ドコモがいよいよSoftBankAirのような据え置き型のホームルーター(Docomo home 5G HR01)を発売すると言うので早速予約を入れて発売日翌日に契約してきました。
■SIMカードは底面から挿入
設置は電源コンセントにつなぐだけ・・・ではなくてその前にSIMカードを本体に装着しておく必要があります。
スマホなど買ったときには店員さんが動作確認のためにSIMカードを装着してくれるのが一般的だと思うのですが、このホームルーターに関してだけは設置場所で自らSIMカードを装着してから電源を入れる必要があります。
長細い本体を横倒しにして底面をみるとUIMと書かれたカバーがあり、めくってみるとSIMカードスロットとUSB-Cのようなコネクタがならんでいます。このコネクタの側は何に使えるのかわかりませんがまずはSIMカードを奥まで差し込むとカチッとロックがかかります。(外すときはもう一度押し込むとロックが外れて少し飛び出してきます)
カードを装着したら蓋をして、電源アダプタを繋いで準備完了。とてつもなく簡単です。
■モバイル回線を使うがモバイル用途ではない縛り
さきほどもチラッと書きましたが、普通のスマホなら動作確認のために店頭でSIMを入れて電源を入れたり初期設定をしたりするのですが、このHR01は絶対に設置場所以外では電源を入れないようにと何度も店頭で説明されるほど使用場所の取り扱いはシビアなようです。
使用場所のしばりと言っても基地局単位くらいの話かな?と思っていたのですが、説明書を見るとHR01本体にはGPSアンテナも内蔵されていて精度も高めに使用場所をしばってくるようです。(しっかり設定画面でも定期的な測位情報が記録されてました)
もし、使用場所の変更届けをせずに勝手に移動すると連絡用として設定したメールアドレスに警告が届き、通信がロックされてしまうのだとか。そうなると解除してもらうのは面倒な予感がするところです。
■向かって左端のLEDが青点灯だと5G
さて、電源を入れると本体正面のLEDランプが光ります。
本体上部の正面に見ると3つのLEDが並んでいますが、向かって左から5G/4G、電波レベル、ステータスとそれぞれ役割があります。
特に気になるところは一番左型の5G/4Gランプ。これが青色点灯だと5Gの電波を、緑色点灯だと4Gの電波を掴んでいるという意味になります。
で、驚いたことに電源を入れてしばらくすると全て青点灯になった!という事は我が家もいつのまにか5Gエリアに入ったのか!と。
でも喜んだのも束の間、気がつくと左端が緑点灯に変わっていて、ようするに4Gの電波をつかまえていると言う事でぬか喜びに終わってしまいましたよ。
5G/4GのLEDは通信中はゆっくり点滅してくれます。
輝度がちょっと、いや、かなり明るめになっているので、なるべくなら目立たないところに置いておくほうが良いかもしれませんね。
■設定画面には初期状態で2.4GHz側からアクセス
さて、HR01に無線LANで接続して設定画面を開こうとすると初期状態では2.4GHz側からしかアクセスできません。
無線LANのアクセスポイントとしては初期状態ですでに2.4GHz、5GHzのどちらからでも接続できるようになっているのですが、設定画面(http://web.setting/)を開こうとするとタイムアウトになってしまってちょっと眉間に皺を寄せておりました。
すなおにQRコードで説明書通りに進めればハマらないはずですが、なんとなく手順をすっ飛ばして5GHz側に繋いだ状態で設定画面を開こうとしてもアクセスできなくてハマります^_^私だけか。
■4Gなんだけど速っ
iPhoneでスピードテストを開いてみるとダウンで250Mbps、4G接続のはずなんですがなかなかの速度。我が家の固定回線はVDSL経由なのでこんなに出ることはありえませんから、このまま全てHR01に任せてしまっても良いかな?と考えてしまうほどです。
■通信量は無制限ということですが
無線LAN以外にも有線LANのポートが1つ準備されているので、自宅ネットワークの末端にこのHR01を設定したうえでネットワーク設定を調整し、常時VDSL側に接続しているよく通信しそうなデスクトップやタブレットのいくつかをHR01経由で通信するように設定してしばらく様子をみることにしてみました。
気になる通信量ですが、設置から3日ちょっとで40GBちょっと。1日あたり10GBも通信していたのか!と。
まだこれを書いている時点ではまだ制限などがかかる兆候はみられません。このペースでずっと使用して問題が無いようなら充分に固定回線の代替えとしてあり得るなあと思います。
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