Series6のAppleCare+料金が上がりました

少しまえにAppleWatchのAppleCare+月額累積がバッテリーの交換費用を上回るまでの期間を書いてみたんですが、その時点ではまだ私のSeries6の月額料金は税込み400円のままだったのですよ。

iPad mini6などのAppleCare+月額料金はすでに値上がりしていたのにAppleWatchの旧製品は据え置きなのかなあ、アップルって意外に良心的じゃないか。などとうかつにも思ったりしていましたけれど誤りでした。

■Series6も月額550円に値上げ!

ところが、8月末日に私のもとへとやってきた領収証には月額550円との記載が!

事前に通告くらいしてくれても良いのに(たしかiPad mini6のときは事前通告あったのに)、いや私が見逃していただけかもしれないが、もうすでに値上がりしてしまった後なので探す手間をかけるモチベーションが湧かない。

というわけで、とても個人的でしかない前提条件ですが前回のシミュレーションの月額を実態に合わせ23ヶ月目の時点で月額400→550円に修正して再計算してみました。

23ヶ月目で値上がりしたので29ヶ月目で交換費用を超えるグラフ
23ヶ月目で値上げを反映した場合、29ヶ月目で超えてしまいます

私の場合には累積23ヶ月目で料金が+150円上昇したことになるので、累積29ヶ月目(2年と5か月)でバッテリー交換費用を超える計算になります。

前回400円のまま継続すると楽観視した場合には31ヶ月目までのんびりしていられそうだったのに、2か月も早くなる計算です。

■Series8が出たら買い替えるか

もうそろそろSeries6を使い始めて2年が経過しようとしているわけですが、正直言ってSeries7には興味が湧かなかったですし、よほど自分にとって必要な機能でも追加されなければSeries8にもあまり興味がわかないかもしれないなあと思うほどSeries6は完成されています。

それ以前に使っていたAppleWatch2から考えればサクサク動いてくれるし常時点灯の画面もありがたいし、バッテリーの持ちも公称18時間だけれど私の生活スタイルでは特に電池切れで困ることもなく。

急ぎのメッセージの通知が腕に届くというのはありがたいもので、なおかつちゃんと運動しているログも勝手に取っていてくれる、ものぐさな私としてはこれ以上に何を求めるかというと思いつくものがない。

ただまあ、そんな事を言い出してしまったら3000円くらいで流通しているような他のメーカーの似たような製品でも充分に用が足りることになってしまうのですけれども。

でもきっとアップルさんの事だから、凡庸な私が思いもよらぬようなハード&ソフトの進化を披露してくれるのだろうなあ。


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そろそろ2GBカードが設計寿命を迎えているかも

ウチのような会社だと、その時期その時期によってご依頼を受ける案件の内容に偏りがあることに気づくことがあります。

今年に入ってから特にその傾向が顕著になってきたなと思うのが、SDHC(4GB~32GB)でもSDXC(32GB越~2TB)でもはたまたSDUC(2TB越~128TB)でもないSDカード・microSDカード

規格上は2GBまでのものが純粋なSDカードになりますが、一時期ごくごくまれに4GBの容量を実装しているのにSDHCでないSDカードなんてものも見かけた覚えがあります。
どこにそんな需要があったのかと言えば、任天堂DSなんかのゲーム機で悪さをするための需要が強かったのじゃないかな?なんて記憶が定かではありませんが。

ファイルシステムとしては今どき標準となりつつあるexFATやそれ以前のFAT32でもなく、FAT16やFAT12といったあたりが採用されていますね。

■当時のNANDフラッシュは長期保持の実力があった

これは私見が入るのですが、まだ2GB以下のカードが全盛のころはSLCかあるいはMLCあたりのNANDフラッシュしか出回っていなかったので結構質が良かったと思います。

それこそ長期データ保持の実力はいまどきのSDHCやSDXCに採用されているようなTLCやQLCのように2~3年でトラブルが生じてしまうものよりも何倍もの耐性があったのではないでしょうか(理論上は何倍で収まらない数値になるかもしれませんが)

