古い年賀ハガキはレターパックに交換しましょう

2024年の秋から郵便料金がグンと値上がりしちゃいましたね。

おかげで、ハガキもそれまでの63円からいっきに85円へと値上がりしてしまいました。これを真っ先に感じる機会になったのが年賀状を準備するシーズン。

ある程度まとまった枚数を購入するものだから、1枚あたりの単価が上がった分がかなり利いてくる。正直イタイ。

・古い年賀ハガキって残ってますよね

さて本題。

毎年ちょっと多めに買うのが一般的ではないかと勝手に思っているのですが、私の手元にもざっと見ただけで100枚を超える未使用年賀ハガキがありました。

毎年毎年の余り枚数はせいぜい数枚~10枚前後なのですが、毎年のように「今年こそこの未使用ハガキを交換してくるぞ」と思うだけで重い腰が上がらず、、、気が付けば干支も一回りしていました(笑)

・ざっと並べてみたら

12年分の余りハガキをざっと並べてみると、当時50円だったものが52円、62円、63円と徐々に上がっているのが浮き彫りになってきます。じわじわ慣らされていたんですね。

郵便局に持って行くにも、まずは手元に何枚あるのかあらかじめ数えておいた方が良いでしょう。

というわけでそれぞれの料金ごとに枚数を数えて付箋を貼り付け、時間に余裕のある時に持っていけるように袋に入れておくわけですが、ここで1つ大事なことが。

・持ち込む枚数によって手数料が違う

事前に調べておいてよかったと思ったのですが、持ち込む枚数によって交換手数料が変わります

通常の交換手数料はハガキ1枚あたり6円。これは50円のハガキだろうが63円のハガキだろうが1枚あたりの交換手数料はかわりません。

ところが、100枚以上持ち込むと1枚あたりの交換手数料が6円から13円に跳ね上がります。まるで硬貨取扱いの手数料トラップみたいな感じですね。

なので少し手間ですが、100枚未満になるように分けて袋詰めして枚数カウントしておくのがお利巧さんです。

・交換は郵便窓口へ

交換は大きな集配局でも地元の郵便局でもどちらでも取り扱ってくれます。貯金窓口ではなく郵便窓口に持ち込みましょう。

時間帯によっては局員さんも忙しそうなので遠慮してしまいそうになりますが、交換作業はとても手慣れてらっしゃいます。

ささっと枚数をカウントして、料金と手数料を計算してくれます。むしろこの後の「何に交換するか」を選ぶ時間のほうがかかっちゃうくらいです。

手数料については別建てで支払っても良いようなのですが、手数料以上の金額になるわけですからそこから差し引いてもらった額のものと交換するのが手間も少なくて良いでしょう。

現金とその年の年賀ハガキには交換できないという掟がありますが、それ以外だったら選べるようですので、使いがってのよいレターパック(600円・430円)にありったけ交換してもらって、残った端数は使う頻度の高い額面の切手にしてもらいましょう。

最後の最後の端数については多分1円とか2円切手くらいになりますね。

・今後の年賀状はより親愛なる方々に

さてすっかり高くなっちゃった郵便料金で、年賀状のやりとりをする相手というのも厳選しなくっちゃいけないときっと誰しもが思っていることでしょう。

そうなると、今後やってくる年賀状というのは今までよりも一段高い「だいじな人」扱いされているのだなあと理解したほうが良いかもしれません。


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楽天PAYがd払いやPayPay決済に対応

楽天PAYの決済端末を操作しているといつの間にやら「d払い」「PayPay」の見慣れた表示が追加されていました。

楽天PAYのリリースをみると2024年9月24日から加盟店ごとに順次対応していってるようで、ウチも加盟店審査に通ったらしく特に事前のアナウンスもなくメニューに追加されておりました。

d払いとPayPayが追加されたメニュー

■d払いやpaypay追加は嬉しい

実のところ、d払いやPayPayでの決済というのはメジャーなもので、当社でも従来からAirPAY端末で対応していたのです。

AirPAYのクレジットカードリーダー

が、しかし、AirPAYではiPad+カードリーダとか、iPad+QRコードリーダーといった組み合わせになるので設置位置が固定になるのですよね。

しかもQRコードリーダーが意外に場所を食う

d払いやPayPay決済に使っていたQRコードリーダー

狭いスペースに機材が山積みなウチにとってはけっこうな設置場所コスト問題の1つ・・・もとい、機動力がそがれるのはよろしくないですよね。

■楽天ターミナルでPayPay♪

高額なサービス料金を元手にして贅沢なスペースを確保しておける大手さんとは真逆で、可能な限り料金を低減するために削れるところは削るという基本方針は昔も今も変わっていません。

それはもう、決済端末やレシートプリンタやキャッシュドロアやQRコードリーダーといったわりと大柄な端末を設置しておくスペースだってばかにならない。

楽天ターミナル

そのため、楽天ターミナルのようにクレジットカードもQR決済も1台で対応していてレシートプリンタまで内蔵している機動力はすごくありがたい。

店舗側に求められる決済手数料もAirPAYと同一という条件での売り込みであったので、比較するとしたら楽天銀行からの出金手数料くらい。

そんな便利な決済端末に、さらにd払いやPayPayの機能が追加されたのでもういう事なしなわけです。

■AirPAYが手数料で対抗

もちろん、そういう店舗が少なくないであろうことはAirPAYさんも承知しているようで、つい先日案内がありました。

決済手数料率をディスカウントするキャンペーンを展開するのだとか。

これは、実はかなり有利なキャンペーンです。

実施は2024年12月2日からとなるらしく、決済ブランドごとに事前審査は必要になるものの適用となれば決済手数料の店舗負担がグンと軽くなるのでとてもありがたいですね。

