生きてる上での話しなんて大それたネタじゃあありません。
単純に、お仕事を念頭に置いたとき。
こちら側から見れば、日々多く寄せられる依頼品のなかの1つ。
でもお客様から見ればたった1つの中の大切な1つ。
キレイ事でも優等生ぶりたいわけでもなんでもなく、ただ厳然としたその現実が日々目の前に依頼品という形で届けられてくるわけで。
限られたメッセージの中からどれだけ正確にお客様の意図をくみ取れているか、この成果は得られるはずの対価に見合ったものか、総じてお客様が受け取った時にちゃんと喜んでもらえるだろうか。
もっと頑張ればもっと何かできるかもしれない、でももっと急いで結果を返さないとお客様は困ってしまうかもしれない。
他のお客様達の依頼品も同じ条件だから、目の前のものにかけられる時間は本当は限られるかもしれない。完了をどこかの時点で決断しなければ、ズルズルと返答が遅れ、ズルズルと睡眠時間も圧迫していく。
数値で確実に完了というデータが得られる時は幸せだが、そんな幸せな事例は数えるほどしかなく。
見つからないものを「存在しない」と確認する術は、まだ充分には確立できていない気がして悪あがきしてしまい自分自身が納得できない。
もっと、対価と効率だけを意識して潔くならないと経営は成り立たないはずだし、もっと、冷酷な判断や返答も素早くできるはずなのに、やはりそれらは自分らしくないような気がして、まだまだ迷いと決断の微妙な狭間を歩きまわる感覚にとらわれる毎日。
仮に、この感覚を丸ごとゴッソリ共有できる仲間がいたとしたら、少しは決断を人任せにして楽になれるのかな。
株式会社パソコントラブル救助隊で公式サイトを含めたウェブマスターを兼任しています。
趣味はカメラとぶらり散歩。フォトマスターは2級。日々感じたことを忘れないうちに雑記帳に書いています。