときどき、と言ってもなかなか日中は仕事に追われているので夕方の外出時に立ち寄ることがほとんどなのですが、日本一高いビルと言われる「あべのハルカス」の展望フロアで目を休める時間をとるようにしています。

特にこの時期は日が暮れる時間が遅めなので、訪れる時間にはいい感じで太陽が沈んでいくタイミングにあたります。

徐々に徐々に眼下の街並みが夜を迎える準備に移っていくなか、あちらこちらのビルの窓に反射する夕日がキラキラと宝石のように輝き出す瞬間はとても美しく、何度見ても飽きることがありません。

先日はさらに薄曇りから夕焼けに至るまでのわずかな時間、空も街並みも綺麗なピンク色に染まってゆき、さらに反射光がキラキラと輝きを増す中でどんどん赤い空へと移ろいでいく貴重な瞬間を目の当たりにすることができ、しばらくは撮影することも忘れてただただ目を見開いてその様子に見とれておりました。

我に返った時にはすでに目の前の空は真っ赤に染まり、その美しさと迫力に飲み込まれそうになりながらたくさんの人が撮影していたのが印象的な夕焼けでした。