■ところでQRコードリーダーのケーブルが

いまさらながら、QRコードリーダーをiPadに接続するための専用USBケーブルがあるわけなのですが、外してみるとコネクタがRJ45っぽいんです。

QRコードリーダーのコネクタとUSBケーブル

似たような構成のケーブルと言えば真っ先に思い浮かぶのがコンソールケーブル。

外形的にはUSB-A to RJ45みたいな。

でも結線を確認するのにじっくり見てみると何か多い、8ピンではなく10ピンでRJ50とか言うやつかな。

物理サイズは同じだけどピン数が多くあまり馴染みのないものでした、流用できるかと思ったのにちょっぴり残念。


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決済手数料あれこれ

クレジットカード決済やスマホ決済が日常に浸透してきて、とても便利ですよね。

私も普段の買い物で財布から現金を取り出すというシーンがほとんどなくなり、むしろスマホが無いととても困ってしまうようになりました。

■事業者としては手数料支払いが

さて、クレジットカード決済やスマホ決済などは消費者の立ち位置としてはすごく便利なのですけれど、事業者の立ち位置になると必ず手数料を決済事業者さんに支払わねばならないというコストが発生します。

決済手段の選択肢がほぼ無い状態だとあまり気にはならないのですが、複数の決済手段を選択いただける状態まで環境が整ってくると、はたしてどの手段がコストを抑えることができるのだろうと気になることがあります。

限界までコストを突き詰めていると、時々話題になるのですが飲食店で「ランチタイムはカード決済お断り」なんていうカード会社との契約に違反するお話がチラホラでてくるのですが、事業者がわが現金決済を求める気持ちもよく理解できたりするわけです。

■決済金額によって手数料が変動する

さて、決済手数料というのはだいたいの場合は決済金額の~%という形で決済事業者さんと契約することになります。

たとえば楽天PAYでクレカ決済だと、決済金額の2.95%が手数料として徴収されますし、ヤマト運輸さんのWEBコレクトなら決済金額の5.5%が手数料として徴収されることになります。

この手数料率だけで考えると、手数料率の低い決済手段がもっともコストがかからないのではないかと考えがちなのですが本当にそうだろうか?と思うようなことも現実には多々あります。

■シミュレーションしてみた

さて、複数の要素が絡み合うような計算はエクセルにさせるのが最も理解しやすいので、久しぶりにシートを作ってみます。

決済金額と手数料試算

ざっくりしたシートですが、売上に相当する請求金額と納品先地域を入力すると決済手段ごとに手数料と手取り額が計算されるようなイメージです。

ちょうど決済金額が3万円を下回るかどうかという点が日常でありがちな値だと思われますので、わずかに下回る29500円の請求を例にとります

手数料率は各社で公表されている値送料についても一般契約でサイズ60のお荷物の値としています。

たとえば宅急便コレクト(代引き)の場合には手数料率は4.29%WEBコレクトの場合には5.5%代引きのほうが手数料率は1%以上低くなるわけなのですが、実際の手取りを計算してみると代引きのほうが少ない、なぜ?となるわけです。

よく見てみると手数料率にかかる金額が、決済金額+送料を元に計算されています。そのため決済金額が少し大きくなる影響で振込手数料も増加することとなり、さらには代引き手数料も差し引かれることになります。

その結果、手数料率の低い代引き便よりも、手数料率の高いWEBコレクトのほうがトータルコストが抑えられ、結果として少し手取りが多くなるという計算結果になったりします。

■送料という大きな要素を除いても

同じようなことが実店舗決済のAirPAYと楽天PAYでも生じます

クレジットカード決済で比較した場合、楽天PAYの手数料率は2.95%AirPAYの手数料率は3.24%楽天PAYのほうが手数料率が0.3%ほど低く抑えられます

しかし、楽天PAYで決済した場合には楽天銀行の口座への入金は手数料0円ですが、楽天銀行の口座から他行へ振込みしたりATM出金する際に手数料が発生します(楽天銀行以外へ入金手配した場合には入金手数料で330円が発生しますので、楽天銀行口座へ入金設定するのが最も安上がりです)

この入出金の手数料まで含めてコスト計算した場合には、決済手数料率の高いAirPAYのほうが実はトータルコストが低くなり手取り金額が大きくなるということも起こりえます。

もちろんこれらは1売上毎にコストが発生するという前提に立った単純試算ですので、実運用として複数売上や一定期間の売上をプールしておいてから入出金した場合にはぐんとコストを抑えることになります

■手数料は必ず誰かが負担する

こういったコストが発生するからといって、そのコスト分を商品やサービス料金に上乗せして請求することは基本的にはNGという契約になっていることがほとんどだと思います。

また、道義的にも決済手段によって料金が上乗せされるというのは気持ちの悪いことだと思いますから弊社ではもちろん行っていません。

決済事業者さんの提供している仕組みを活用させてもらっているという点でも、商品・サービス料金からある程度の手数料が徴収されるというのはある意味当然のことでもあると考えます。

なので、自分が消費者に立った場合でもこういったコストはどこかで必ず発生しているものだという認識はしっかり持っておかないといけないのだろうな、なんて思ったのでした。


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