Home5Gが赤点滅でつながらない!

先日ドコモのHome5Gを導入して、自宅のVDSL環境より何倍も速く快適になったと喜んでいたのですが・・・

1日あたり10GBを超えるような通信量でもまったく制限がかかることもなく、気が付けば1ヶ月で400GB以上の通信量になっていてもまったく制限がかからない、とても優秀な通信環境だなあと感心させられっぱなし。

■あるとき突然ネットが繋がらず

ふとネットが一切応答なしの状態になっていることに気が付いてしまいました。

ねんのためHome5G本体をみるといつもの「緑点滅」「青点灯」「青点灯」と3つ並んでまぶしく光っているLEDが「消灯」「赤点滅(1秒間隔)」「消灯」の組み合わせになってしまっている。

ひょっとしてもう本体が壊れたのかな?と調べてみると、どうやら5G・4Gの電波を見失って圏外になってしまっているという意味らしい。

たしかに手元のiPhoneを見てみても4G表示じゃなく3G表示になってしまっていて、一時的なのか4Gの電波が途絶えてしまっている様子。(つい先日の大規模な通信障害のときはたまたま出先だったのでLEDの状態などを確認することはできなかったのですが、おそらく同様だったのでしょう)

このときはすでに夜間でもあり急いで復旧させる必要はなかったのですが、案外10分ほどで復帰していたので本当に一時的だったもよう。

■その後、全国規模の通信障害が起きました

導入が手軽でとても優秀なのですが、モバイル1本に絞り切ってしまうと困ったことにもなるのかなぁ?とちょっと考えさせられた一件でしたが、特に対処策を考えださないままに数時間の大規模通信障害が発生したのでやはり今のところは固定系のほうが安定しているなぁと思った次第。

通信障害中でも出先ではau系のモバイルネットワークに切り替えることができたので困るということはなかったのですが、通信障害に気づくまではなぜか自販機で買えないなあとか、伝票印刷のためのQRコードが表示されないなあとか、コード決済ができないなあとかいろいろとあったわけで、切り替えるすべを持たないとそれぞれの窓口で大混乱してしまうだろうなと。

案の定、その翌日の報道では通信障害の影響でカーシェアのロックが解除できないとか、シャアサイクルが動かせないとか、カード決済端末が使えないとか、使いたい瞬間に使えないとけっこう困るといったことが多発したのだとか。

車で走行中でもタブレットの地図機能を使っていたりすると、オフライン状態が続いたら自分がどこにいるのやら座標しかわからないなんてことにもなるんだろうなぁ。


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home 5G HR01を導入しました

ドコモがいよいよSoftBankAirのような据え置き型のホームルーター(Docomo home 5G HR01)を発売すると言うので早速予約を入れて発売日翌日に契約してきました。

■SIMカードは底面から挿入

設置は電源コンセントにつなぐだけ・・・ではなくてその前にSIMカードを本体に装着しておく必要があります。

スマホなど買ったときには店員さんが動作確認のためにSIMカードを装着してくれるのが一般的だと思うのですが、このホームルーターに関してだけは設置場所で自らSIMカードを装着してから電源を入れる必要があります。

長細い本体を横倒しにして底面をみるとUIMと書かれたカバーがあり、めくってみるとSIMカードスロットとUSB-Cのようなコネクタがならんでいます。このコネクタの側は何に使えるのかわかりませんがまずはSIMカードを奥まで差し込むとカチッとロックがかかります。(外すときはもう一度押し込むとロックが外れて少し飛び出してきます)

カードを装着したら蓋をして、電源アダプタを繋いで準備完了。とてつもなく簡単です。

本体底面にSIMカードを挿入

■モバイル回線を使うがモバイル用途ではない縛り

さきほどもチラッと書きましたが、普通のスマホなら動作確認のために店頭でSIMを入れて電源を入れたり初期設定をしたりするのですが、このHR01は絶対に設置場所以外では電源を入れないようにと何度も店頭で説明されるほど使用場所の取り扱いはシビアなようです。

使用場所のしばりと言っても基地局単位くらいの話かな?と思っていたのですが、説明書を見るとHR01本体にはGPSアンテナも内蔵されていて精度も高めに使用場所をしばってくるようです。(しっかり設定画面でも定期的な測位情報が記録されてました)

もし、使用場所の変更届けをせずに勝手に移動すると連絡用として設定したメールアドレスに警告が届き、通信がロックされてしまうのだとか。そうなると解除してもらうのは面倒な予感がするところです。

