SDカードメーカー別の壊れやすさと復元率

先日、本家サイトの側で過去5年ほどの修復カルテをもとにSDカードやUSBメモリのメーカー別に壊れやすさや復元しやすさが異なるか集計してみた記事を掲載したわけなのですが、皆様の予想通りではないかと言うくらいみごとにメーカー別の優劣が数値として現れていました。

メーカー別の症状と復元率のグラフ

もっとも、しつこいくらいに書いてますが世の中に出回っている数が多ければ多いほどうちの会社に寄せられる復元依頼は多くなるわけです。そしてどんなメーカーのものでも品質が均一化されているとすれば、絶対数が多くなればなるほどいろんな症状のものが平均化されていくはずなのですよね。

ですが実際に預かる機会の多いメーカー上位数社で比べてみると症状や復元率に偏りが出てくるわけで、これは現場でも肌感覚として「あっ、このメーカーのSDだと下手な下調べをしたら危険だから先にこの手法で取り組まないといけないかな」などというモノと概ね一致してきます。

※余談ですがこの下調べでWindowsパソコンにつっこんじゃう大手復元業者さんがいらっしゃいまして、そのタイミングでSDカードに上書きされたSystem Volme Infomationの値が残ったまま弊社に転送されてくるなんて事例がわりとあります。ドコとは申しませんが仮にも復元事業者が知らないはずは無いと思うのですが。

■販売メーカーは数多くあれど

有名どころとしてはSanDiskを筆頭に、TOSHIBA(現 KIOXIA)TranscendELECOMBUFFALOI/Oデータは少なくとも日本国内ではよく見かけるメーカーですね。

そしてそれに続く感じでSONYVerbatimKingstonGigastoneSAMSUNGSiliconPower(SP)あたりが量販店で入手しやすいメーカーでしょうか。ネット通販を漁ればもっともっと馴染みのないメーカーのものも多く存在しますし簡単に入手できてしまいます。

電子部品業界に詳しい方ならば実際にフラッシュメモリを製造しているメーカーは数社にすぎず、数多くある販売メーカーは製造メーカーから中身を購入してパッケージングしているとご存じかとは思います。しかしたとえ製造するメーカーが数社であっても納入先の要求にあわせた価格と合致する品質基準が存在するので、スペックが同じでも厳密に中身が同じということはありません

そしてその違いが最終的にメーカー別の品質、いわゆる壊れやすさやその症状の偏りとなって表れてくるのではないかと予想できます。

■極論すれば「運」ですが

どんなに信頼性の高いメーカーだろうが、どんなに聞いたことないメーカーであろうが、利用者個人としては不具合にあうかどうか(=初期不良品や潜在的不良品にあうか)は運しだい。

100%大丈夫なんてことはどんな高信頼メーカーでもあり得ないわけです。

とは言え、100個中1個の不良品が混ざっている棚から商品を取りたいか100個中50個の不良品が混ざっている棚から商品を取りたいか、という違いにはなってきますから、ご自身の運にぜったいの自信があればどちらから選んでも良いですがそんな強靭な運ならもっと他のことに使いたいですよね

ですので購入する際にはどこのものを買うか(メーカーの選別)どこから買うか(販売店の選別)いくらで買うか(激安処分品でないものを選別)というのは大切だと思うわけです。

※とはいえ、ウチは商売あがったりな状態になっちゃいますがね…

■こまめなバックアップコピーは必須

前段でも書きましたが、どんなに信頼性に期待できるメーカーの製品であっても壊れる時は壊れるもの。さらには使えば使うほど操作ミスや機材アクシデントで内容が化けてしまうなんてこともあるのがSDカードの世界。

ですからバックアップコピーはこまめに取っておいた方が良いのは言うまでもありません。

このバックアップコピーですが、特に難しいアプリケーションや操作方法を指す言葉ではなくて、単純にほかの記録媒体にコピーしておくだけです。

むしろ気をつけないといけないのは「コピー」のつもりで「移動」操作をしてしまうことです。この「移動」は以前はカット&ペースト(=切り取り&貼り付け)と表現されていたように移動元のデータを削除してしまう操作になります。

最終的にはコピーが取れたらSDカード内は空っぽにしたいという意図の方も多いと思いますが、意外にも「移動」操作はトラブルの温床であって、ちゃんと移動が完了しないままプロセスが完了したように振る舞ってしまうことがしばしば。

こうなると、コピーしたはずの媒体には正常にコピーできていなくて、なおかつ移動元も自動的に消えてしまっているのでお手上げということになってしまったご依頼が後を絶えません。

ほんのひと手間を惜しまず、コピーが完了したことを確認してから元を削除しましょう

■復元ソフトが破壊を進めることも

ここからは余談ですが、SDカードなどが壊れたらできれば「自分で」「安価に」直したいという方は多いですよね?

