AppleWatchの無料バッテリー交換を頼んでみた

何度か話題に上げているAppleCare+ですが、Watch Series 6を購入してから月額でずーっとかけ続けています。

バッテリー交換を無料で受けたらずっとかけていた甲斐もあるかな?と思いながら損得勘定をしていたわけなのですが、36ヶ月めにしてようやくバッテリーの状態が「79%」と、無料交換の条件である80%を割り込んでくれました

こんな、修理を促す画面表示をみて喜んでいるのも我ながらおかしな話とは思いますけれど。

■申し込み方法はいく通りか

バッテリー交換を含む修理対応はいくつかの申し込み方法があることはご存知のかたも多いでしょう。
(1)持ち込み修理
(2)配送修理
(3)エクスプレス交換

このうち(1)と(2)は自分のデバイスを純粋に修理してもらうための選択肢ですが、預ける形になるため手元に戻ってくるまで3日〜1週間ほどは覚悟しておかないといけません。

(3)は代替機を送ってきてくれて、かわりに自分のデバイスを返却するというイメージになります。到着したら手元にあるものと入れ替えで送り返すことになるのでとても素早い

私は近隣のジーニアスバーで予約空き時間があったので持ち込み予約を入れておいたのですが、その翌日に予定が変わってしまったたため(3)へ変更しました。

■事前に診断を遠隔で受けられる

エクスプレス交換を申し込む前に念の為にAppleのWEBサイトからチャットサポートでWatch状態をつたえると、チャットをしながら遠隔診断が実行され手元のAppleWatchのハードウェア状態をすぐに確認してもらえます

今回の場合、遠隔診断の結果バッテリー消耗であることの確認とそれ以外の故障がないことが確認できたのでしょう、スムーズに代替品の発送手配に進むことになりました。

ただし、申し込み手続きのなかでAppleWatchに登録してあるSuicaをiPhoneに戻すこととiPhoneとのペアリングの解除をしないと申し込みが進められないということだったので、1日ほど不便だろうなと思いつつしぶしぶペアリングを解除しました。

ちなみにチャットサポートに聞いたところ、エクスプレス交換の申し込み手続きが済んでから代替機が到着するまでの間はふたたびペアリングして使っていても、送り返す際に解除されていれば問題ないらしいです

ただし宅配業社さんがきてからペアリング解除操作をしていたらとても待たせてしまうことになるので注意が必要ですね。(私の環境ではペアリング解除に2分、再ペアリングとバックアップからの設定復元に3〜4分というところでした)

■交換までの日数は?

申し込み手続きが完了した翌日には代替機が発送されたとの通知があり、さらに翌日の午前中にヤマト運輸さんが持ってきてくれました。

届くと同時に開封して中身を確認し、代替機が梱包されていた箱にバッテリーが消耗したWatchを入れてそのまま配達員さんに手渡しで返送完了になります。

あとはApple側に到着して中身を確認してもらえば全ての手続きが完了してクレジットの予約枠(もしも代替機を受け取った人が返送をしなかった場合の決済予約)も解除されるという流れが申し込みから3〜4日というところです。

■さてトータル費用は?

さて、月額でAppleCare+を払いづつけてきて損だったのか特だったのか実績はどうなのだろうという集計をしてみたいと思います。

まず契約当初は月額400円、その後550円に上昇した時期が10ヶ月ほど続いてからふたたび400円に戻るという変則的な支払い実績になっていました。(これは別途Appleさんの窓口に問い合わせたのですがちょっとふわっとした結論になりました。今後は契約締結時点での金額がずっと続くという内容に変更になったらしいですが、3年前は違ったのかもしれません)

もしAppleCare+をつけてなかった場合のバッテリー交換費用は12,200円

AppleCare+の月額は400円(一時期10か月ほど550円※)でいままで36ヶ月。
※為替差だと思うが2022年8月から10か月は550円、2023年6月からは再び400円に戻っていたので念のためにアップルに問い合わせたが微妙な回答であった

トータルでAppleCare+に支払った金額実績は累計で15,900円スポットで交換するよりも+3,700円ほど高くついたというのが今回の実績になります

ですが、その間の保証としてたとえば画面割れなどの故障があった場合でも1回あたり9,800円で修理してくれるというのは、AppleCare+をかけてない場合のスポット修理費36,600円よりは非常に安心感があったとも考えられます。

■買い替えたらかけたほうが得?