■向かって左端のLEDが青点灯だと5G

さて、電源を入れると本体正面のLEDランプが光ります。

本体上部の正面に見ると3つのLEDが並んでいますが、向かって左から5G/4G、電波レベル、ステータスとそれぞれ役割があります。

特に気になるところは一番左型の5G/4Gランプ。これが青色点灯だと5Gの電波を、緑色点灯だと4Gの電波を掴んでいるという意味になります。

で、驚いたことに電源を入れてしばらくすると全て青点灯になった!という事は我が家もいつのまにか5Gエリアに入ったのか!と。

でも喜んだのも束の間、気がつくと左端が緑点灯に変わっていて、ようするに4Gの電波をつかまえていると言う事でぬか喜びに終わってしまいましたよ。

5G/4GのLEDは通信中はゆっくり点滅してくれます。
輝度がちょっと、いや、かなり明るめになっているので、なるべくなら目立たないところに置いておくほうが良いかもしれませんね。

■設定画面には初期状態で2.4GHz側からアクセス

さて、HR01に無線LANで接続して設定画面を開こうとすると初期状態では2.4GHz側からしかアクセスできません。

無線LANのアクセスポイントとしては初期状態ですでに2.4GHz、5GHzのどちらからでも接続できるようになっているのですが、設定画面(http://web.setting/)を開こうとするとタイムアウトになってしまってちょっと眉間に皺を寄せておりました。

すなおにQRコードで説明書通りに進めればハマらないはずですが、なんとなく手順をすっ飛ばして5GHz側に繋いだ状態で設定画面を開こうとしてもアクセスできなくてハマります^_^私だけか。

■4Gなんだけど速っ

iPhoneでスピードテストを開いてみるとダウンで250Mbps、4G接続のはずなんですがなかなかの速度。我が家の固定回線はVDSL経由なのでこんなに出ることはありえませんから、このまま全てHR01に任せてしまっても良いかな?と考えてしまうほどです。

■通信量は無制限ということですが

無線LAN以外にも有線LANのポートが1つ準備されているので、自宅ネットワークの末端にこのHR01を設定したうえでネットワーク設定を調整し、常時VDSL側に接続しているよく通信しそうなデスクトップやタブレットのいくつかをHR01経由で通信するように設定してしばらく様子をみることにしてみました。

気になる通信量ですが、設置から3日ちょっとで40GBちょっと。1日あたり10GBも通信していたのか!と。
まだこれを書いている時点ではまだ制限などがかかる兆候はみられません。このペースでずっと使用して問題が無いようなら充分に固定回線の代替えとしてあり得るなあと思います。


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5Gモバイルルーターで実測してみた

5G Mobile Wi-Fi卓上で写真

■手元に来ました、5Gのモバイルルーターが

最近発売されたUQ wimaxの5Gモバイルルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」が届きました。

と言ってもウチは5Gエリアにはかすってもいないわけで購入してもすぐに5Gの恩恵を受けられるわけでもないし躊躇するよなあ・・・などと口走っていたらUQさんから実験用に貸し出していただくことができました。もちろん返却しないといけないのですけれど。

というわけでメリットがあるのかどうなのか期限まではたっぷりと弄りまわしてみることに。

5G Mobile Wi-FiとMR05LN、そしてZenfone5
手帳ケースを装着したZenfone5とその上に乗るMR05LN、そして今回の5Gモバイルルーター

スペックは凄いですね、5000mAhのバッテリーを内蔵していて、大きさ的にもほぼいまどきのスマホくらいです。

本体側面にはSIMスロットと電源ボタン、USB(Type-C)コネクタがあるだけ。スマホじゃないので音量ボタンは無いのですが、タッチパネル操作をしているとスマホそのものって印象が強いです。

5G Mobile Wi-Fiの重量
ずっしりとくる重量感

重量はざっと204g。やはりいまどきのスマホくらいです。
ちなみに4GルーターのMR05LN115gほどなので気持ち倍くらい重いです。

MR05LNの重量
MR05LNはさすがに軽いです

それでもスマホのようにケースを装着するわけでもないのでカバンに入れていてもさほど気にならないサイズに収まっています。

外出中に頻繁に操作が必要なものでもないので、邪魔にならないようにサイドポケットの奥底に仕舞い込んでいても問題ないでしょう。

■5Gエリアだと速い、がしかし…

さて、5Gエリアも探せばわりとあるようで持ち歩いて立ち寄り先で試してみたりしました。

書庫内で5G通信
まずは手近には、意外にも弊社の書庫では屋内でもしっかり5Gの電波を掴んでいましたので書類の整理がてらノートパソコンを持ち込んで実験。

スピードテストをしてみるとぐんぐん上がる、余裕でDown 350Mbpsを超えて後半まで伸びていきます。我が家ではフレッツ光なのにVDSLなのと、このコロナ禍でのオンライン多用によってDownが1Mbpsなんていう時もあったりするので思わず個人的に「欲しい」ってなる値です。

