安価にCO2センサーを作って換気の目安にしてみよう

簡易CO2測定器
メタルラックの棚板にも磁石でくっ付いた!

ここ大阪市内では本日よりふたたび飲食店の時短営業がはじまってしまいました。ここのところの急激な新型コロナ感染者数の増加ペースを抑え込みたいとの措置なのは理解できますが、昨年からダラダラと続くこういった措置での飲食店さんの痛みはいったいいかほどのものだろうかと想像するだけでもぞっとします。

CO2センサーが巷で求められるように?

そんななか、やはり狭い空間で人が密になることによって感染リスクが高まるということでそれを避けるためにも換気が重要なわけですが、なんの目安もないと真冬や真夏だけでなく花粉・黄砂シーズンや梅雨時でも換気はおっくうになるわけで、CO2センサーの値を目安に換気しようではないかという言葉がチラホラと耳に入ってくるようになりました。

いろんなパーツ
M5stack Basic、M5StickCplus、M5atom liteはお値段も手軽で良いですな

うちは趣味レベルではありますが居室の埃っぽさに辟易してダストセンサーを組んでみたときについでにいろんなセンサーもくっつけて遊んでいたわけですが、そのときに買い込んだものが机のうえに散らばったままの状態です。

小さくて便利なものが増えてますよね

その中でも特にM5stickCPlusなどはちょうど良いサイズ感で手軽にプログラムでき、内蔵のマグネットで適当な場所にくっつけておけるという魅力にハマってしまっています。

M5stickC plus
画面が大きくなったのが最大のウリのようです

なにせ、この小さな筐体のなかに135×240ドットの液晶表示や120mAhのバッテリーを内蔵し、RTCや6軸センサー、MICやIRやブザーやLEDまで含まれているという贅沢な構成。

M5stickC plusの背面の説明書き
贅沢な内部構成が所せましと書かれていてルーペ無しでは読めません!!

もうちょっと安価な従来モデルのM5stickCでも必要充分かなと思ったものの、大きな画面と贅沢な構成はいずれほかの用途に使いまわしたくなった時にも役立ってくれるだろうと、購入時点で+500円ほどの差は先行投資としては安いものかと判断してCplusのほうを手に取っていました。

と言うわけで、あとはありあわせのものでCO2センサー化。
と言っても単純にGroveポートにガスセンサーのSGP30を接続して、以前にM5stack用に作っていた江戸時間時計プログラムのセンサー処理部分だけを抜粋して流し込んだだけのお手軽なものですが。
ほんとにCO2を測る必要があるならMH-Z19あたりの直接CO2を測定できるセンサーを使ったほうが良いのだろうけどコロナ云々ではCO2そのものが悪者というわけでもないし、とりあえず換気の目安という意味ならばSGP30のような簡易なのでも充分使えるかなあ。

Groveコネクタにガスセンサーを接続したところ
コネクタ部分だけはまだ改善の余地がありそう

加工らしい加工はしてないですが

ちょっとケーブルが長いので近々コネクタ同士をくっつけるなりなんなりの加工をしたいとは思いますが、どうしても電源用のUSBケーブルだけは繋いでおかないと内蔵バッテリーだけでは1~2時間しかもたないところが残念なところ。(それでもちょっとの間ならバッテリーで駆動できるというのはとても有難いですが)

ところでM5stickCplusをはじめM5シリーズの値段が先週くらいから急に高くなったような気がするのは税込み表示のせいだけなんだろうか?気のせい?


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