もしAppleWatchを買い替えたら次はAppleCare+をかけるか?と問われたら微妙なところです。というのも、現時点での月額料金は580円まで値上がりしてしまっているからです。

あくまでもバッテリー交換費用と比較した場合には20ヶ月めくらいで月額費用のほうが上回ってしまうことになりますし、今回のバッテリー交換まで3年かかったという実績からもそんなに早く80%を割り込むなんてことは無いのではないかと思われます。

ただし、私はどうも腕に巻いているとき時計部分を壁や柱に勢いよくぶつけてしまう癖があります(これはアナログな時計のときでもそうでした)

いままで致命的に壊したということはないのですが、コンクリート相手にぶつけてしまうと画面が削られてしまう恐れがありますし、実際それでG-Shockのガラス面にも傷が入ってしまってます(涙)

できれば新機種であるうち(1年間)くらいはAppleCare+をかけておいたほうが、毎日のように持ち歩くものなので安心感があって良いとは思うのです。

が、さて、12ヶ月の間580円を支払い続けると累積で7,000円ほどとなるので、それならばちょっと美味しいものでも食べたほうが良いような気もしてくる微妙な料金設定になってしまいましたね。


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デバイスバンド(3COINSのスマートウォッチ)

狙っていたわけじゃないです。

誰に言い訳しているわけでもないのですが、ほんとにたまたまです。3COIINSの前を通りかかったら店頭の目立つ場所に並べられていたんです、3COINSのスマートウォッチ(デバイスバンド)が。

手を出しやすい価格だからか、それとも昨年とても話題になったからか、すでに私が見かけた時には1色しか残りがなかったのですが、迷う事なく手に取ってレジに向かっていました。

■安価に手に入るスマートウォッチ

最近ではホームセンターなどでも手軽に、しかも1000円台で販売されていることをみかけるようになった腕時計型デバイスですが。

なんとなくイメージとしては3COINSで見かけたらちょっとイイなとか思ってしまう私はすでに3COINSに洗脳され始めているのでしょうね。

同じような商品でも、店舗イメージが良いとなんとなく購入動機の一つになってしまいます。

■開封してみると、バンドは2色同梱だった

よく外箱の説明を見ればあらかじめ書いてあるのですけれど、あけてびっくり。

2色のバンドが同梱されていて気分で付け替えろということらしいです。パッケージが紫だったので紫色のバンド(+黒色のバンド)が同梱されていました。

付け替え自体はAppleWatchほどではないものの簡単です。

このバンド、実際に腕に巻いてみると余った長さの部分は巻いた外側でなくて内側(肌側)に巻き込む形になりますから、慣れるまでちょっと違和感を感じますが、そのぶん引っかかりがないので常用するにはむしろ便利なのかもしれません。

■画面保護のシールは透明じゃない

画面保護のためにシールが貼ってあるわけなのですが、はがさずに電源を入れてみても画面が点灯しないなーと思っていたら実は透明じゃなかった(笑)

電源を入れて画面が点灯していても、保護シールが真っ黒のうえに注意書きがプリントされているのでぜんぜん気が付きません。最初にはがしてしまいましょうね。

そのほか同梱物としては充電用のUSBケーブルと取説、アプリインストール用のQRコードと非常にシンプルです。

■充電はマグネットで

同梱されている充電ケーブルは先端にマグネットが埋め込まれていて、ウォッチ本体に貼りつくタイプ。

接点が2本露出している形になるのですが、これってウォッチに装着する方法によっては極性が逆になったりして大丈夫なのかなと微妙に心配したのですが、ウォッチ本体にもマグネットが埋め込まれているので逆に装着しようとすると磁石の反発ではじかれてしまいます。逆向けに装着しちゃうのではないかという心配は無用でした。