ところが復元事業者として日々いろんな状態のメモリ状態を見ていると、復元ソフトを試したがゆえに復元できなくなっているものも目の当たりにするわけなのです。

ある程度以上パソコンなどでのストレージ操作に精通されている方であれば「ソース」「デスティネーション」と聞いても自然と対象を判断できるのですが、そうでない方だとたとえ普段のパソコン操作に慣れていたとしても聞き馴染みがない言葉ですよね

ところがこれ、実は検査対象と保存先を表すとても重要なシーンで使われている場合が多くて、指定を間違えると無意味なデータで復元したい対象メモリを盛大に上書きしてしまいます

そのほかにも、WindowsだとCドライブとかDドライブとかいった言葉でストレージを区別しますが、これもWindowsという狭い世界に限定された話。いくつもつながっているストレージ(=ドライブ)を区別する言葉はたとえば/dev/sdaなんて感じで表されるほうが多いですし、/physicaldevice〜〜とかいった表示で判別するひともいるかもしれませんが、これらも同様に指定を間違えると取り返しがつかない状況にあっという間に陥ります

■さらには利用者の誤解による上書きも少なくない

そしてさらに最近増えている質問が「フォーマットをしてマウントできるようにすれば復元しやすくなる?」という恐ろしい誤解。そりゃ「フォーマットが必要です」なんていきなり表示されたらフォーマットしたくもなりますわな。
それに、たしかに一部の能力が低いソフトではOS管理下で動作するように組まれているのでマウントできないとそもそも動作できない事からこういった誤解が生まれてくるのかと予想します。しかしそもそもOS管理下で動作するということはそれだけOSの影響を受けてしまうわけですから純粋に高精度の復元など期待できません

復元できないだけならまだしも復元ソフトには外部計測値や経験則などが反映されず単純にプログラムされた通りにしか動作しないわけですから、物理不良領域が含まれているものにもドカドカと土足でアクセスしようと踏み込んでしまいますこれが致命的に物理不良を進めてしまう原因になることもしばしば。

ほんとにメモリにダメージを与えずに安全に復元しようとするならば、外部から応答速度やその波形など逐一反応を計測しながら慎重に行わないといけないのですが、それはソフトだけでは困難でハードウェアとの組み合わせは必須になってきます。

■上書きは確実に復元不可能な領域を拡げます

動画データ満載のようなシビアコンディションでない限り少しの上書きでは復元率はさほど低下しません。が、しかし、それを繰り返せば繰り返すほど確実に復元できたはずのメモリ領域をかきまわしてしまうこととなり、そのあとでいかなる機材を用いようがフラッシュメモリである以上は復元できなくなる割合がどんどん拡大し続けます

余談が3ブロックとずいぶんと長くなってしまいましたが、より安全なデータ復元のためにはぜひわたくし共にご用命いただければと考えます。


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Apacheからnginxへ変更してみたら

巷では静的コンテンツは劇的にレスポンスが速いと耳にするサーバーnginxへと乗り換えてみるのもありかなと、実験的にApache環境からの入れ替えを行ってみました。

その忘備録的な感想です。

■たしかに速いかも

なにせApacheしか経験が無かったのでまるっきりわからないところからのスタート。

しかもサイトそのものはいつでも元に戻せるように温存したまま限られた時間での移行という条件だったのです。

そもそもサーバーなんてやること同じなのだから設定も大差ないでしょ、などとタカをくくっていたらえらいギャップに悩まされることになりました。

■単純なHTTML構成のページは効果的

導入そのものはすごく簡単。先人の知恵をたくさん拝借できるので多少いびつな構成であっても困る事なく導入ができました。

そして、単純なWEBページについてはレスポンスが体感できるほど早くなった(そもそものApacheの設定が遅すぎたというのもありますが)

