M5stackを初いじり-江戸時間時計を作りました

いったい世間に遅れること何周回めだろうというくらい、いまさらかと言う声が聞こえてきそうですが^_^

やはりこういう小さいモノをいじるのはもともと大好きなのでついハマっておりました、M5stack。

中を開けてみてみるとなにやらぎっしり
ボトムモジュールを外した中身

つい先月にRaspberry Pi Picoをいじりはじめ、なにかセンサーでもついけて室内のCO2濃度でも測定しておこうかと思いつつ・・・画面がついててバッテリーも内蔵でかなり手軽そうなM5stackも一度くらい触ってみたいなーと、ほかの部品を注文するときについでに1つ確保してしまいました。

重量はわずか50gほど
microSDカード込みで51gほど

触ってみると画面があるというのはとても快適で、しかも軽量コンパクト。50gほどと軽くて手のひらにすっぽりと包み込めるサイズです。画面があるおかげですぐになにかしら結果を見ることができるというのは良いもんだなぁと痛感しているところです。

で、誰もが通るであろう時計表示でもさせてみようかとさっそくArduino IDEを入れて、夜な夜なポチポチと見様見真似でいじりはじめ、あっさり動いたらなぜか100円ショップで売っていそうな感じに仕上がってしまいました(笑)

まずはサンプル通り現在時刻表示
なぜか盛大に日付を間違っておりますが…この時点ではぜんぜん気づいていないという

せっかく現在時刻表示ができたので、ついでに日の出時刻と日没時刻を計算させて、さらには時代小説を読んでいるときにちょっと感覚としてわかりにくい江戸時間についても不定時法ベースで表示させるようにしてみました。
(皆さんご存じかと思いますが不定時法って昼と夜で一刻の長さが異なり、しかも毎日のように日の出と日没の時間で変わってくるので割と面倒な計算になるんですよね)

ひとまず完成、江戸時間時計。
時代小説を読むときに感覚が掴みやすいよう、江戸時間の表示つき時計になりました(笑)

単純にあれこれとコードを追加していくうちに処理にかかる時間が無視できなくなってきたので、処理しなくてよい条件を考えていくのはなにやら8ビットパソコンで機械語で組んでいた当時を彷彿とさせるなぁなどと思い出してしまいます。

いまどきだと安価で手軽に入手できるスマホでもハードウェア的にはとてもパワフルなので何も考えなくってもスルスルっと動いてくれるのですけれど(そのぶんだけリソースを消費しまくるアプリを賄うのが大変なのでしょうけれど)、むしろこういったハードでじっくり考えて無駄を省くのもなにかパズル的で楽しいものがありますね。

はっ、
こんな趣味的なものでパズルを楽しんでいる場合じゃなくって、はやく実用になるものを作らないと!!


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Raspberry Pi Picoを買って動かしてみました

■買ってみました。税込み580円のおたのしみ。

つい先日発売されたRaspberry Pi Pico、実は某サイトで無料プレゼントしますという募集があったので応募してたんですが、当選通知が迷惑メールに埋もれていて気づいた時にはすでに期限切れという悲しい目にあってしまいました(涙)

が、しかし気を取り直して、仕入れのついでに電子部品屋さんを覗いてみると5個くらいまとまったものと1個単位で売られているものとがあったので、ひとまず一つ580円で自腹購入。

こういう自腹出費の積み重ねがけっこうな額になってたりするのが困ったものだよなぁ・・・どうせ実験に使うのだし、まとめて買うときにはちゃんと領収証をもらおう。

Raspberry pi pico購入直後の写真

サイズ的にはRaspberry Pi Zero Wみたいな印象だけれどももっと実装されているものが少なくシンプルな基板。microSDカードなどを別途準備する必要もなくPIOも豊富な様子なので、何か手軽に実験したいときに役立ってくれそうな感じです。(Pi ZeroなどのようにLinuxが動くわけではないですが)

さっそく持ち帰って実験用に常時スタンバイしているRaspberry Pi 3B(そろそろPi 4Bがほしいなぁと思うことが多くなってきたのですが…)につないでマスストレージとして認識してもらい、指示に従ってMicroPythonのファームウェアをダウンロード&インストールして準備完了。