ただひとつ、うっかり手が滑ってケーブル先端がテーブルの足にマグネットでくっついたときはビビってしまいましたが(アダプタの電源をオフにしてからだったのでショートはしませんでしたが、これは微妙にこわい)

※マグネットで金属の足に接点がピタッとくっついちゃいます

■まずはiPhoneに接続

同封されていた取説にもiPhoneへの接続の手順は細かく書かれていたのですが(逆にAndroidへの接続手順は記載がなかったような)。

同梱のQRコードからアプリ(GH Smart)をインストールして、GREEN HOUSEさんにアカウント登録をして、ウォッチとのペアリング設定をするまでは非常に簡単。

気が付けばウォッチ本体に現在日時が表示され使用できるようになっていました。

ただこれだけではただの時計。
スマートウォッチは通知を受け取れてナンボのもんだと思うのですが、初期状態ではなにも降ってこない。

そこでアプリを開いてみるとまず「通知」をするかどうかの設定スイッチがあるのですね。ここがまずオフになっていました。

通知設定をオンにすると、その下にズラッとどのアプリからの通知を表示させるかのスイッチが並ぶので、電話やSNSなど適当に(すぐに通知に気づくことができた方がよいなと思えるアプリを選んで)オンにしておきます。

が、しかし、

待てど暮らせど通知が飛んできません。どういうわけかiPhone上には通知が表示されているのにデバイスバンドにはまったく通知が飛んできている気配がありません。なんとも寂しい。

■Androidに接続しなおし

気を取り直し、Androidスマホ側で動作チェックをしてみようとiPhoneとの接続を解除します。

ウォッチ本体でリセット操作を行い、再度ペアリング待ちの初期状態にします。

Androidスマホに前述のQRコードからアプリ(GH Smart)をインストールし、さきほどiPhoneで登録済みのアカウントでログインします。

ただ、今度はiPhoneの時のように簡単にペアリングしてくれることがなく、いつまでたってもBluetooth接続ができません。アプリ表示を見ると「Bluetoothをオンにしてください」と出ています。

もちろんBluetoothはオン状態です。
が、なんとなく嫌な予感がします。ここ最近のAndroidは動作権限が異様に細かくなってきているのです。

念のため、スマホ側の「設定」から「アプリ」を開きGH Smartに与えられている権限を確認してみると、付与されている権限が非常に少ない

Bluetoothデバイスとの接続がしたければ「付近のデバイス」の権限をオンにしておいてあげる必要がありそうですから、右上のボタンから「すべての権限」を表示させて「付近のデバイス」関係の設定をすべてオンにして試してみることに。

すると、こんどはちゃんとペアリングができるようになり、アプリにもデバイスバンドが正常に表示されるようになりました。

このひと手間はすごくハードルが高いように思われますが、接続さえしてしまえばもう安心だろうと楽観的に考えていました。

■勝手に接続が切れている

しかし、どういうわけか接続が安定しません。

Androidスマホに接続してしっかり通知が来るようになったのを喜んでいた翌日には、なぜかまたBluetoothが接続されていない状態に。

それでも、数分待っているといつの間にか接続されている場合もあったのですけれど。

なぜか、接続解除したつもりのiPhone側の通知がデバイスバンドに飛んでくるようになり、確認してみるとiPhone側のアプリに接続されていることになっているという摩訶不思議な現象が発生しています。

その後も、Androidスマホに繋がっていたりiPhoneに繋がっていたりタイミングによってどちらか片方に繋がるようになってしまいました(両方同時に繋がることは無いようです)。

