片田舎のおっさん 28年ぶりにPC組み直す

最初にWindowsマシンをイチから組んだのは1997年ごろだったか、たしかMMX-Pentium(166MHz)だったとおもう。

そのあとはCPUを換装したりM/Bを換装したりATX電源も載せ替えたりストレージ系なんか数えきれないほど交換してきたメインマシンですが、、、

そのメインマシンのケースだけはずっと初代のまま。メーカーは忘れたけれど型番は記録があってIW-A500といい、いまでもネット検索したらアーカイブがちらほらヒットするミドルタワーケース。

IW-A500

実はATX規格なのに全高400mmというコンパクトな設計で、電源ユニット配置がCPUファンに干渉するような位置になるためPentium-IIみたいなデカいCPUに載せ替えたときは大変苦労した覚えがある

5インチベイが3段、3.5インチベイが表に2段、シャドウベイ2つと、昔はオーソドックスな構成だったけれど今じゃこんなにドライブベイがあるケースって絶滅したよね。

質実剛健な造りで、メンテ性はそれなりに悪いんだけれど信頼できるやつ。気が付けば28年もメインマシンとして姿を変えず頑張っててくれました(中身は何度も入れ替わっているが)

■さすがに現代の構成では無理か

当初はもうこのケースのままでIntel 14世代あたりの構成に換装しようかなんて思いもあったんだけれど、、規格上はATXなので電源も余裕のあるものに載せ替えられるしM/Bも入るだろうけれど・・・

ちょっとグラボを充分に冷やせるだけのエアフロー確保が厳しそうだし、そもそもCPUファンと電源の干渉も回避できそうにないから半固定になっちゃいそうだし。そろそろチップセットが本当にセットだった頃に買ったケースの運用は潮時かと。

そうなると代替のケース選びが大変

そのATXミドルタワーが入っていたラックに収まるサイズでないといけない。

現在の高さが400mm、思いっきり頑張って下段のNASやネットワーク機器類に窮屈な思いをしてもらったとしても450mmまでが収容高限界。

そうなるともうATXという選択肢はほぼ消滅してmicroATXくらいしか選べなくなってしまう(もっとも、今もATXのケースにmicroATXを入れてるんですが)

おかげでケース選びだけで1カ月くらいは要することとなってしまいましたが、ようやくきまりました。

Cypress 3 Wood

microATXミドルタワーとしてなかなかしっかりした造りでコンパクト。前面&天面メッシュでエアフローも充分確保できそう。

いまどき流行のピラーレスにしようかとも悩んだのですが、どうせ私のことだから内部がホコリまみれになってる様子を毎日眺めるはめになるだろうし

ケースが決まれば、あとはその中に入るものを詰め込むだけ。

■28年ぶりのイチから自作

ケースに負けず劣らず内部もIntel 第4世代の構成からストレージくらいしか触っていないので中身の知識もここ10年分くらいはごっそりと無い

まずは電源コネクタの繋ぎ方からはたして解るだろうか?主要1パーツあたり2万円だった頃とは違って、いまじゃCPUだけでも5万とか10万とか、グラボなんか1枚でローエンドなノートPCが変えちゃうくらい高いし。なんかあれこれ高くなってないですか昔よりも???

ATX電源も根本からコネクタが外せるようになってて、余計なケーブルがぶら下がった状態にしなくても良いのはとても組みやすくなったと思いますが。そういえば現状Verは3.1なんですね、20年以上経ってもあまり変わっていない印象だけどお値段は・・・

■さて、届きましたよパーツ達が

初代からずっとGigabyteを通してきた私ですが、いよいよASUSですよ。ASUS使ってみたいなーと思いつつなぜか選ぶものはいつもGigabyteだった

予算の都合上 B650を軸に据えましたが、もう枯れた製品でしょうし安定性を期待します。

ASUS TUF GAMING B650M

そして個人的には K6-2/400以来のAMDですよ。もう当時とは中身はぜんぜん違うだろうけれど。ご無沙汰してますAMDさん。

検討初期ではRyzen5だったけど悩んでいるうちに値差が縮まって手を出しやすい値段になったのでRyzen7 9700Xで。

AMD Ryzen7 9700X

グラボ使うのも久しぶりだなあ。すっかりIntenHD Graphicで不自由を感じてなかったからなあ。

進化の激しい分野の最たる部分だろうから、あまり予算を集中投下したくないけれど・・・でもミドルクラスでもすでに高い。RTX5060Ti 16GBで頑張ることにしよう。