(5Gエリアでのスピードテスト)

ダウンロードアップロードレイテンシ
平日17時ごろ114Mbps19Mbps30ms
平日20時ごろ127Mbps15Mbps19ms
日曜16時ごろ367Mbps88Mbps20ms
MacBook – 5G WiFi(5G Area)

5Gエリアでは110〜360Mbpsくらいで、外出自粛要請などの影響で平日も日曜もさほど大きな差が発生する要因が見当たらないのですが、どうも日曜のほうがぐんと伸びるという結果になっています。

普段ノートPCで大容量のデータを送信する機会はないのですが、メールの送信をした時にいつもと違ってひっかかりのようなものを感じませんでしたのでやはり優秀なのでしょう。

ただ端末スペックのDown 2.2Gbpsには当然遠く及ばない数値です。当然と言えば当然ですが。

そういえば〜Gbpsなんていう通信速度仕様に対してルーターと端末間はいったいどれくらいで接続できるの?というのも問題になってくるわけですが、今回実験環境に使ったMacBookとルーターとの接続は802.11acで867Mbpsで常にリンクアップしておりました。

MacBookと5G Mobile Wi-Fiの接続状況

まだ5Gエリアでも5G通信をする端末の絶対数が少ないからというのも快適な要素だと思うのですが、これが4G並に端末が増えてきた場合の想定としても現状より少なく見積もっても10倍以上は速く快適になるものと予想できます。

ドコモのサイト情報ですが現状の4G並に5G端末が普及し混雑してきた場合速度低下予想が公表されているので、これも参考にしておいたほうが良いかもしれません。

■4Gエリアではそれなりに

さて4Gエリアではどうかというと、別段UQだからという優位な差はみられDown 50Mbps前後となっております。

同じ場所・同じ時間帯で手持ちの4GモバイルルーターMR05LN(au回線使用)を試してみても同等の値となるのでまったく体感的にも差はありません。

(4Gエリアでのスピードテスト)

ダウンロードアップロードレイテンシ
平日19時ごろ(MR05LN mineo A)64Mbps10Mbps8ms
日曜19時ごろ(UQwimax)52Mbps16Mbps29ms
MacBook – 5G WiFi(4G Area)

4Gエリアでは50〜60Mbpsくらいで、同じ環境下で4GルーターのMR05LNで試してみても大差なく、逆にむしろ早いくらいの値が出てしまっています(誤差の範囲と思いますが)

ところで・・・モバイルルーターを使わずに手持ちのiPhoneXS(ドコモ ギガホプレミア契約)で3度ほど試してみるとけっこう良い値が出ていたのが印象に残っています。これをどう読みといたらよいのでしょうね。

参考(4GエリアでのiPhone単体のスピードテスト)

ダウンロードアップロードレイテンシ
平日19時ごろ180Mbps25Mbps39ms
iPhoneXS単体での通信(4G Area)

■バッテリーの持ちはすごかった

これは5G云々の話よりも端末そのものの話ですが、この5Gモバイルルーターの電池の持ちはなかなかのものでした。

実験前に設定変更して常にハイパフォーマンス・WiFiをオフにしない、という設定で満充電からまる2日間持っていたのでとても優秀だと思われます。

ちなみにMR05LNは満充電から2〜3時間持ち歩くと残容量70%くらいになります。
もちろんその分軽量かつコンパクトなのでどこに重きを置くかという違いなのですけれども。

■ドコモのホームルーターも気になってくる

まだまだ5Gエリアの拡大には時間がかかるので、日常的にどこでもくまなく5Gの恩恵を受けられるまでは数年かかりそうですが・・・

でも、先日発表されたドコモの「home 5G」というのも若干気になる存在になってきます。今回お借りしたモバイルルーターと同様にSub6対応ということですが仕様上の最高速度は4.2Gbpsらしいです。ん?有線LAN(1000BASE-T接続)が最高1GbpsWi-FI6接続(802.11ax)でも最高1.2Gbpsなので完全にWAN側5Gのスペックを活かせないことになりますが。
まあ・・・発売は8月下旬ということですのでまだもう少し先にはなりますしきっとお高くもなってしまうのでしょうけれど。

上述のhome 5Gは契約上も固定環境でしか使えないため、モバイル環境として5Gを要求するのであれば今回試したGalaxy 5G Mobile Wi-FIは手頃な価格(2万円ほど)でとてもよい選択肢になるのは間違いないでしょう。

ただ、固定回線代わりに有線LANでも使いたいという需要には適合しないのが悩ましいところでもあります。このバッテリーの持ちの良さでさらにMR05LNのようにクレードル経由で有線LANにも接続できたらなあというのは欲張りな要求になりますね。


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