いまもすでに工事中ではあるのですが、大阪市立科学館が11月6日から2024年の夏にかけて大幅な改装を行うためにしばらく閉館するとのこと。
科学館といえばプラネタリウムが有名ですが、個人的には展示物を眺めて回る方が好きだったりします。
■というわけで1時間ほど予定を空けて
展示物も入れ替えが予想されるわけで、なるべくなら平日中に行ってみたいなと思っていたわけですが今回さくっと立ち寄ってきました。
大阪メトロ四つ橋線「肥後橋」駅から徒歩5分ほど、実は電車で訪れたのは初めて。
古い記憶をたよりに入り口に向かっていると工事中の柵があって建物に近寄れず、よくよく見まわしたら駐車場側の地下入口から入って入場チケットを購入するという流れになっているようです。
■展示はエレベーターで4階から
さっそく展示場のチケットを購入し(時間に余裕があればプラネタリウムも見ておきたかったのですが。熟睡してしまいそうですし)、エレベーターで4階に上がれば展示の順路になります。
※一応は現役の大学生ということで学割がききました(100円差でした)
大人になってからでもやはりよくわからない、けれど天体のようにスケールが大きかったり歴史を感じるような展示物があれこれ。
ちょっと見慣れたものといえばオープンリールですよ、5インチフロッピーですよ!
あと、世界初の腕時計型コンピュータなんてのも。
AppleWatchの四角い画面に最初少し抵抗あったんだけど、1984年当時から四角くても腕時計型と呼ばれるデバイスがあったんだなあ、なんて妙なところに感心。
ボタンを押すだけでなく、展示物に乗っかれるようなものも。
私を計測してみたところ、こんな感じの原子配分で構成されているらしいです。
■さて順路通りエスカレーターで3階へ
鉱物やら結晶やら繊維やら、製品として加工される前段階のものだったり生薬だったりがあれこれ展示されています。理科の教科書を実物にしたような。
背丈ほどの岩塩は味見したらどんな感じだろうなあ?なんて思ったりしましたが、もちろん手を触れてはいけない展示物でした。
においの展示エリアではカメムシなんかの標本もあったりしましたが、今年は大阪市内で大発生していて毎日見かけるので撮ろうという気にはなれず。
■さらにエスカレーターで2階へ
小さな子連れだとこのフロアでの滞在時間が一番長くなるだろうな。
で、かくいう私もこういう背丈よりもうんと大きな展示物が動いているのってけっこう好きなんですよね、玉がぽんぽん跳ね回ったりするの見てるといつまでもじーっと眺めてられます。
大きな鏡なんかも置いてあって、子連れで来たよなあなんて懐かしんでいたわけなのですが、雰囲気を撮ろうにも小中生がたくさんいて撮れなかった。
目の前で小さな竜巻を起こして触れることができる展示はなかなか。ちょっとなにか紙くずでも放り込んで吸い上げられる様子を体験できるのならさらに楽しいだろうと思ったりしますが(^^)
■そして1階へ
順路通り降りて鉄塔やら電線やら重電の部類が置いてあるのをみると急に日常に近づいてきたなあと思うところ。
ふと展示の片隅に私世代のパーソナルコンピュータと呼ばれたものたちが現れテンションが上がりました。
手前のMZ-80Bなんかは高校の部室で触った程度でしたが、ポケコンはPC-1245だったかPC-1251だったかを個人所有してましたし、FM-7やらPC-9801やらPC-8001やらももってた友人がいたなあと懐かしんでしまいます。
・・・ということは、私もこの展示ケースの中で「当時のPCマニア」ってな説明書きをつけて展示される側だったりするわけか。
そしてスーパーコンピュータ「京」
このラック1つ欲しいけど電気代が洒落にならなさそうな予感。いやそれ以前に設置面積が確保できないか。
といった感じで気がつけば展示場出口。
まだ階段を降りた地下階(入場券を買ったところ)にも展示物があったような気もするのですが、プラネタリウム待ちの方々だろうか沢山人が集まってきていたので1階出口から外へ。
なんとかリニューアル前に懐かしの展示物を見てまわることができました。
■リニューアルオープンは2024年夏
11月5日までで長期閉館となりリニューアルオープンは2024年夏とのこと。
展示物なども見直されることになるので新しくなる中身にも期待しています。
あと、入場料はいままで大人400円(今回ちょっとズルしましたが)だったけれど、きっとリニューアル後は高くなっちゃうんだろうなぁ。あんまり値上げしないでくれたら嬉しいのだけれど。
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