なんだ簡単じゃないか、と一瞬思ったわけなのですよ幸せだったのはそのほんの一瞬

■バーチャルホストは書く場所が違うだけ

Apacheではアクセスされたホスト名にあわせて処理内容を変えることができるようバーチャルホストで運営しているわけですが、通常だと /etc/apache/sites-available/ などに設定を書き溜めますよね。

nginxではどこに書いたら良いのだろう、たいして考え方は変わらないよね?と思っていたらありました。

/etc/nginx/cond.d/ 以下にバーチャルホストごとに分けて書けばおおもとの設定ファイルからすべて読み取ってくれるので問題なし。

極論すればバーチャルホストの設定は書いておく場所が違うだけ、と言えなくもない

■PHPが動かない

今回、管理下の複数のサーバー(Ubuntu数台とCentOS)で同時に実験したわけなのです。

まっさきに外部非公開サーバーで問題が出てきたわけですが、php構成のページが急に消えたと。

そうです。経験のある方はすでに感づいてらっしゃるでしょうがApacheと違ってphp-fpmを導入してあげないと動いてくれないnginxでphpページを表示するならphp-fpmを呼んであげるという考え方にしないといけないわけです。

設定そのものは特段難しくもなく、まずはphp-fpmを追加でインストールして、設定ファイルにどうやって呼び出すか(fastcgi 127.0.0.1:9000とか.sockとかなんとか)を追記してあげることでOKです。Apacheからしたら最初は「なんで機能を有効にするのに外を呼ぶの?」ってな感じでした。有効無効ってな感じとはぜんぜん違ったわけですね。

■Apacheからの乗り換えはパーミッションに注意

導入時点で前提がフラフラしているのがトラブルの原因ですが、nginxへの移行で時間がかかるならApacheへすぐ戻せるようにしておこうというのが一番ネック

既存のページ構造には手を加えない前提なので、なにかサーバーを換えることでトラブルが出るならサーバー側の設定で吸収できるようにしなくちゃいけない

単純な話ですが、サーバーが変わるということはサイトのファイルをアクセスするユーザーが変化するわけで。

たとえばサイトの権限が www-dataとか wwwグループとかいった具合に将来を見据えて最初から汎用的に設定している場合は楽なわけですよ。

ところが、長年の環境を引きずっていると場当たり的に apache:apache なんて権限になっているフォルダやファイルが大量にあったり。

もちろんnginxからはデフォルトでは nginx:nginx という権限でアクセスしますから、権限設定によってはここではじかれてしまいます。

ここでは非常に迷いましたが、本来であれば将来を見据えて apacheと設定されている権限の部分をすべてwww-dataなどと汎用的に書き換えてしまうのがベストかと考えます

あるいは、そこそこ余裕のあるハード構成であればリバースプロクシ設定でnginxの後段でApacheに処理してもらうというサーバー構成にするのもトラブル原因を最小にできて良いかと思います。

ただし今回は一時的な試行でなおかつ既存サイトに手を入れないという前提を守るために本来は禁じ手であろうnginx側の動作権限をuser apache;と書き換えることでしのぐことにしました(変更先:/etc/nginx/nginx.conf

上記にあわせてphp-fpm側の設定も listen.owner = apache、 listen.group = apacheと変更しておく必要もあるでしょう(変更先/etc/php-fpm.d/www.conf

あくまでもApacheと同時には動かさないという前提であるがゆえにできる手抜きかなと思いますが、こういう手抜きをすると後々トラブルシュートしないといけなくなったときに原因が特定できずに大変だろうなと思います。

でも楽に動いてくれます。手抜き効果はすごい!

■WordPressがめちゃくちゃ遅い

さて、nginxへの切り替えから2日、やたらとレスポンスが遅くなったものがありました

もともとチープなサーバーで近々リプレースを予定しているハード構成で動かしているものなのでApache運用でももっさりしていたWordPressなわけですが、nginxに切り替えてから劇的に遅くなり単純にダッシュボードを見ているだけでもjetpackから「サーバーがダウンしています」なんて通知が頻繁にくるように。

ダウンと言ってもそのまま固まってしまうような重症ではないので単純にリソース不足なのでしょう。

もともとMySQLがネックになっていることは自覚していましたのでまずは /etc/my.cnf を見つめて設定を切り詰めていきます。

が、しかしあまり改善するべき点が見つからず改善効果もみられない。そもそもが切り詰めたあとだったのでむしろ動作が窮屈だったのではなかろうかという設定具合。

どうやらその他のところにもなにやら問題がありそうな気配です。
もう一度 /etc/php-fpm.d/www.conf の設定をじっくり見ながら、

pm = dynamic
pm.max_children = 30
pm.start_servers = 5
pm.min_spare_servers = 5
pm.max_spare_servers = 10
pm.max_requests = 50

