そもそも節分の日が変わるなんて意識がこれっぽっちもなかったので驚いていたんですが、実は立春って2月3~5日の間を行き来するんですね。
上の図は国立天文台での解説に使われているものですので詳細はそちらのほうが詳しいかと思います。
それによって節分も長い間2月3日があたりまえのように意識に刷り込まれていたんですが、3日でないのは37年ぶり、2日になるのは124年ぶりだというからビックリです。
■そもそもなぜ日にちが変わる?
なんでこんなズレが出てくるの?って疑問がわいてきますが毎日小学生新聞のサイトにたいへんわかりやすい図解いりの解説がありました。
4年に1度おとずれるうるう年については皆さんよくなじみがあることだと思いますが、地球の公転周期が365.2422日で、普段1年=365日として過ごしていると5.81時間ほど毎年ズレてくるらしく、それを4年に1度1日増やして補正しようとしているというのは一般に浸透していると思います。
でも、1年あたりのずれがきっちり6時間であれば4年に1度24時間増やすだけでちゃんと補正できるのですが、実際にはそれよりもわずかに少ないので、うるう年で24時間ずらすと45分ほどずらしすぎてしまうことから、積もり積もってくると立春の日が変わるという話が出てくることになるらしいです。(こんな理解であってるのかな?)
たまたま、物心ついてからながらく立春が2月4日の24時間の範囲におさまっていたので節分が2月3日固定なんじゃないかと誤解(というか疑いもせず)したままになっていましたが、これからしばらくの間は立春が2月3日だったり4日だったりする年を繰り返すことになるらしいので「今年の恵方は〜」って言われるのと同時に「今年の節分は〜日」ってことも言われるようになるのでしょうね。
※ちなみに2021年の恵方は南南東だそうです。
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