初めてのマンデリン

昔から難しく考えるのが癖のようで、よく先生たちを困らせていました。

例えば、心の思春期と体の思春期はなぜズレるの?

残念なことに大学進学については心理学科や哲学科に進むとどっぷりハマって自殺しかねないと止められたくらい、答えのない思考の海で溺れるのが好きなようです。そんな自分が良くもあり、損だなあと思ったりするのですが、「そんなに難しく考えなくていいのに」って言われると少しだけムッとします。

今日のテーマは「初めてのマンデリン」

他の喫茶店ではブレンドコーヒーを頼みますが、一番お気に入りのお店では、ブラジルサントスを注文します。ブラジルサントスが美味しいだけでなく、マスターがとても上品で(その日はギンガムチェックのシャツを着ていてとてもよく似合っていた)清潔感のあるお店なので喫茶店巡りが趣味なのにも関わらずよく通っています。

その日もブラジルサントスを頼んだのですが、さあ二杯目をどうしようと悩んだのでマスターに相談。「マスター、二杯目何にしましょ?何か試したいです。」

「僕はマンデリンが好き。癖がないから」と言われ迷わず注文。確かに癖がなくあっさりしている。飲みやすいです。でもブラジルサントスを普段から飲んでいるとちょっと物足りない感じ。でも美味しい。

コーヒーなんてどれも一緒じゃないのなんて言われたりしますがこれが全然違うのです。何がどうっていうのは上手に説明できないけれど。

あっさりしたコーヒーを飲みたいときはマンデリン。よし、決めた。