あわせて、/etc/nginx.conf の側でも

sendfile on;
tcp_nopush on;
tcp_nodelay on;
server_tokens off;
keepalive_requests 100;
keepalive_timeout 10;

fastcgi_buffers 8 64k;
fastcgi_buffer_size 64k;
fastcgi_connect_timeout 60;
fastcgi_send_timeout 60;
fastcgi_read_timeout 300;
client_max_body_size 200m;

といった具合に追記修正して少しは軽くなったかな?と淡い期待を込めてphp-fpmとnginxを再起動すると、おお!素晴らしい、ちゃんと軽くなった

■変更した甲斐があり軽くなりました!

少なくとも重すぎてダウンしているという通知が来ることはなくなり、Apache上よりもはるかに軽く作業ができるようになりました。さすがnginxというところか。

これで一時的にはなんとか運用継続できるようになったわけですが、近いうちにどうせサーバーのリプレース作業があるわけでその時にはもう少し実用的な構成を要求したいなあ。得意な戦術はなに?と問われたら迷わず「物量戦」と答えたい派なので。


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スマートレターとレターパックの違い

だけじゃなく、郵便サービスには他にもいろんな(似たような)サービスがありますね。

しかも郵便以外のサービス、たとえばヤマト運輸のサービスなんかも含めるとさらに使い分けるのが大変になってしまいます。

なので今回は郵便局の提供しているサービスに絞り込んでその違いを書いてみたいとおもいます。

■まず、どのくらいある?

ハガキ、封書以外の荷物を送れるサービスがどのくらいあるかという全貌がわからないと比べようがないですね。

ざっと思い浮かべるだけでも「レターパックプラス」「レターパックライト」「スマートレター」「ミニレター(郵便書簡)」「クリックポスト」「ゆうパケット」「ゆうメール」「ゆうパック」「第三種郵便物」「第四種郵便物」「特定記録郵便」「書留郵便」「簡易書留郵便」「現金書留郵便」「速達郵便」と混沌としてきましたね。

余談ですが、いまどき募集されているのかどうか知らないですが私のような世代だと高校生時分には地元郵便局で年末年始の繁忙期のアルバイトってのがありまして、従事中は準公務員という身分でもありバイト禁止の高校でも案外スルーされていました(いまは民営化されているので扱いが違うみたいですけれど)ものですが。

で、郵便局で内勤や外勤のアルバイトなんて経験すると自然と”普通郵便”とか”通常”ってのがどこまでの郵便サービスを指す言葉なのか刷り込まれてしまうわけなのですが、いまどきそういった言葉も通じないような気がします。

ちょっと脱線しましたがもとに戻します。

うえに挙げたもののうち「第三種」と「最四種」は扱いが限定的なのでこの話からは除外するとして、「特定記録」「速達」「書留」「簡易書留」については実はそれ単独のサービスではなく普通郵便などに付加するオプション扱いになります。

オプションということはベースになるものが必要になるのですが、そのベースが”普通郵便”いわゆる封書です。特にオプションを付加しなければ封書は84円や94円(=定型郵便)あるいは120円〜(=定形外郵便)の料金分の切手を貼って郵便ポストに投函するだけで良いのですが、それだとポストに入れてから相手先に到着するまで1週間くらいかかるようになりました追跡や到着確認もできません

もし封書でも翌日や翌々日に到着して欲しい場合や、相手先に到着したかどうか追跡したい場合には「特定記録」「速達」「書留」「簡易書留」といったオプションをつける必要があり、これは郵便局の窓口で料金を支払い、追跡番号などが書かれた控えをもらうことになります。ちょっと手間がかかりますよね。(都市部では「速達」は青色のポストに投函することもできますが私もいままで地元では一箇所でしか青ポストを見たことがありません)

また「現金書留」はその名の通りお金(紙幣や硬貨)を送るためのものですので少し別格です。封筒も専用のものが窓口で販売されています。しかし昨今ではわざわざ現金を送らなくても送金手段はいくつもあるのであまり積極的に使用する機会はないでしょう(現金書留以外の郵便物に現金を入れて送ると法律に触れることになりますので絶対にしないように