起動ディスクはなるべく小容量でバックアップを取りやすくというのが信条の私ですが、時代の流れかとうとう1TB SSDになってしまいました。これ以下だとコスパが逆に悪すぎる

メインメモリは今時はDDR5なんですね。2枚刺しの計32GBと とても大人しい構成。あとから4枚差しにすると若干アクセススピードが落ちるっぽいのは悩みどころ。

とはいえWindows11では64GBはオーバースペックだろうし休止状態に入るたびに64GBものSSDへの書込み負荷をかけるくらいなら、最初は32GBが最適な選択だろう

主要パーツはそれくらいかな。ずいぶんと減ったというかM/Bに組み込まれてしまいましたね。昔ならこれにLAN I/FとかサウンドボードとかSCSI I/Fとか入れるのにPCIスロットの数を気にしなきゃいけなかったですが、むしろいまってグラボ以外に何を刺すの?

SSD Crucial T500

M/BにSSD用のヒートシンクやサーマルパッドまで標準で付いていて至れり尽くせり。

M.2スロットは2つあり、CPUに近い側のスロットはPCIe Gen5対応らしいのでいつか実力を発揮してもらう日がくるかもしれないが、いまはGen4のSSDを装着しておくことに。

そして、発注し忘れていたけれどCPUグリスが高いのには驚きでした(なんか…とてもパッケージが怪しいのですが、店員さんいわく売れ筋だというので。。。)

あと、BIOSのアップデートが驚愕の楽さ。なんならCPUを挿す前の状態でもアップデートできるとか。とっくに時代は進化していたのですね。

ダウンロードしてきてUSBメモリにツッコンでM/Bに指してボタンを押すだけ。ある程度安定してOSが動作する状態まで組み上げてないと壊しちゃうとか言った話はすでに過去のものに・・・

■Windows11 proをクリーンインストール

旧マシンからの環境移行なのでWindows10のインストールから始めようかと思ったものの、うまくいけば楽だなあというつもりでいきなりWindows11を。

ライセンスはリテールパッケージ分もありますし、なんならそこらの野良状態なVLじゃない自社契約のVLもあるわけですが、はたしてどういう形でライセンスが通るのか試してみたくって。

でも場合によっちゃライセンスを追加購入しなくちゃかもとドキドキしながら。

Windows11が起動しシステム情報を見てみると「ライセンス認証されていません」と。

さすがにMSアカウントでログインするだけではダメだったか。

というわけでWindows11のライセンス認証画面より「最近構成を変更した」というリンクをたどり、同じMSアカウントで認証されているコンピュータの一覧を確認。

このなかから、ずっと使われていないにもかかわらずリテールのライセンスが紐づいたPC名をクリックして「アクティブ化」を進めると、無事にライセンス認証が通りました

いやあ、ずっと無駄にしてた個人持ちのProfessionalエディションのライセンスがやっと日の目を見た(実は入れ替えるのが面倒でずっとHomeエディションのライセンスを主力機に適用したままにしていた)

■環境移行が大変

長年引継ぎ引継ぎのOS環境ですからいろんなものが混ざってますが、とりあえず大量のメールとアプリの移行。

MS-OFFICE系、ADOBE系、その他経理システムやら開発環境やらGit環境やらを引き継ぎ・・・動作確認して、さてあとはやることといったらStable Diffutionでちょろっと速度を試してからLM Studioを入れるくらいでしょうか。

まずMicrosoft Offic365は同時インストールの要件が緩めなのでインストールしてアカウント認証するだけで楽ちん。

Adobe系は初回起動時にライセンス数オーバーと警告が出るので旧マシンの認証を解除して新マシンで認証すればOK。おっと、認証を解除するまえに旧マシンで使っていたDreamweaverのホスト設定はエクスポートしておくのを忘れないように

ThunderbirdFirefoxはプロファイルを丸ごとコピーしてくるのが楽そう。

Outlookでエクスポートしたファイルは・・・今ではOutlook(Classic)の側でインポートする必要があるみたいですね。なんかMSは昔っからOutlookという名前のソフトが多くて混乱する。