これを完全に解消するにはiPhoneの設定からBluetoothの項目を開き「GHW-01」のペアリング設定を完全に削除してしまえば解決しそうなのですが。

■電池持ちは本当に1週間もちそう

すごいです。普段使いのAppleWatchだともれなく毎日充電するのが必須なわけですが、デバイスバンドは数日放置していてもしっかり電池がもっています。

かれこれ5日ほどオン状態のまま、ついでに心拍数のチェックも常時行うように設定したまま放置していますがまだ50%以上の電池表示になっています。

画面がスリープになるまでの表示時間は1分(デフォルトは5秒かな)、時計本体を傾けたら画面表示がオンになる設定(デフォルトはオフ)という状態にしていますが腕に巻いている時間はほとんどありません。

実際に装着して通知も何度も入ってくるような状態ならばもうすこし電池も消耗しそうですが、それでも電池持ちにはかなり余裕がありそうで心強い。

スペック上の7〜10日というのは信用できそうです

■AppleWatchのような簡単感は無い

はじめに書きますがこのデバイスバンドは割とイイ製品です。単体としては安定動作しているし、電池の持ちも良いし、画面の視認性も良いし軽いしなんといっても手ごろな値段。

そのうえで期待するほうが間違っていると総突っ込みを受けそうですが、AppleWatchのように簡単かつ安定して動作し、なんなら単体で通話もでき、SuicaやQRコード決済ができて、自分好みにアプリも追加できるなんて高性能な時計型デバイスではないです。

画面の常時表示はありませんし、音も鳴りませんから通話もできません。タッチの反応も遅いし(AppleWatch2の頃の感触)、あれこれとアプリを追加できるものでもありません

さらに、どちらかと言えばやはりBluetooth接続のデバイスならではの不安定感が先行し、パソコンと周辺機器の扱いに長けた人じゃないと真価は発揮できないだろうなという印象が強くあります。(おそらくこれは他の製品にも言えることじゃないかと予想します)

それでも、AppleWatchと比較したら単純に10分の1や20分の1の価格ですし、しかも電池の持ちは10倍ほど期待できるのですから「時計がわり」という意味ではむしろAppleWatchよりも真っ当とも言えます。

手ごろな値段だし、使い勝手が良ければ両親にでもプレゼントしようかなあなどという考えもありましたが、ちょっと安定性や操作感を考えたらiPhoneユーザーの求めるような水準ではない(簡単ではない)ので躊躇してしまいます。

むしろAndroidスマホとペアで使ったほうが導入は簡単なような気もするのですが、いかんせんAndroidはここ数年のバージョンアップのたびに通知周りと外部接続の設計が変化してきているのでアプリ側が追い付いていない印象が強く、やはりこちらもマニュアルに書かれていないことを自力で探し出して解決できるだけのスキルを要求されます

楽をしたければその分高い商品を買えば良いという結論になるのでしょうけれども。


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Series6のAppleCare+料金が上がりました

少しまえにAppleWatchのAppleCare+月額累積がバッテリーの交換費用を上回るまでの期間を書いてみたんですが、その時点ではまだ私のSeries6の月額料金は税込み400円のままだったのですよ。

iPad mini6などのAppleCare+月額料金はすでに値上がりしていたのにAppleWatchの旧製品は据え置きなのかなあ、アップルって意外に良心的じゃないか。などとうかつにも思ったりしていましたけれど誤りでした。

■Series6も月額550円に値上げ!

ところが、8月末日に私のもとへとやってきた領収証には月額550円との記載が!

事前に通告くらいしてくれても良いのに(たしかiPad mini6のときは事前通告あったのに)、いや私が見逃していただけかもしれないが、もうすでに値上がりしてしまった後なので探す手間をかけるモチベーションが湧かない。

というわけで、とても個人的でしかない前提条件ですが前回のシミュレーションの月額を実態に合わせ23ヶ月目の時点で月額400→550円に修正して再計算してみました。

23ヶ月目で値上がりしたので29ヶ月目で交換費用を超えるグラフ
23ヶ月目で値上げを反映した場合、29ヶ月目で超えてしまいます

私の場合には累積23ヶ月目で料金が+150円上昇したことになるので、累積29ヶ月目(2年と5か月)でバッテリー交換費用を超える計算になります。

前回400円のまま継続すると楽観視した場合には31ヶ月目までのんびりしていられそうだったのに、2か月も早くなる計算です。

■Series8が出たら買い替えるか

もうそろそろSeries6を使い始めて2年が経過しようとしているわけですが、正直言ってSeries7には興味が湧かなかったですし、よほど自分にとって必要な機能でも追加されなければSeries8にもあまり興味がわかないかもしれないなあと思うほどSeries6は完成されています。

