とうとうOfficeが値上げされる

というわけで通知がきちゃいました。

2024年9月1日以降の請求についてのお知らせが。

MSからの通知内容抜粋

通知内容ではMicrosoft 365 Apps for businessとなっていますが、ようするにExcelとかWordとかPowerPointとかAccessとかの詰め合わせです。Teamsとかメールが無い純粋なアプリだけのものです。

じつはExcelやWordを使うだけならば、個人向けのライセンス価格よりも法人向けのライセンス価格の方が少し安く、1ライセンスあたり月額1030円だったのですよね。

ところが、とうとう月額1236円まで値上げするぞと、このタイミングで翌月からなんて通知なのが少し腹立たしくもあったりしますが(事前にアナウンスはあったはずですけれど忘れてます)

■しかし値打ちはある

値上げされてはしまうわけなのですが、いまどきOfficeを使えない環境だと余計なところで苦労することになってしまうため、最低限の本数のライセンスは持っておくのがベターな判断でしょう。

それに、Excel/Word/PowerPoint/Accessに加えてOneDriveも1TBの容量が付いてくるため、使いようによっては値打ちがあるのです。

さらには、Officeのライセンスって、1本でPC(Windows/MacOS)5台・モバイル5台・タブレット5台までインストール可能というとてもありがたい仕様。デスクトップで書類を作ってスマホで閲覧し、たまにノートPCや出先のデスクトップで修正するなんて使い方でもぜんぜん制限にひっかからないのが快適なのです(Adobeもちょっとくらい見習ってほしい)。

■契約数は見直すぞ

ただ、様々なものがコストアップしていて支出ばかりが増えている昨今、1ライセンスあたりの値上げはしかたないと思うものの今回を機に頻度の低いものをピックアップして本数を減らしていかないといけないなと考えるよいきっかけにはなるわけですが、、、


消えちゃった動画や写真のデータ復元は
安心安全安価な『株式会社パソコントラブル救助隊』へ。
https://hqsecure.net/

今年の秋から郵便料金が値上がりです

最初に郵便料金値上げの話を耳にした時にはまだ少し先かなという印象がありましたが、あと数か月で値上げになってしまいそうです。

秋、具体的には2024年10月からということになりますが、いままでじわじわと目立たない範囲で値上げしていた普通郵便の料金すらドカンと値上がります。

その割合はおおむね30%

https://www.post.japanpost.jp/service/2024fee_change/index.html

現行84~94円の封書が110円63円のはがきが85円になると。

ここ数年は消費税率分くらいの値上げでせいぜい数円の範囲だったのであまり目立たなかった値上げですが、今回は30年ぶりに大きくきちゃいます。

■レターパックも値上げか?

もっぱら最近ではゆうメールやクリックポストのような差し出し方も充実しているため、普通郵便を使う機会というのはせいぜい年末年始くらいではないかと思うほど減ってきていて影響を感じなさそうではあるのですが。

「レターパックプラス」や「レターパックライト」も値上げ対象になるわけで、通常郵便と同様に30%ほどの値上げ幅となると宅配便との棲み分けが難しくなるなあと思っていたのですが、実際には以下のようになるとのこと。

現行料金改訂料金
レターパックライト370円430円
レターパックプラス520円600円
※さすがにレターパックの料金上げ幅は15%ほどとちょっと抑え気味な様子

もっとも・・・ここまで上げてしまうと他の運送事業者と比べてどうよ?という話が色濃くなってきますよね。たとえばヤマト運輸の宅急便コンパクトのように競合するものとの差異が薄らいでしまう

個人的な気持ちとしては、せめてライトは400円まで、プラスは600円までという値付けであればすごくセンスが良い設定だと感心するだろうなあと考えていたのですが、ライトはちょっとはみ出してしまいましたね。

