石油ストーブと藤田嗣治

一昨日は近鉄百貨店まで藤田嗣治の絵を観に行ってきました。
その絵を観に行くってのが一応の計画で、ふらふらと、寄り道をしながら。

朝はいつもの喫茶店で、卵トースト。焼いた食パンにふわふわのたまごやきが入っていて、しょっぱくもなくちょうどいい卵トースト。

そのあと歩いていくことにして、道中にあった古本屋で本を買って、その本を読みたいがためにまた喫茶店に立ち寄って。

決まって歩いて行く自宅の最寄駅から二駅向うの喫茶店には、残念なことにあまりお客さんはいません。石油ストーブの前を陣取って、ひたすら読書。

随分と時間がたってやっと近鉄百貨店で絵を観てきました。

今回は君代夫人のコレクションを中心に展示ということもあり、今まで観たこともなかった絵も多数ありました。
やはり、裸婦が綺麗です。乳白色の肌に、控えめな乳房に、決してこちらを向かない裸婦。思わず見とれてしまいました。

また同じ喫茶店に戻って、石油ストーブの前を陣取って読書。石油ストーブって懐かしくて何だかほっこりしてしまいました。

穏やかに時間が流れているようで、このゆるさが好きなのでひとりでふらふらするのはやめられません。計画みっちりはどうも苦手です。