それ以前に使っていたAppleWatch2から考えればサクサク動いてくれるし常時点灯の画面もありがたいし、バッテリーの持ちも公称18時間だけれど私の生活スタイルでは特に電池切れで困ることもなく。

急ぎのメッセージの通知が腕に届くというのはありがたいもので、なおかつちゃんと運動しているログも勝手に取っていてくれる、ものぐさな私としてはこれ以上に何を求めるかというと思いつくものがない。

ただまあ、そんな事を言い出してしまったら3000円くらいで流通しているような他のメーカーの似たような製品でも充分に用が足りることになってしまうのですけれども。

でもきっとアップルさんの事だから、凡庸な私が思いもよらぬようなハード&ソフトの進化を披露してくれるのだろうなあ。


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AppleCare+って2年過ぎてもバッテリー交換無料なのだ

知ってました?私は知りませんでした。

と言っても原則として契約期間中しか無料交換サービスは受けられないので、2年分一括払いではなくて月払いの契約にして継続し続けている場合に限られるわけですが。

てっきり一括払いと同じ2年までなんじゃないかという思い込みがあったので、先日Appleのスタッフさんから聞いた時にちょっと驚いてしまったという話しです。

■AppleCare+ってなんぞや?

Apple製品を購入した事がある方ならば一度は目にしたことがあるはずですが、Appleが製品の保証サービスを有料で延長する保険のようなサービスになります。

主に2年契約一括払い(機種によって3年契約なんてものあります)と一ヶ月ごとの月払い契約があり、月払い契約の場合には解約手続きをするまではずっと自動継続になります。

主に画面割れなど壊してしまった場合に格安(無料ではなく、箇所により1回あたり数千円~数万円はかかりますが)で修理してもらえるというのがもっとも身近に感じるサービスですが、この特典として契約期間中にバッテリーが劣化していれば無料で交換してくれるというサービスが付いています。※契約期間中にバッテリー状態が新品の80%を切る状態になればという条件がつきます。

私も持ち歩くことの多いApple製品の中でも特に身につけっぱなしのAppleWatchとiPad miniにだけはAppleCare+を付けるようにしています。なにせうっかり画面を割ったら高くつきますから。

一括払いと月払いがあるということは、当然のことながら一括払い額は月払い額を24回分払うよりも安く設定されていますので、どうせならば一括にしちゃったほうがオトクではないか、と考えるのも当然アリです。

しかし、月払い契約は任意のタイミングで解約ができるので、たとえば購入から1年間だけ保証を付けておいて、翌年に最新機種が出たら保証を解約してしまえば2年一括払いよりも安く抑えることができます。※壊したら最新機種に買い替える口実になるという考えができる方に限ります。

私の場合は単に一括で払う余力が無いので月払いにしているだけですが。

たとえ早期に解約して2年一括払いにするより金額を抑えられたとしても、単純に掛け捨てではなんだかもったいない気がする・・・と漠然と思っていたところにバッテリーという「月日とともに必ず劣化していく」部品が無料で交換できるという要素が絡んできたわけです。

ならばバッテリー交換費用とAppleCare+の月払い費用を比較して、いつ解約すれば一番良いのだろうか?なんて考えたりしませんか?私は考えてしまいます。

■AppleWatch Series7の場合

早速、まずはAppleWatchの中でも現行モデルであるSeries7の場合を例にしましょう。

AppleWatch Series7は23ヶ月目で超える

AppleWatchのバッテリー交換費用は12,200円(税込)で、Series7のAppleCare+月払い額は550円になるので累積23ヶ月め(1年11ヶ月)で月払い額がバッテリー交換費用を上回ることになります。

なんだかうまくできてますね、一括払いでも月払いでも大差なく調整されているような気になってしまいます。

■AppleWatchSEでは?

