なりすましが最大の敵なわけで

ネットで選挙活動とかまで既に言い始めているこのご時勢ですが。

いわゆる「ネット」と呼ばれるものを上手に活用すれば、多くの事柄に対して時間や費用や手間を大幅に削減できるし、とても良い面が表側にあるわけなんですよね。

ただ、その反面で、いわゆる負の側面もついて回るということを、このネット全盛の世で生きるためには覚えておかなくっちゃいけない。

その中でも特に、一番の敵対要素となるのが「なりすまし」なわけで、これは匿名性よりももっとたちがわるい。

たとえば、たった1人の意見であってもさも大多数の人の意見のように偽装することなどネット上ではごく簡単であって、しかもある程度の勢いをつければ扇動だって実世界よりはるかにハードルが低い。

なりすまし事件の1つもしっかりとした証拠を出せないような、未成熟な利用者環境では、なりすましが横行することにより日常様々な点で問題となってくることが容易に想像できる。

ある意味、技術と資金力があれば政治すら好き放題に操作できる時代が来ようとしていることに、気づいている方々はこっそり喜んでいるんだろうなあ。