■あれれ、説明画面とちょっと違うぞ

すでに多数の勇者さんたちが実際に入手して解説をアップされていますが、個人的にわかりやすいなーと思ったサイトを参考にして動作確認をこころみました。

が、しかし、ラズパイ3Bに最初から入ってるのに初めて開くThonny IDEでなにか動かしてみようとしてもなんだかご機嫌ナナメ。

ラズパイでThonny IDEを使用している写真

どうも私の使っているラズパイが全体的にバージョンが古いままになっているのか、ターミナルからアップデートをかけようとしても見つからない。

ラズパイそのものの環境構築を初めからするほどの時間も見当たらなかったので、とりあえずなんとか動いてくれないかと触っているとInterpreterタブのなかで「MicroPython on a generic device」を選択し、Portを「Board in FS mode – Board CDC (/dev/ttyACM0)」に設定したらなんとか動くようになってくれました。

Thonny optionsの写真

テスト用のコードを適当な場所に保存し、Thonny IDEの実行ボタンを押すと・・・そっとPico上に実装されているLEDがピカピカ。
ついでにPicoに内蔵されている温度計のデータもThonny上に表示させてみるとちゃんと値が返ってくる。ひとまずの動作確認はこれでOK。

picoがピカピカしている写真

まだ個人的にはサンプルを動かしてLEDがピカピカしたり内蔵の温度計から値を拾ってくるくらいしかできてないが、なんだか面白そう^_^

若干、USBケーブルの抜き差しを繰り返すとコネクタ周辺が弱ってしまいそうな気はするけれどもそれ以外には実装されているパーツも少なく、落としても壊れそうにない安心感が気軽に使ってみようという気にさせてくれます。

本気でなにか活用したくなったらまとめ買いしてきてもお財布の中身に優しいし、C/C++でも書けるようだし、そもそもmicroSDも使わないから急な電源断の心配もしなくてよさそうだし、自由度が高そうな印象です。


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携帯電話料金の価格競争が激しい春になりますね

■楽天モバイルは1GB以下だと無料になるらしい

つい先日も携帯料金(パケット容量)の見直しが必要になるなあなんて思いをダラダラと書いたのですが、1月29日に楽天モバイルからさらなる発表がありましたね。

第4のキャリアを目指して現在もエリア拡充を急いでいるようですが、いまのところまだ3大キャリアの安定性には追いつけていない様子も垣間見えて、たとえばウチの周辺でも屋内ではすぐに圏外になってしまうという状況です。

それでも月間の通信量が1GB未満であれば無料ということになれば契約そのものは維持しておこうかなという判断になるひとも多いかと思います。

■MVNOには厳しい時期かもしれない

ドコモ・au・ソフトバンク、さらに楽天が通話まで混みで月3000円を下回る価格提示をしてきたことでいままで格安を全面に打ち出してきたMVNO各社が春から苦戦を強いられるのはほぼ間違いないわけで、対応プランを続々と打ち出してきつつあります。

特にMVNO大手となったmineoさんでは従来はキャリアごとに別料金となっていたものを完全に統一し、おおよそ6割減という低価格体系(マイピタ)へと移行しました。これは一足先に2月1日から始まっています。さすが動きが早いですね。

個人的にはmineoさんの柔軟なパケットシェアは好んでいて、個人的にはもうかれこれ5年以上のお付き合いになります。この料金体系の改変を機に現契約より少し余裕のある容量へと契約変更をしようかと考えているのですが、ちょっと周辺の他のMVNO各社さんの動きも気になるところです。

■各社キャンペーンも激しく

たとえばOCNモバイルONEさんは定期的なスマホセット1円セールを現在も展開中(〜2月17日11時)ですし、追加SIM発行の手数料無料も継続して実施しているようですので、たとえば1契約でスマホとルーターの共用利用などの際にも無駄がなくい利用できるのではないかと検討を続けています。

さらには老舗のIIJ mioさんも初期費用1円キャンペーン(〜3月31日)などを始めており、他社からの乗り換えだとスマホ本体も110円になるセール(〜2月28日)も同時に行っていて、こちらもエントリーしやすい内容となっていますから魅力的です。

■今後はキャリアを動かないのが良い選択肢?

従来の考え方ならばMNPのキャンペーンなどを上手に活用してキャリアを移動したほうがなにかと恩恵にあずかれるというのが定説でしたが、大手キャリアが低価格な水準で出揃ってきた今となってはMVNOを含めて大きな料金差は生まれにくく、むしろ契約変更にかかわる手数料や実質の手間のほうが大きい割合となってくることが予想されます。

そう考えるとこれからは長く契約をつづけて、各キャリアの準備しているサービスを味わいつくすような使い方のほうがお得な時代となるのじゃないでしょうか。

これから1〜2年のうちには5Gサービスが利用できるスマホも手に入りやすい価格となり、エリアの拡充もじわじわと充実してくるのは確実な方向です。
そうなれば、現在の4Gでは充分だった通信容量も5Gサービスにあわせてコンテンツ提供側が情報容量を増やしていく方向にもなるでしょうし、それにあわせて契約も変えていく必要に迫られることが予測できます。

