普通について考える

先日書いた「普通が一番難しい」というテーマの続編のようなものですが。

まず、定義がハッキリとしないこの言葉。Google先生に「普通 意味」と問いかけると以下のような回答が。


ただ、誰にとっての普通なのか。どこを基準にしての普通なのか明示はされていないわけで。それだけ世の中にありふれている言葉なのかもしれませんが。

個人的解釈を述べると、そこには「私にとっての」という言葉が大前提として省略されているようにしか思えないのです。

普通という言葉は普(あまね)く通じるという意味なのだろうということなのですが、そうなると普くという言葉さえも追いかけなければならないような、気の遠くなるような作業なのは目に見えています。

他言語の視点から普通について追いかけてみると面白いかもしれません。英語でいうならregularだったり、normalだったり、usuallyだったりがパッと浮かんだ単語ですが、出来ることならば、それぞれの語源について探ってみたいです。

言葉の海は深くて広い。その舟は無事に目的地に着くのでしょうか。何だか「舟を編む」のようになってしまいましたね。