スパムメールはやっぱり怖い

職業柄、迷惑メールやウイルスメールのたぐいは毎日多く届くわけですが、自衛策として用途ごとにメールアドレスを使い分ける(受注用・業務連絡用・その他事務処理用などなど)ということでかなり対策作業の絶対量を減らすことができています。

しかし、いくら対策をしても対応に時間をとられるのが「お客様のメールアドレスを語るスパムメール類」があるということ。
これは主に相手先でのウイルス感染などが原因で、なおかつ弊社の外部コンタクト用のアドレスが相手先のアドレス帳などに記録されている場合と考えられ、着信する事自体はまったくもって防ぎ用がありません。

直近でも、拡散目的と思われるスパムメールが着信し、送信元は少し前にやり取りのあったお客様のメールアドレスとして偽装されているものでした。(よくヘッダー情報をみると偽装されていることがすぐにわかる程度の軽いものでしたが)

うっかり開いてしまうとウイルスに感染してしまうような悪質なものもあるので油断もできず、かといって実際にお客様からの質問などでないことを確認するまでは削除するわけにもいかずと、相反することに板挟みになるのは辛いのですが、このご時世そのくらいの苦労は仕方ないのかもしれません。

万が一、ウイルスなどに感染してしまったとしてもメール送受信を行う端末は業務用ネットワークとは別系統として扱っていることで安全策は打っておりますが、メールアドレス偽装などは第三者でも簡単にできてしまうところだけは未然に防ぎ用がないのが懸念されるところです。

弊社に寄せられる復元依頼案件のなかでもウイルスに感染してしまっている事例は多くなってきておりますので、データ消失や個人情報漏洩などの事態にまきこまれないためにも、最新のウイルス対策をぬかりなく行っていただけるように啓蒙していくのも、弊社の仕事のひとつだなと考えています。

Basket Case

Green Dayの「Basket Case」をAvril Lavigneが歌っているポルトガル語訳付きのライブ映像を某動画サイトで発見しました。

ちょっとポルトガル語の勉強にもなるかなと最近よく観ています。

Do you have the time to listen to me whine
About nothing and everything all at once

という冒頭の歌詞が

Você tem tempo pra me ouvir reclamar
Sobre nada e tudo ao mesmo tempo

と訳されていたのですが

Do you have the time = Você tem tempo
※Você(you) tem(have) tempo(time)

to listen to me whine =pra me ouvir reclamar
※pra me(to me) ouvir(listen) whine(reclamar)

About nothing and everything all at once = Sobre nada e tudo ao mesmo tempo
※Sobre(About) nada(nothing) e(and) tudo(everything) ao mesmo tempo(all at once)

ぐらいには一致するかなと。

日本語にすると

俺の泣き言を聞く時間はあるか?何から何までいろいろと全部いっぺんに。
みたいな感じだと思います。

和訳って難しいですね。でも英語⇔ポルトガル語のほうがすんなり頭に入ってくるような。それは母語じゃないから、語彙が少ないからかもしれませんね。

英語のポルトガル語字幕は好きなので、時々こんなことをして時間を潰しているのでありました。洋楽の和訳しているブログなんかもありますが、和訳様々。ああ、そんな言い回しもあるんだって時々感動させられるのですが、勉強不足を痛感するのであります。

今度洋書を買いに行こう。読めるかな、続くかな。

執着しない心を

人に執着しない。物に執着しない。

そう心掛けることで少し楽になりました。

特に、物に執着しないこと。なにせズボラだから。物を少なくしているのもそれが理由です。片付けとか整理とか本当は苦手で、片付けられなくてよく怒られていました。

物が少ないと悩む時間を短縮出来る。今日は何着ようがなくなる。手に取った服を着ればいいし、履く靴だって3足しかないから迷うことがない。

物に執着しないから必要が無いと判断すれば平気で捨てられる。

そうやって自分で楽に生きていくシステム作りをすれば、ズボラでだって何とかなるんだなって1人暮らしを始めて気付きました。

そして、 人に執着しないと、評価を気にしなくていいし、悪口だって噂話だって気にもならない。無理に好かれようとしないから楽です。人間関係においても結構ズボラです。平気で連絡先を絶ってしまえる。相手がどう受け取るかなんてわからないんだから。人は「完全に」分かり合えることはない。

