あらためて、パソコン周りってのは消耗品が多いですね。
普段さんざん「SDカードやらUSBメモリーは消耗品ですよ」的なお話しをするのに、意外にそれ以外のことに無頓着になっている自分もいたりして、振り返ってみるととても滑稽だったりします。
今回思い知ったのはDVDドライブ。
書き込み型ドライブがほぼ標準的となった今、パソコンを使っていて持っていないという方のほうが少ないはず。(実際には書き込む機会がなくって、はたして書き込み型のドライブなのかどうかすら認識されてないこともありそうですが)
普通に使っている分にはおそらくパソコンのライフサイクルの方がDVDドライブよりも短くて、ドライブが寿命を迎える前にパソコンごと買い換えてしまうということになりそうですが、
うちの場合は事情が異なりまして、DVDドライブはやたらと酷使します。
カウントしたことは無いですが、DVDメディアの消費量から考えてもドライブ1台あたり年間で数百枚から千枚くらいは書いてるかもしれません。そういったドライブがいくつか・・・。
だいたい2〜3年サイクルで新しいドライブに入れ替えないといけません。
当初はそういったことに気づかずにBD−Rドライブなども併用してたのですが、もったいないことにBD−Rとして活躍させるまえにDVD側のピックアップが寿命を迎えてしまうという事もありました。
知っての通りDVDドライブの肝であるレーザーピックアップは使えば使うほど出力が落ちていきます。
乾電池なんかと同じようなイメージです。
徐々に徐々に下がり続けて、あるところまで下がると正常に使えなくなるという性質のものですね。
そうなった時にWindowsなどでよく目にするのが「0xeb020b9c」というエラーコードです。
これってつまり正常にディスクに書き込むことができなくなったよと言うタイミングで出てくるエラーなので、これを見かけたらすでにドライブの稼働限界が近く、早く買い換えないと正常に書き込みできなくなりますよということを表しています。
普通に使っている分にはほぼ困る機会もないとは思いますが、稀に物持ちの良い方では「なぜエラーが出てくるんだろ?」とお悩みになる方もいるかもしれません。このエラーを見かけたら早くドライブを丸ごと交換するのが吉です。
株式会社パソコントラブル救助隊で公式サイトを含めたウェブマスターを兼任しています。
趣味はカメラとぶらり散歩。フォトマスターは2級。日々感じたことを忘れないうちに雑記帳に書いています。