■レターパックおすすめは変わらず

仮に値上げしたとしてもレターパックの使い勝手の良さというのは大きく変わらないでしょう。

今現時点でも

・郵便局窓口のほかコンビニでも販売している
・郵便ポストへの投函で差し出し完了
・追跡番号がある
・土日祝でも配達している
・専用封筒がそれなりに丈夫

という理由から使い勝手がよく、なおかつリーズナブルな一律料金であり、ちょっとした荷物を送ったり受け取ったりするには最適解だと万人におすすめできるサービスです。

■スマートレターと間違えられそう

現在の料金体系でも大きな幅がある「レターパック」と「スマートレター」

レターパックライトが370円→400円なのに対し、スマートレターは180円→210円。単純に値段だけ比較すると半値くらいのイメージ。

名前も似ているし、なんなら封筒の材質や形もまるで縮小コピーしたみたいに似通っているのでよく混同されがちなのですが、サービス内容はぜんぜん違います

とにかくスマートレターは到着が遅い。普通郵便(はがきや封書)と同じ扱いなので同一市内など近郊でも投函から最低4日、土日祝の配達が無いので実質的には投函から1週間ほどかかります

レターパックが基本的に翌日配達で土日祝も配達してくれることを考えると、この差はとても大きいです。

しかも追跡番号の有無という差も見逃せません

ですが明らかに料金差があるためレターパックの縮小版だと信じたい利用者は増えてしまうのではないかと危惧しています(ゆうパケットより安いですしね)

けっして間違えて使ってしまったりしないように、賢明な皆様はくれぐれもご注意くださいね。

■値上げ後は差額分の切手が必要

現在の料金のレターパックライト・レターパックプラスの封筒はもちろん値上げ後でも使用できます。

ただし、値上げ後(10月1日以降)に投函する場合には新料金との差額分だけ切手を貼り付ける必要があります。

(差額)
・レターパックライト:+60円
・レターパックプラス:+80円

もし貼り付けを忘れると郵便料金不足となり差し戻されることにもなりますのでご注意ください(場合によっては相手先に着きますが差額請求が発生します)


消えちゃった動画や写真のデータ復元は
安心安全安価な『株式会社パソコントラブル救助隊』へ。
https://hqsecure.net/

ドメインを廃止するのは勇気が要る

もう、ひと昔どころかふた昔以上前のお話。

個人レベルでドメインを取得してオリジナルドメインのメールアドレスを持つなんてことが現実的な料金でできるようになった頃のこと。

たしかまだその当時は、数万人規模の従業員をかかえる私の古巣の企業ですらWEBへのアクセスやメールアドレス配布は業務上必要と認められた申請者のみだったりした古い古い時代

個人的にBBSの流れからWEBへと順調に移行していた私も例にもれず、自分を現わすためのドメイン名を取得してみたのですね。

お名前ドットコムのWEBページよりドメイン料金

■他企業で使っていたドメインだった

ところが、その取得したドメインは実は他の企業が直近まで使われていたドメインだったようで、期限更新されずに第三者取得ができる状態になっていたのをたまたま私が契約してしまったという事らしく。

なぜその事実が判明したかというと、ここからが恐ろしいところなのですが、

その企業の担当者あてと思われるメールがたくさん入ってきたからなのです

偶然にも同じアカウント名を作ったという面倒なお話ではなく、メールサーバーのデフォルト転送というものがありまして、作ったアカウントに合致しないメールアドレスあてに来たものはすべてデフォルトアカウントのメールボックスに格納されるということに。

普段はチェックする必要のないメールが溜まるところと解釈していたのですが、ふとたっぷりと溜まっているメールボックスの中を見てみると、取引の見積もりやら計画やら一目見てわかるようなビジネスメールがどっさりと

■現代では大問題ですが

それこそ、現代社会では大問題になるお話ですし、なんならドメイン契約更新にしくじった大手企業のドメインを買い漁って情報を詐取するなんてこともある世の中になってしまったわけなのですが、その当時はまだおおらかなものでして。

※1.それこそ当時はまだメールは補助手段で、電話やFAXや対面が主な手段。メールを送ったから確認してねとすかさず電話を入れるような対応が普通だった時代ですからメアドをロストしても痛手ではなかったでしょう。