そう思って早数年。何となく、生きるのが少し楽に思えてきたような、そんな気がします。

謎の出版社

2日遅れの話題ですが、Wikipediaにしか存在しない出版社の謎について非常に興味深かったので、今回のテーマに。

その謎の出版社というのが「央端社」(おうえいしゃ)

日本語版Wikipediaで、「犬の品種に関する記事で、実在が確認できない出版社の刊行物を出典に挙げたものが多数確認された」とのこと。

この央端社についてはAmazonでも該当する書籍が全くなかった他、国立国会図書館や、日本で刊行される出版物のISBNコードを管理している日本図書コード管理センターにも該当する出版物はない。

Wikipediaの参考文献としては以下のようなものが「央端社」から刊行されているとのことですが。

  • 「謎の絶滅犬種を追え」
  • 「世界の愛犬」
  • 「アメリカ二重純血種の是非」
  • 「ブル・テリアの歴史」
  • 「戦禍に散った忠犬のまなざし」
  • 「珍犬種100選」
  • 「アメリカにおける新品種」
  • 「犬食文化と7つ犬種」

1996年以降に出版活動を行っているならばISBNコードを取得していないとは考えにくく、これらの文献のどれか1冊くらいは国会図書館やネット書店に登録されていてもおかしくないのに1冊もヒットしない。問題となったWikipediaの「サラ・スピッツ」についての記事はアメリカの犬種にも関わらず、他言語での記事もない。ノートでは「央端社」の刊行物を出典として挙げていた編集者が「どこかしら宮城県内にあったが、現在は倒産したのか場所が確認できない」としています。

幻の出版社、幻の本。昔からWikipediaを鵜呑みにしてはいけないとは言いますが、今回の「央端社」の件でより深く実感できたような、そんな話題でした。

feijoada

ブラジル料理といえばシュラスコが有名だったりしますが、私の中ではフェイジョアーダ。黒人たちが作り出した料理として忘れることができないフェイジョアーダ。
昔、奴隷が主人の残り物の豚の耳や鼻や臓物をフェイジャォン豆で煮込んで食べたのが始まりで、それが現代に伝わりブラジルの代表料理のひとつになっています。

それぞれの家庭の味というものがあって、日本で言うならばカレーやお味噌汁といった位置付けかと思います。

普段作るときは私は黒い豆のほうを使うと見た目がちょっとあれなので黒くないペルーのカリオカ豆を使います。(楽天とかAmazonで1kgで売ってます)ただ、一人暮らしには1kgを消費するのはなかなか大変で長らく疎遠になっていたフェイジョアーダですが、偶然にもスーパーでうずら豆の水煮缶が売っていたので(イタリアものですが)久々に作ろうと買ってきました。

 私が作る場合の材料はコレです。

豆、ベーコン、セロリ、玉ねぎ、オリーブオイル、塩、ローリエ、ニンニク。
ベーコンではなくて牛肉だったり豚肉だったり干し肉だったり様々ですが、私はブロックベーコンを使います。

  1. (乾燥豆の場合)12時間ほど水に浸す。
  2. セロリ、玉ねぎ、にんにくはみじん切り。ベーコンはサイコロ状に。
  3. 豆とローリエと水を入れて灰汁を取りながらやわらかくなるまで煮込む。
  4. フライパンでニンニク、ベーコンを炒めて、セロリと玉ねぎを追加。
  5. 鍋で4と塩を入れてさらに煮込む。

クックパッドで見つけたレシピを参考に作りました。色々レシピはありますが、これがシンプルで美味しいので気に入っています。これをごはんにかけて食べます。

  見た目色々、味色々ですので、ブラジル気分に浸りたいときは是非。