ゆうプリRは事前に郵便局からアカウントを追加発行してもらってたのでスムーズに移行できたけれど、つくづくめんどくさいねえ。

古い古い弥生さん(弥生会計)はラインセンス認証が通らない・・・過去データとかどうしたらよいのだろう?と思っていたらどうも修正パッチが配布されていた。
https://support.yayoi-kk.co.jp/subcontents.html?page_id=29506

なるほど弥生のライセンス認証が通らないのはTLS1.2以前が通らなくなってた影響だったのね。このテのソフトってサポート外になっても過去データってのが残るわけで、いつまでもライセンス認証に縛られるのは非常にやっかいな問題だと思うのだけれど。

とはいえクラウドの会計ソフトに乗り換えたら、解約したとたんにデータへのアクセス権も失うというのが大きな懸念で乗り換えにくい。

eTaxeLTAX(PCdesk)はしっかり過去データを引き継ぐ手順があるので、楽ではないが気を付けていれば大丈夫。

■主だった環境移行も済んだところに伏兵が

ひととおりハードもソフトも移行完了して、予想以上に順調な事でむしろ嫌な予感がするものの、しっかり安定動作している。

仕上げとして、旧マシンのデータドライブとして装着していたHDDx2個を載せ替え。
使用頻度の低いHDDは何事もなく認識された。

ところが、使用頻度の高い側のHDDをバックアップせずにドライブごと装着したところ正常に認識しない

ディスクの管理画面を開いて見てみると「署名が競合している」とかなんとかいったエラーとともに「復元処理」が始まった。

何事かと傍観していて、処理が済んだと思ったら綺麗さっぱり中のファイルが消されてしまっていた(涙)

いや、正確には5年ほど前のディレクトリ構造に巻き戻されていた感じ。しっかり上書きされているという丁寧な消しっぷり(笑)Windows11め余計なことを。

内容はほぼ撮り溜めた写真データと動画データなので、下手に手を入れていない段階であればサルベージは可能なのだけれど・・・Windowsが余計な処理をしてくれているので解析だけでも時間がかかるかかる(良い子はマネしちゃだめですよ)。本業の機材を1機ながーいこと占領しておりました。

そして一通りの作業が終わり、メインマシン名のサフィックスが28年ぶりに更新され”3”に。

”1”は高校生のころにMSX2+機のハードウェアを少々改造したもので、
”2”は入れ替え前の主力機。
そして今回”3”、年数で言えば35年ほどかけて3番に進化したのでした(笑)


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MX master 3s買っちゃったよ

やっぱり一度使うと離れられないんだよね、MX masterシリーズ。

ながいことMX master 2Sを使ってきたのだけれどとうとう壊れてしまったわけで。

いまどきは高いマウスを探すならゲーミングカテゴリのとぉっても軽量なものにすれば軽く数万円クラスになるわけで、それに比べりゃ事務用途でたかだか1万円ちょっとのマウスは控えめ控えめと自分を誤魔化しておく

MXmaster2sとMXmaster3s

■Amazonで買いました

個人的には春先にMacBookAir M4と、つい先日も うん十年ぶりにWindowsマシンを丸ごと新調したのでちょっと一時出費が大きい。

なので私は日和ってしまってAmazonで3回払いにしてしまいましたよ(金利手数料かからないっぽいしね)。これで月々5千円ほど。

毎月この金額くらいなら他の出費にまぜてしまって目立たないから文句言われずにごにょごにょ

■レシーバーはBoltに差し替え

いままで使ってたUnifyingレシーバーを外してBoltレシーバーを装着。こういうときキーボード自体にUSBポートがあるのはありがたい。

Unifyingレシーバーと
Boltレシーバー

ソフトウェア自体はLogicool+なのでMX master 2Sの頃のままインストールし直さなくても認識してくれる

ボタンの配置もすべて同じなのでなんら迷うことなく初期設定完了。むしろMX master 2Sの設定をそのまま引き継いでくれても良いのに・・・。

ちなみに、取り外したUnifyingレシーバーは別のUSBポートにさしておいても問題なく、他のキーボードやマウスの接続に使い続けることもできる(Boltと同時使用ができる)

■静かだ!