次に、こちらも現行モデルの中で手を出しやすいAppleWatch SEの場合。

AppleWatch SEは41ヶ月目で超える

AppleWatch SEの場合もバッテリー交換費用は12,200円(税込)、ですがAppleCare+の月払い額は300円と低く抑えられています。そのため累積41ヶ月め(3年5ヶ月)までは月払い額がバッテリー交換費用を上回ることはありません。けっこう長いですね。

SEを長く使おうと考えれば、AppleCare+の月払いを3年半くらい掛け続けてもバッテリー交換費用より安く損にならないと考えることができます。

■そして私のSeries6の場合。

さらに、旧機種ですが私の手持ちのSeries6の場合には、

AppleWatch Series6は31ヶ月目で超える

もはや旧機種になったSeries6ですがバッテリー交換費用は同様に12,200円(税込)です。そしてAppleCare+は私が加入した当時は月払い400円でいまだに変更になることもなく継続しています。

そのため累積31ヶ月め(2年と7ヶ月)で月払い額がバッテリー交換費用を上回る計算になりますので、それまでにバッテリー交換を受けられるようであればかけ続けていても損はないという考えができます。

■バッテリー消耗はそんなに早い?

でもそんなに早くバッテリーって消耗するの?って疑問はあるのですが。
ご存じの通りAappleWatchはあんなに頑張って省電力化に励んでいるのにスペック上で18時間という実用上ギリギリのところをずっと攻めてますよね。

やはり腕時計という形のデバイスにおさめるにはバッテリーを小さくしなくてはいけなくて、なおかつ充放電のサイクルも相当激しいものになってしまうのは致し方ないところなのでしょう。

実際のところ、私の手持ちのSeries6のバッテリー状態はまだ購入から1年半ですがすでに80%と表示されています。あと1%です!あと1%減ったらすぐさま交換してもらわなくては!と思っていますがなかなかこの1%が進まないジレンマ。

他のデバイスでは、たとえば4年ちかく毎日酷使しているiPhoneXSはまだバッテリー状態89%なので、もちろん個体差や使い方の差もあるのでしょうけれどそんなに激しくバッテリーが劣化していくということも無さそうなのですけれどね。

■例えばiPad mini6だったらどうか?

ここでふと、AppleWatchの事ばかり考えていましたがそういえばiPad mini6も月払いでAppleCare+に入っていたなあと、バッテリー交換費用を調べて比べてみることにしました。

iPad mini 6は28ヶ月目で超える

iPad mini6の場合にはバッテリー交換費用が15,000円(税込)、月払い料金が550円になるので累積28ヶ月め(2年と4ヶ月)で月払い累積がバッテリー交換費用を上回ります。

なのでそれまでに初期容量の80%を切りそうであれば月払いを継続していたほうが良いという話しになりますが・・・いまのところiPad OSではバッテリー状態が表示されないのでこれは判断しにくいかもしれませんね。

■AppleCare+の月払いはお得かも

冒頭からしつこくバッテリー交換費用に対してAppleCare+はどこまで掛けていて損にならないか?と考えてきましたが、その他にも保証期間中は本体破損の修理が安くなったりエクスプレス交換サービスを受けられたりと、できれば活用するような事態は避けたいけれども万一壊してしまった場合の安心感もかなり大きくなります。

なので月払いは(解約さえ忘れなければ)とてもオトクなのかもしれません。Apple製品を買ったら30日以内に加入することを考えてみるのがおすすめですし、特にバッテリー劣化の早そうなAppleWatchをなるべく買い替えずに長く使いたい場合には無料交換サービスを受けられる可能性が高くてけっして損はしないサービスじゃないかなあなどと思ってしまったのでした。