いまとなっては大した容量ではないですが、それでも当時の機器との組み合わせだと数千枚の写真データが収録できていたはずです。

microSDカード
手持ちにSDが無かったのでmicroSDのみ撮影

■放置されているSDカードがあったらすぐにコピーを

そしてその当時はSDカードやUSBメモリは「半永久的に保存しておける」という誤った認識が広がっていた時代でもありますから、撮影したままずっと放置していた方も相当な数にのぼるのではないでしょうか。

現実にはたとえSLCであったとしても当時の製造・実装能力まで加味すればメディア寿命はせいぜい10~20年。そしていま2022年はすでにそれらのカードが流通していた頃からすでに20年ほどが経過しようとしています。

もしも家の中にながく放置されているSDカードがあったら、撮りっぱなしのままのデータが残っていないかできるだけ早く確認し、大事な写真は他の媒体にコピーしたり印刷したりすることを強く強くおすすめします。


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DVD/BDプラケースまで値段が数倍になってきた

ここ数年のいろんな世界情勢等々の影響でいろんなものがコストアップになっています。

単純に電気代も劇的に上昇していますし(機材の省電力化などで頑張っても抑えきれない勢いで上昇するのはなんとも辛い)、運送費も上がっているし、半導体部品なども入手困難だったり入手できるものは値段が爆上がりしていたり。

そんな中でもサービス料金にだけはできるだけ転嫁せず吸収するようにあれこれ工夫を続けているのですが・・・

■プラケースの上り幅がすごい

納品時のディスク収容に使うためのプラスチックケースも、今までなんどか価格上昇の波がありましたが今回はもうさすがに辛い。

主に納品時の輸送に荷物全体が耐えられるようにとの目的で大量に使うのですが、軽くて薄くてコスパ良いものってなかなか無いのですよね困ったことに。

まだ社内在庫には少し余裕はあるものの、補充発注しようとするとすでに数ヶ月前の2倍に。

それ以前にも数倍に跳ね上がり傾向だったのですでにここ数年で3倍を超えていていよいよ抜本的な対策をたてないといけないように。

■プラケースの代替えを考えるかそれとも・・・

プラケースを継続するとなればコストアップ吸収のために値上げも検討することになりますし、プラケースを廃止するとすれば不織布などが候補にあがってくるのですが輸送の際の梱包材を見直さないといけなくなるので、準備するための時間や手間を含めたコスト計算が必要になってきそう。

いや、いっそのことディスク媒体での納品を廃止してUSBメモリで納品とか(当然そのぶんは価格アップ要素になりますが)、あるいは別枠扱いとするとか(追加料金制みたいになるか)、そういった方面まで幅広く検討しなくてはいけないわけで、当面あたまの痛い問題になってきそうです。

できるだけ単純な料金体系のまま今の価格水準を維持したいのだけれどなぁ。


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桜珈琲が長居公園にやってきたよ

大阪南部にお住まいの方ならばきっと知っている方も多いと思う、あの素晴らしいチェーン店「桜珈琲」

私の常駐場所からは、どんなに頑張って近い店舗を目指しても移動に片道30分以上かかってしまっていたので、自分へのご褒美的なひとときか、あるいは仕事という現実から遠ざかりたい時に立ち寄ることにしていたのですが・・・

その桜珈琲がいよいよ大阪市内、しかも長居公園の中という その気になれば自転車で充分たどり着ける場所に進出してきたとのお話を小耳に挟み、いてもたってもいられずに天気の良い間に訪れたのでした。

まず最初に驚いたのは「扉が自動ドア」になってる!

桜珈琲といえばスタッフが店内外にちゃんと注意をはらっているところが秀逸で、お店に入ろうとしたときや出るときに扉を開けて待っていてくれたりするのが嬉しいところ。(もちろんスタッフに余裕があるときだけですけれど)

で、自動ドアになっちゃうとその様子が見れなくなるなあと思っていたら、さすがです、ちゃんと会計を済ませたお客さんが出ていくところに出くわしたスタッフさんが自動ドアの「開く」ボタンを押してくれていました!
そうか自動ドア全盛でもそんなふうにサービスできるのだなと感心してしまいました。

店内のつくりは他の店舗と同様に桜の木がある中庭を四方から囲む形ですが、若干中庭が小さいよう。確保できる土地的なものがあるのでしょう、その様子も撮影してみようかと思ったけれど他のお客さんがいっぱいだったので遠慮しておきました。

■ボリューム満点のカツサンド!