荷物を送るために使う場合は「定形外郵便」や「定形郵便」に「特定記録オプション」や「簡易書留オプション」を郵便局窓口で付けて差し出すというイメージの使い方になります(郵便窓口で封筒を出し「簡易書留でおねがいします」といった言い方で通じます)

※ちなみに「簡易書留」と「速達」の両方を付けて出されるお客様もいらっしゃいますが、ある程度都市部へ発送する場合にはどちらか一方だけで充分であり両方付ける意味はあまりありません

■いまの主流はレターパック

さて前置きがとても長くなってしまいましたが、いまやちょっとした荷物を送るための郵便サービスの主流はすっかり「レターパックプラス」と「レターパックライト」になりました。

大きさはどちらも同じでA4のクリアファイルがまるごと封入できるようなサイズです。プラスが赤色、ライトが青色をベースにした印刷になっています。

なぜこれが主流かというと以下のようなダントツの使い勝手の良さです。

「ポスト投函ができる」で差し出せる。
・専用封筒は「郵便局窓口」や「コンビニ」などで購入できます

実質24時間いつでも購入できて発送もできるという手軽さはありがたいですよね。

■似てて間違えやすいスマートレターとミニレター

ただ、これと名前などが似ていて混同しやすいのが「スマートレター(180円)」「ミニレター(63円)」

サイズ感としてはスマートレターがA5サイズなのでレターパックの半分ほど、ミニレターに関してはさらに小さくハガキサイズになります。

なんとなくどちらも似たような名前で、なおかつ小さいものを封入できてしまうために安価な「レターパック」なのではないかと勘違いされやすいのですが、まったく別物と考えてもらったほうが良いでしょう。

まずどちらも「追跡番号」が発行されませんし、「土日祝に配達されない」のでいわゆる普通郵便と同じように3日以上、場合によっては翌週到着と日数がかかるサービスになってしまいましたので、料金的には非常に安価なのですが大切な荷物を送る選択肢としてはあまりおすすめできないものとなります。

■レターパックプラスとライトの違いは?

さて主題のレターパックプラスとレターパックライトですが、違いがいくつかあります。

まずはその見た目。専用封筒の大きさや材質はどちらも共通ですが、赤色ベースで印刷されているのが「レターパックプラス」これは全国一律で520円です。

青色ベースで印刷されているのは「レターパックライト」こちらは全国一律で370円です。

封筒の外形そのものは同一ですが閉じた時の厚みが3cmを超えるものはライトでは送れませんが、それ以外の条件はほぼ同じと考えてもよいでしょう。

受け取る側としてはプラスとライトの差は対面受け取りか郵便受けに入るかの違いで、実質的にライトのほうが半日ほど遅れる傾向がある程度。

ただ郵便受けがいっぱいの時には折れ曲がりが少し気になるので、中身が心配になるような梱包しかしていない場合にはプラス側が安心ですが、ちゃんと折れ曲がり対策した梱包で封入しているならばライト側で充分と考えます。

それにしても本当に便利です。まだ弊社が創業したころにはエクスパック500(サービス内容は重量制限以外はほぼ同じ)という名前だったのですが、それがレターパックシリーズに変わって認知度が爆上がりし、まさかこんなに利用者さんが増えるだなんて思ってもいませんでした。

おかげで・・・昔から、到着した案件は1件ずつ受け入れトレイに入れて管理しているのですが、そのトレイに素直に入らないサイズなんですよね、折り畳まないといけないので一手間かかりますが、到着案件数が多くなったおかげで場所的に大きなトレイに入れ替えるタイミングを逃しいまだに1件1件折りたたんで収容しているのが悩みのタネ。ぼやいてしまいました。

■クリックポストってなあに?