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スマートロックを導入しました

保管書類やら資料やらをまとめて放り込み、ついでに打ち合わせくらいならばできるスペースを作りはしたのですが…

外部に面しているため施錠忘れはかなり致命的と言うわけで、出入り口となるドアにスマートロックを追加して自動的に施錠するようにしてみました。

スマートロックって例えばこんな感じでドア部分の工事とか仰々しいし月額費用とか高くつくかなぁと漠然とハードル高く感じていたんですが、手軽に導入できて優秀と話題のCANDY HOUSEから先日発売開始されたSesami4だと本体価格で4,980円。

一瞬我が目を疑いましたが、本当に4980円の本体を導入するだけで、月額課金なども一切なくスマートロックとして使用できるなんてビックリです。

もちろん防犯カメラやその他のセキュリティ体制は当然組んでおく必要がありますが、鍵の部分に関しては手軽に後付けできるのでお試し気分で購入することに。

届いた現物の箱をあけると、スマートロックのセサミ4本体と、本体を扉に取り付ける時の高さ調整用の金具と、あとは予備も含めたシールやネジやドライバーが一式。

設置も扉に貼り付けるだけで済み、さらに必要無くなれば剥がすだけで元通りというお手軽さ!

今回取り付ける場所はよくあるMIWAの鍵がついた玄関扉内側で、サムターンがついている部分が扉よりも1段盛り上がっている賃貸物件に多いオーソドックスなタイプ。

■取り付けはいたって簡単

玄関の施錠つまみ(サムターン)にセサミ4本体を被せて本体の取り付け高さを様子見し、必要に応じてまず同梱の高さ調整金具をねじ止め(だいたい上から3段目くらいでちょうどいい感じでした)、サムターンを掴む部分の幅と高さを付属のドライバーで調整(幅は中、高さも中くらいがベストマッチでした)できたらテープで扉にくっつけるだけ。

取り付けが完了したら手元のiPhoneやスマホに専用アプリをインストールし、鍵が開く角度と閉じる角度を設定すれば使用できるようになります。設定そのものは取説いらず!

■自動施錠の時間設定は

解除操作してから自動施錠するまでの時間も数秒から数分まで選択できるので、ひとまずは開けてから30秒後くらいが良いのではないかと思います。

試しにつまみを手で回して鍵を開けるとまず手元のiPhoneに「手動で解錠されました」と通知が届きます。
そのまま様子をみて30秒経過すると自動的につまみが回り鍵がかかります。そうして手元のiPhoneに「オートロックしました」と通知が届きます。(と同時にAppleWatchの側にも通知されていました)

自動施錠のために導入したと言っても過言ではないのですが、さらに外側からの解錠もスマホやiPhone、さらにはAppleWatchで開けることができるのでいちいち鍵を取り出す必要もなくなってしまいました。これは嬉しい誤算。

■さらに追加で便利なことも

セサミ4本体とiPhone(やスマホやAppleWatch)との接続はBluetoothを使っています。つまりBluetoothが接続できる範囲内でないと通知もこず操作もできないというのが基本仕様になります。

ですが面白いことに、別売りのWiFiユニットを追加すると離れた場所からでも解除施錠の通知をリアルタイムで受け取ったり、あるいは開錠や施錠の状態が確認できたりその場で鍵操作ができたり、さらにはAlexaなどスマートスピーカーと連携させることもかなうのだとか。

この追加ユニットも手ごろな価格のため品切れが続いていてなかなか注文できないという期間が続きましたが、ようやく発注できるようになってきた様子です。

■施錠忘れや防犯には最適

別にそこまでしないでも鍵の管理を徹底すれば良いかなと考えてはいたのですが、やはりヒューマンエラーは起こるものという前提で物事を考えて機械的にカバーできるところはやってもらうほうがより安心です。

そういう点で、とにかく鍵が開いて30秒すればかってに施錠してくれるというのは安心感も強くなります。
※来客の際には勝手に施錠されるのでびっくりされてしまうかもしれませんが、そこはそれちゃんと一目で見て理解されるように説明書きをどどーんと書いておきましょう。


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