年が明けると何かと提出書類があるわけなのですが、さて1月末日と言えば給与支払い報告書や源泉徴収票、法定調書などなどを準備せねばならぬわけで・・・
この時期になるとe-Tax(国税)やeL-Tax(地方税)を活用することになりますね。毎年のこととは言え、利用するためのソフトを起動するたびにバージョンアップがあるわけで、バージョンアップのたびになにかとトラブルも覚悟しておかないといけないわけですが(^^;
今年も、ありました。
eL-Tax側を利用するPCdeskで、最新のものへのソフト差し替え(今年はアンインストールを含む作業が必要でした)を行ったあと、ひとまずは順調に利用できているように思えたのですが・・・いざ作成したデータを送信しようとすると、電子署名をつける段階で「MNE008E カードに接続できません」というような内容のエラーメッセージが。
Windowsがはまってしまっているのかと再起動をかけてみても改善せず、JPKIソフトではICカードを正常に読めていることからPCdesk特有の問題だと認識。
怪しそうなところを調べてみると、やはりまだWindows7 64bitのユーザーは油断してはいけませんね、公的個人認証(JPKI)インストールフォルダの設定が空になってました(^^;
そもそも32bitバージョンであれば問題はないのかもしれませんが、64bitバージョンの場合JPKIソフトがインストールされるのはc:\Program Files (x86)\JPKIになりますよね。ここの設定がデフォルトでは不備なことからICカードへのアクセスができなくなっている様子です。
ためしに「6.オプションメニュー」-「公的個人認証(JPKI)インストールフォルダの設定」の項目を開いてインストールフォルダの設定欄が空だった場合には「参照」ボタンを押し、”c:\Program Files (x86)\JPKI”フォルダを選択し「OK」として設定してあげると、すんなりとICカードでの署名ができるようになりました。
いやぁ、これが31日ぎりぎりで処理していたらヒヤヒヤものでしたが、少し余裕をもって処理しててよかったです(^^;
株式会社パソコントラブル救助隊で公式サイトを含めたウェブマスターを兼任しています。
趣味はカメラとぶらり散歩。フォトマスターは2級。日々感じたことを忘れないうちに雑記帳に書いています。