ここまでは単純に大きくなった印象ばかりが目についていたのですが、起動してみると違いが徐々にでてきます。 例えば、Echo Show 5を初期設定したひとなら起動音と初期音声のボリュームの大きさが気になったと思うのですが、Echo Show 8ではむしろボリュームがかなり抑えられています。うるさくないです。
ところが実力としてはEcho Show 5の倍以上、実際にスピーカーだってEcho Show 8は2基内蔵していてそれぞれの出力も10Wですから(Echo Show 5は4Wx1基)、ずいぶんな余裕があります。 筐体そのものは中低音をうまく反響させる構造が従来のEcho Show 5から継承されていますから、あいかわらず優秀な印象です。
■ アスペクト比が異なる
画面表示をよーく見てみると縦横比が若干ちがっているようで、スペック上も下のような違いがあります。 ・Echo Show 5 : 対角5.5インチ 960 x 480 dot ・Echo Show 8 : 対角8.0インチ 1280 x 800 dot たとえばNHKニュースなど画面比率が固定された同じ内容を表示させてみると若干Echo Show 8のほうが縦長画面なせいか画面上下に黒帯がはいることがあります。これは Echo Show 5だと逆に両サイドに黒帯が入る感じになります。
■ 微妙にメニューが異なる
僅かな違いではあるんですが、しっかりアップデートをチェックして同じビルド状態にしていてもEcho Show 5とEcho Show 8 では表示されるメニュー内容に違いがあります。
たとえば時計表示。 Echo Show 5だと「設定」「ホーム・時計」「時計・壁紙」のメニューの中からデジタル時計やアナログ時計のデザインを選ぶことができます。 でもEcho Show 8だとそのメニューのなかに時計デザインの選択肢が省略されています。