珈琲の種類も豊富で食事メニューもたくさんあるのですが、桜珈琲で私のおすすめはカツサンド。そして日替わり珈琲でしょうか。

カツサンドのカツはいつもアツアツのが出てきますから食べる時はちょっと気をつけないといけませんがこれがまた柔らかくて美味しい。バラけてしまわないように刺してある串(つまようじ?)も桜の飾りがついています。
一緒に食べてしまわないように、手にもって食べる直前に抜いておきましょうね。

ロースカツサンド(桜珈琲オフィシャルサイトより)
https://www.sakura-coffee.jp/publics/index/32/

時間と懐具合によゆうがあればその後で桜ダークブレンドでもおかわりするのが定番かもしれません。

各々スタッフが店内外の様子をしっかり しかもさりげなく見ていてくれるので追加オーダーもしやすくて、とっても優雅なひとときを過ごすことができる良いお店だと個人的にはとても気に入っています。


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AppleCare+って2年過ぎてもバッテリー交換無料なのだ

知ってました?私は知りませんでした。

と言っても原則として契約期間中しか無料交換サービスは受けられないので、2年分一括払いではなくて月払いの契約にして継続し続けている場合に限られるわけですが。

てっきり一括払いと同じ2年までなんじゃないかという思い込みがあったので、先日Appleのスタッフさんから聞いた時にちょっと驚いてしまったという話しです。

■AppleCare+ってなんぞや?

Apple製品を購入した事がある方ならば一度は目にしたことがあるはずですが、Appleが製品の保証サービスを有料で延長する保険のようなサービスになります。

主に2年契約一括払い(機種によって3年契約なんてものあります)と一ヶ月ごとの月払い契約があり、月払い契約の場合には解約手続きをするまではずっと自動継続になります。

主に画面割れなど壊してしまった場合に格安(無料ではなく、箇所により1回あたり数千円~数万円はかかりますが)で修理してもらえるというのがもっとも身近に感じるサービスですが、この特典として契約期間中にバッテリーが劣化していれば無料で交換してくれるというサービスが付いています。※契約期間中にバッテリー状態が新品の80%を切る状態になればという条件がつきます。

私も持ち歩くことの多いApple製品の中でも特に身につけっぱなしのAppleWatchとiPad miniにだけはAppleCare+を付けるようにしています。なにせうっかり画面を割ったら高くつきますから。

一括払いと月払いがあるということは、当然のことながら一括払い額は月払い額を24回分払うよりも安く設定されていますので、どうせならば一括にしちゃったほうがオトクではないか、と考えるのも当然アリです。

しかし、月払い契約は任意のタイミングで解約ができるので、たとえば購入から1年間だけ保証を付けておいて、翌年に最新機種が出たら保証を解約してしまえば2年一括払いよりも安く抑えることができます。※壊したら最新機種に買い替える口実になるという考えができる方に限ります。

私の場合は単に一括で払う余力が無いので月払いにしているだけですが。

たとえ早期に解約して2年一括払いにするより金額を抑えられたとしても、単純に掛け捨てではなんだかもったいない気がする・・・と漠然と思っていたところにバッテリーという「月日とともに必ず劣化していく」部品が無料で交換できるという要素が絡んできたわけです。

ならばバッテリー交換費用とAppleCare+の月払い費用を比較して、いつ解約すれば一番良いのだろうか?なんて考えたりしませんか?私は考えてしまいます。

■AppleWatch Series7の場合

早速、まずはAppleWatchの中でも現行モデルであるSeries7の場合を例にしましょう。

AppleWatch Series7は23ヶ月目で超える

AppleWatchのバッテリー交換費用は12,200円(税込)で、Series7のAppleCare+月払い額は550円になるので累積23ヶ月め(1年11ヶ月)で月払い額がバッテリー交換費用を上回ることになります。

なんだかうまくできてますね、一括払いでも月払いでも大差なく調整されているような気になってしまいます。

■AppleWatchSEでは?