もうひとつ忘れていました。ネット利用に長けた方には便利な「クリックポスト」

全国一律185円で、梱包厚みは3cm以内(レターパックライトと同じ厚み制限)、ポスト投函OK、追跡番号あり、運賃はネット決済、となかなか魅力的なサービスです。

ただしレターパックのように専用封筒は無いので自分で準備する必要があり(長さ14〜34cm、幅9〜25cm)、専用ラベルを自分で印刷して貼り付けるという一手間があります。

事前に利用者登録が必要なのですが、ふだんからネットでフリマやオークションを使いこなされている方にはとても便利なサービスかと思います。後納郵便扱いにできたらウチでも使いたいくらい。

さて、たくさん存在する「小さな荷物を送るサービス」を書き連ねてみましたが、ほかにもヤマト運輸さんのサービスも何種類かあって一緒に並べてしまうと余計に解りにくくなってしまうので今回は郵便局のサービスにフォーカスを当ててみました。ぜひ活用ください。


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ラジコ授業が廃止とは

誰にも聞かれていませんが、一応、現役の大学生やっています私

世の中リスキリングとか学びなおしとかなんとか言ってるようですが、そんな流れに関係なく、前々から気になってはいたんですよね「放送大学」

いつか状況が落ち着いたら学ぼう、いつか・・・なんて思い続けているうちにずいぶんと年月が経ってしまっていたわけなのですが。

昨年暮れにようやく勢いづいて手続きを進め、無事に春から学生をやっております。

そんな近況報告はどうでも良いわけですが

放送大学と言えばラジオでの授業もあるわけで、ご存じの方も多いとは思いますがBS放送の他にradikoでも配信されていて視聴することができます

なので、私としては講義を聴き漏らさないように録音しておこうと張り切って自前のサーバーでスケジュール通りに録音できるようにしたわけですよ。しかも著作権上の問題が出てくるので自分しか使わないというのにわざわざ番組表まで取り込んで簡単に選択できるようにWEBサイトを組み上げて。

さすがに体裁の作り込みまではしていないものの基本的に欲しい機能をすべて実装できたなーと思ったらなんと今年度(2023年度)でradikoでの授業配信は終了とか(笑)

いやぁーあっという間にお役御免となってしまうとは。経費削減の一環ということなのでラジコでの配信というのもそれなりにコストがかかってしまうのだろうなあ、と納得。

とりあえず2学期は使いますけれども。稼働してからたったの2期で使えなくなってしまうなんてなあ、とぼやきたくなったわけで(とはいえ本業で作ったサイトの仕組みをまんま流用してますから工数としてはたいしたことはないわけですが)。

来春からはシステムも拡充されてもっと便利に授業を視聴できるようになるらしいですから、そもそも録音しておく必要なんて無くなるらしいですが(^^)


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まもなくデータ復元料金を改訂いたします

物価高騰のあおりを受けつづけてもなお、可能な限り従前の料金体系を維持しつづけるようにあれこれと努力を惜しまず対応してきたのですが、恥ずかしながら元から利幅の少ない設定だったことがアダとなりコスト増を吸収しきれなくなっております。

もちろん毎年のように原価計算見直しはしているわけなのですが、特に昨年からの急激な高騰で資材の調達価格は総上がりですし、電気料金も上がるいっぽうというのが辛いところ

現状ではすでに大半のサービスメニューで間接経費を考慮しない状態ですでに粗利マイナスという惨憺たる状態。税率アップの際に実質的にサービス料金を低く抑えた影響がここにきて目立ってきてます。

さらにカードの大容量化にともなって検査時間が長時間化傾向にあることなど楽観視できる情報がまだまだ無いこのままでは短期間で立ち行かなくなってしまう恐れすら出てくるわと算出した数字どもに脅されています私(笑)、いや笑っていられない。

■本当に検査料金をいただいていない

弊社では検査料金は一部のコースを除き設定しておりません(ドラレココースのみ検査工程が異なるため検査料金が発生しますが、それでも実は検査料金だけになった場合は完全に赤字水準です)。

慎重なお客様のなかには「本当に料金表の通りの請求しかないのはとても良心的なお値段ですね」と、実は他社ではもっと後付けの請求が多かったのでもっと上乗せの請求が来ると思っていたというお話しいただくこともあるわけなのですが、ウチの会社にそんなお客様を騙すような度胸なんてありませんから公表している料金表の内容以外にいただくことはありません。おかげさまでリピート率業界ナンバー1(自称)じゃないかと思うくらいです。

ただ、そのため大容量のカードになればなるほどマイナスになる要素も大きくなるわけなのです。

たとえば同じように成功報酬制をうたっている同業他社さんのように「重度不良なので復元できなくても分解検査料金が10万円かかります」といったよく耳にするような後出しの検査料金を設定してしまえば粗利を割るなんてことも無くなるわけですが、満足いただける結果が出せないことに対して料金をいただくことを恥じるという創業以来のこだわりをもっています。