そうなってきた時でも、自分の使い方にピッタリとする柔軟なサービスを取り揃えているキャリアを選択することが重要になってくるのだと感じます。


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PaSoRi(RC-S370)でマイナンバーカードを読む

■そろそろ買い替えないといけないのか

RC-S370の写真
RC-S370。見た目は現行機種とも大差がないのに…

いつも忘れたころにe-TaxやeLTAXなどで申告書類を送信しようとして、マイナンバーカードの電子証明書で署名を付けようとしたら正常にカードを読めなくなっている不可思議なカードリーダーです。

もういい加減に買い替えたほうが気分よく仕事できるのだろうか(笑)

マイナンバーカードに正式に対応している現行モデルはRC-S380になるわけなのですが、どういうわけかウチにはその1つ前の機種であるRC-S370というものがあります。

機能的にはNFCにも対応していて、ちゃんとドライバ等々をそろえればS380と同様にマイナンバーカードの電子証明書を読み取ることだって普通にできるんですよ、本当は優秀なこちゃんなんです。

いったいなにが引き金になっているのかわかりませんが、Windows10のたびたび繰り返されるアップデートなのかJava実行環境なのか(もう不要になりましたのでアンインストール済みですが)、その他の各種ドライバと当たってしまうのか。

最初のころは完璧に動いてほしいなどと願いましたけれど、なんとなく最近は割り切ったもので、その時ちゃんと機能をはたしてくれるならばそれでヨシと考えるように。

■再び動いてもらうための手順

対症療法としては、「Sony Japan | FeliCa | 個人のお客様 | お問い合わせ・サポート | インストールガイド | RC-S330/370 マイナンバーカードセットアップガイド」に全てまとめられているのですけど。

すでに正常にカードが読めていた実績のあるWindows10環境だという前提だと、

という一連の作業を進めるだけです。単純作業です。ただし0番の作業のあとに再起動が入ります。

読めなくなるたびにこの0~3番の手順を実行するだけだと割り切ってしまうほうが気持ちが楽になります。

すでに「 RC-S330(生産終了)、RC-S370(生産終了)のマイナンバーカードの動作確認については、2019年以降は未検証となります。」という案内文が書かれているだけに、そろそろ現行モデルに買い替えてしまおうかなとも思うのですが、大した値の張るものでもないのだけれどどうしても手元にあるカードリーダーが動いているうちは使ってあげたいという気持ちのほうが強いわけで、ついついひと手間が必要になってしまうことが当面続きそうです。


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2021年の節分は2月2日です

そもそも節分の日が変わるなんて意識がこれっぽっちもなかったので驚いていたんですが、実は立春って2月3~5日の間を行き来するんですね。

(国立天文台WEBサイトより)

上の図は国立天文台での解説に使われているものですので詳細はそちらのほうが詳しいかと思います。

それによって節分も長い間2月3日があたりまえのように意識に刷り込まれていたんですが、3日でないのは37年ぶり、2日になるのは124年ぶりだというからビックリです。

■そもそもなぜ日にちが変わる?

なんでこんなズレが出てくるの?って疑問がわいてきますが毎日小学生新聞のサイトにたいへんわかりやすい図解いりの解説がありました。

4年に1度おとずれるうるう年については皆さんよくなじみがあることだと思いますが、地球の公転周期が365.2422で、普段1年=365日として過ごしていると5.81時間ほど毎年ズレてくるらしく、それを4年に1度1日増やして補正しようとしているというのは一般に浸透していると思います。

でも、1年あたりのずれがきっちり6時間であれば4年に1度24時間増やすだけでちゃんと補正できるのですが、実際にはそれよりもわずかに少ないので、うるう年で24時間ずらすと45分ほどずらしすぎてしまうことから、積もり積もってくると立春の日が変わるという話が出てくることになるらしいです。(こんな理解であってるのかな?)

たまたま、物心ついてからながらく立春が2月4日の24時間の範囲におさまっていたので節分が2月3日固定なんじゃないかと誤解(というか疑いもせず)したままになっていましたが、これからしばらくの間は立春が2月3日だったり4日だったりする年を繰り返すことになるらしいので「今年の恵方は〜」って言われるのと同時に「今年の節分は〜日」ってことも言われるようになるのでしょうね。
※ちなみに2021年の恵方は南南東だそうです。


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