次に、こちらも現行モデルの中で手を出しやすいAppleWatch SEの場合。

AppleWatch SEは41ヶ月目で超える

AppleWatch SEの場合もバッテリー交換費用は12,200円(税込)、ですがAppleCare+の月払い額は300円と低く抑えられています。そのため累積41ヶ月め(3年5ヶ月)までは月払い額がバッテリー交換費用を上回ることはありません。けっこう長いですね。

SEを長く使おうと考えれば、AppleCare+の月払いを3年半くらい掛け続けてもバッテリー交換費用より安く損にならないと考えることができます。

■そして私のSeries6の場合。

さらに、旧機種ですが私の手持ちのSeries6の場合には、

AppleWatch Series6は31ヶ月目で超える

もはや旧機種になったSeries6ですがバッテリー交換費用は同様に12,200円(税込)です。そしてAppleCare+は私が加入した当時は月払い400円でいまだに変更になることもなく継続しています。

そのため累積31ヶ月め(2年と7ヶ月)で月払い額がバッテリー交換費用を上回る計算になりますので、それまでにバッテリー交換を受けられるようであればかけ続けていても損はないという考えができます。

■バッテリー消耗はそんなに早い?

でもそんなに早くバッテリーって消耗するの?って疑問はあるのですが。
ご存じの通りAappleWatchはあんなに頑張って省電力化に励んでいるのにスペック上で18時間という実用上ギリギリのところをずっと攻めてますよね。

やはり腕時計という形のデバイスにおさめるにはバッテリーを小さくしなくてはいけなくて、なおかつ充放電のサイクルも相当激しいものになってしまうのは致し方ないところなのでしょう。

実際のところ、私の手持ちのSeries6のバッテリー状態はまだ購入から1年半ですがすでに80%と表示されています。あと1%です!あと1%減ったらすぐさま交換してもらわなくては!と思っていますがなかなかこの1%が進まないジレンマ。

他のデバイスでは、たとえば4年ちかく毎日酷使しているiPhoneXSはまだバッテリー状態89%なので、もちろん個体差や使い方の差もあるのでしょうけれどそんなに激しくバッテリーが劣化していくということも無さそうなのですけれどね。

■例えばiPad mini6だったらどうか?

ここでふと、AppleWatchの事ばかり考えていましたがそういえばiPad mini6も月払いでAppleCare+に入っていたなあと、バッテリー交換費用を調べて比べてみることにしました。

iPad mini 6は28ヶ月目で超える

iPad mini6の場合にはバッテリー交換費用が15,000円(税込)、月払い料金が550円になるので累積28ヶ月め(2年と4ヶ月)で月払い累積がバッテリー交換費用を上回ります。

なのでそれまでに初期容量の80%を切りそうであれば月払いを継続していたほうが良いという話しになりますが・・・いまのところiPad OSではバッテリー状態が表示されないのでこれは判断しにくいかもしれませんね。

■AppleCare+の月払いはお得かも

冒頭からしつこくバッテリー交換費用に対してAppleCare+はどこまで掛けていて損にならないか?と考えてきましたが、その他にも保証期間中は本体破損の修理が安くなったりエクスプレス交換サービスを受けられたりと、できれば活用するような事態は避けたいけれども万一壊してしまった場合の安心感もかなり大きくなります。

なので月払いは(解約さえ忘れなければ)とてもオトクなのかもしれません。Apple製品を買ったら30日以内に加入することを考えてみるのがおすすめですし、特にバッテリー劣化の早そうなAppleWatchをなるべく買い替えずに長く使いたい場合には無料交換サービスを受けられる可能性が高くてけっして損はしないサービスじゃないかなあなどと思ってしまったのでした。


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