検査料金をいただいていないという事は、1件1件ほんとに必死になって成果を出さないと直接経費が増し増しになっていくという縛りにもなっています。

さて、お客様の中には電子機器の扱いに詳しいかたもいらっしゃいますが、どちらかと言えばそうでない方のほうが圧倒的多数です。そのためか明らかに真っ二つに折れ曲がっているようなものでも依頼品として到着するのですが、もちろん喜んで受付させていただいております。(これが大抵の場合には指先を火傷するという労災の基なのですけれどね)

同業他社さんでは利益の上がらないであろう仕事(いわゆる成功率の低そうな依頼)は門前払いという姿勢が増えていると伺っています。ですが弊社としてはできるだけ現物を見ずに門前払いするようなことはしたくない、コストとして足を引っ張っているとしても可能な限り間口の広さを継続し気軽に相談してもらいたいという思いです。

■純粋に物価高騰を吸収できる水準に抑えます

ただでさえ復元業者って怪しい存在ですし、世間から暴利を貪っていると思われたって仕方ないとは思っていますし。私だって自前でFDのディスクイメージをダンプして素人ながら対処できていた頃はそう思っていましたし

ですので、とにかく物価高騰分を吸収できるようにという水準に抑えて試算を繰り返しています。もとが粗利割れなんて水準に至っていましたからなかなか難しいところなのですけれども連日頑張って試算しています。

■ただ値上げだけじゃつまらない

ただ、ひねくれものの私としては「ただの値上げ」に留まるのは楽しくない。

適性利益を確保しなくちゃならないのは大前提としても、なかなかさらっと信頼してもらいにくい業界に身を置いている以上、なにか利用してもらいやすい策は残しておきたいと模索を続けております。

その1つが「学割」みたいなもの。

もちろん個人情報保護になにかと気をつかわねばならないこのご時世に学割対象であるという情報すら本当は欲しくない(管理の手間が増えるだけなので)し、じゃあデータの中身を閲覧して判断するかというとそんな検査時間が爆増するだけの無駄なコストをかけてまで割り引くなんて論理的におかしい話

自己申告制というのがもっとも楽だけれど、では言った者勝ちなんて状況になるのは勘弁してもらいたいところで。

ではどうするか、というところなのですが妙案がありません。

修学旅行と思わしき内容に関してのみ自己申告制で、なおかつ部分的な閲覧許可としていただいて学割を適用するなんてことくらいしか思い至らないのですが、そのほか広くご意見をいただきたいところです(ご相談時に提案いただくのもアリですね)

■料金改訂は8月お盆前後の見込みです

方針決定しだい公式サイト側でもちろんアナウンスしますが、公表前から相談などいただいているお客様には当然ながら従来料金での対応を継続しますのでご安心ください

新料金についてもさほど余裕があるわけではないのですが、さすがに2倍なんてわけにもいかず(適正料金シミュレーションでは2倍が最低条件だったのですが)可能なかぎり抑え込んでいます。たぶん1TBくらいの容量のものが一般に広まるまでは耐えられる・・・という期待をこめて。

なんとか7月中に結論を出し8月あたまには公表したいと準備を急いでおります。

■こまった事がただ1つ

できるだけ間口を広く保ち、ダメ元でもまあいいやと預けてもらえるようになれば上等と可能な限り柔軟な対応を心がけておりますおかげか、お客様にも恵まれ、応援いただき、なんとか生かされているなと感謝するばかりです。

ですが、ごくまれに困ったことが起こります。

年間に数件ほどではあるのですが、検査結果をご報告させていただいたり作業指示をいただいたのち、連絡が取れなくなってしまうお客様の依頼品が長期間保管されたままになります。

まったく連絡が取れない場合でも規定により最長6か月間はいつでも納品可能な状態で保管しておりますが、その保管している間も管理はしなくてはいけませんし、物理的に場所も圧迫されます。その管理コストは間接経費に乗るわけですが実は馬鹿になりません

可能な限り連絡が取れるように弊社からもアプローチし続けるのですが、多様なご依頼があるなかでお客様から連絡いただけない限りは勝手に返却するわけにもいかずとても困ってしまいます。

返却不要であれば即座に廃棄させていただくことも対応しておりますし、納品保留のまま保管が必要ということであれば長期保管サービスをご案内させていただくこともできますでご相談いただければ嬉しいのになと頭を悩ませるところです。


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