※2.余談ですが弊社もとうとう昨年度末でFAX専用番号を廃止しました。時代の流れですね。

とりあえず私としてはデフォルト転送を停止して余計なメールがこっちに飛んでこないようにして対策終了

どこの企業なのか知る由もありませんでしたが、先方からもコンタクトを取ってくるようなこともなくきっと別のドメインを取得されたことでしょう。

とにかく、うっかりドメイン更新を忘れて失効し、悪意ある第三者に契約されてしまったら大変なことになるのだなあと実感したできごとなのでした。

■時は過ぎて2020年代

さっきまでのお話は1990年代後半くらいです。記憶があいまいですがだいたいそんなところです。

さて、そんなドメイン取得ブームがまだ残っていた時期に取得して運用していたドメイン名がいくつか今の私の管理下にあるわけなのですが。

察しの良い皆さんならもうお気づきですね。

そう、怖いんです、廃止するのが

個人利用ばかりなので前述の企業の事例ほどクリティカルではないのですけれど、いったいどこにどのドメインのどのアカウントでメールアドレスとして登録したかなんて、20年近くも経過していると全て覚えていられるはずもなく。

もちろん主だったところはすべてちゃんと登録管理できているので主利用のドメイン名が変更になるたびに修正できているんですが、その都度かならず漏れというものが出てきます。

1つ1つの漏れはそう大きくならないように普段から(昔から)考えて使う習慣はあるのですが、ドメインごとごっそりと悪意を持って突き合わせていくと漏れてはいけないような情報に組みあがってしまうのではないかという恐怖感が付きまとうわけで。

その恐怖感を払拭するために採った策が、ネガティブというかパッシブというかなんというか「時間が全てを薄めていくだろう」的な発想でして。

はい。もうそろそろ実質的に使用しなくなってからも20年近く経過しようとしているのに契約だけ残ってるドメインがあります。

■ドメイン維持費が高くなりました

そろそろ修正漏れも見られなくなってきたことだし区切りをつけないとな、と漠然と考えていたタイミングで入ってきたのが「ドメイン維持費(更新費)が軒並み高くなるよ」という各企業からのお知らせ。

さくらインターネットのWEBページよりドメイン料金

取得したころは1ドメインあたり年間1,000円くらいだったものが、いつの間にやら2,000円とか3,000円とか。使わないと決め込んでいるものを維持し続けるにはすこしもったいないと感じる水準になってます。

そうなると渡りに船というか背中を押してもらえた感覚で、ようやく20年来の未使用ドメインを放流する覚悟ができたのでした。

※くれぐれも悪意をもって取得しないでくださいね。


消えちゃった動画や写真データの復元は
安心安全な『株式会社パソコントラブル救助隊』へ。
https://hqsecure.net/

DVD/BDプラケースまで値段が数倍になってきた

ここ数年のいろんな世界情勢等々の影響でいろんなものがコストアップになっています。

単純に電気代も劇的に上昇していますし(機材の省電力化などで頑張っても抑えきれない勢いで上昇するのはなんとも辛い)、運送費も上がっているし、半導体部品なども入手困難だったり入手できるものは値段が爆上がりしていたり。

そんな中でもサービス料金にだけはできるだけ転嫁せず吸収するようにあれこれ工夫を続けているのですが・・・

■プラケースの上り幅がすごい

納品時のディスク収容に使うためのプラスチックケースも、今までなんどか価格上昇の波がありましたが今回はもうさすがに辛い。

主に納品時の輸送に荷物全体が耐えられるようにとの目的で大量に使うのですが、軽くて薄くてコスパ良いものってなかなか無いのですよね困ったことに。

まだ社内在庫には少し余裕はあるものの、補充発注しようとするとすでに数ヶ月前の2倍に。

それ以前にも数倍に跳ね上がり傾向だったのですでにここ数年で3倍を超えていていよいよ抜本的な対策をたてないといけないように。

■プラケースの代替えを考えるかそれとも・・・

プラケースを継続するとなればコストアップ吸収のために値上げも検討することになりますし、プラケースを廃止するとすれば不織布などが候補にあがってくるのですが輸送の際の梱包材を見直さないといけなくなるので、準備するための時間や手間を含めたコスト計算が必要になってきそう。

いや、いっそのことディスク媒体での納品を廃止してUSBメモリで納品とか(当然そのぶんは価格アップ要素になりますが)、あるいは別枠扱いとするとか(追加料金制みたいになるか)、そういった方面まで幅広く検討しなくてはいけないわけで、当面あたまの痛い問題になってきそうです。

できるだけ単純な料金体系のまま今の価格水準を維持したいのだけれどなぁ。


消えちゃった動画や写真データの復元は
安心安全な『株式会社パソコントラブル救助隊』へ。
https://hqsecure.net/