たしかに静かなのが売り文句だったんだけど、実際にクリックしてみると「あれ?押したっけ?」ってとまどうほど静かなクリック音

でもちゃんとクリック感はある。うまくできている。

そしてやはりホイールよ。普通に使えばカチカチという感触があるけれど勢いよく回すと瞬時にフリースピンになってくれる。この感覚は一度使ってみると手放しがたい。

あとは、こっそり装備されているサムボタン

知らなければそこにボタンがある事すら認識されないような場所に存在している。このボタンは単独でも機能するけれど、押しながらマウスを上下左右に動かすというジェスチャーにより発動する機能を設定することができる。

Windows10やWindows11の場合には、ここにデスクトップ切り替えを定義しておくのがおすすめ。

MacBookを長く使っているとトラックパッドで画面を左右にスワイプして作業スペースを切り替えて使うことが自然な操作になっているけれど、それに似たような(操作性としてはまったく至らないものの)ことがWindowsでも実現できる。

Logi Options+の設定画面

チルトホイールがあった頃のマウスなら、作業スペースの切替はチルトに設定したほうが使い勝手がよさそうなものだけれども・・・もうチルトホイールって絶滅しちゃったのかな。

■Logi Options+は落ちるよ

ゲーミングを冠するもの以外としては最高峰と信じるMX master 3sでも、使っていてLogi Options+がたまに落ちたり(休止状態からの復帰が苦手なのかな?)してボタン定義が無効になってしまってることもありますが、それ以外は文句がない。

むしろ、これでだめならもう他の選択肢がほぼ無いから潔くなれる(笑)

なんだかうまく動いてないなーと思ったときにはLogi Options+アプリを開いてあげると復帰することが8割。

いつまでもアプリ自体が開かないなーというときはCtrl+Shift+ESCでタスクマネージャを開いてLogiのプロセスを探して強制終了させてあげると復帰する。

設定さえちゃんと済ませれば、WindowsだけでなくMacを含めた複数の端末の操作もシームレスにできたりクリップボード内を渡したりもできるのだけれど・・・あまり過度な期待はしないほうが幸せかもしれないです(Windowsだけなら PowerToysでも実現できるしね)


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Windows10を無料でサポート延長

これを書いている2025年8月の時点ではすでにWindows10のサポート期限が2か月を切っているタイミング。

他のパーツの寿命もそろそろ危ない状態なのでごっそりと入れ替えを計画中なのですが、それとは別に個人的な趣味の範疇でWindows10検証用の環境も1台は残すつもり

■サポート切れOSになると

さて、検証用と言ってもサポート期限が切れたOSを無防備に使うのはちょっと怖い

有料の延長サポートを申し込むというのも選択肢には入れながら検討しているところにマイクロソフトから「無料で延長サポート」という話題が投下されてきた。

もちろん条件付きにはなるけれど、その条件というのが
・OneDriveでのバックアップを利用
・Rewardsで1,000ポイントを使用

どちらも大した条件ではないような気がして仕方ない。MSでも本当はWindows10のままで良いと思ってるんじゃないか?

Microsoft Reewards

■OneDriveでのバックアップとは?

実はOneDrive、個人的にはよくわかんないんですよね。

というのも、Windowsをセットアップした段階でマイクロソフトアカウントに無料枠が5GBほど紐づいていたりするのですが…

それとは別にMicrosoft365(Office365)を契約している企業アカウントには個人ごとにそれぞれ1TBの容量が紐づいていたりします。

ところがこやつら、AppleのiCloud Driveのような親和性とは無縁の気配を醸し出していてどうも使い勝手がよくわからない。

むしろ、Windowsに標準び紐づけられるせいで自分が作ったファイルがどこに行ったのか行方不明になることが度々。

ExcelやPowerPointで作ったファイルは確かに使い勝手が良くなるのですけれども。少なくともOneDriveだけで2つは併存している状態になりがちで区別しにくい。

なので1TB側は容量が空きまくっているのでバックアップ用に活用できるのなら良いのですが、きっとそう都合よくはいかず個人アカウントの側を有償契約しろという話なのでしょう。

■Rewardsとは?

主題はこちら、Microsoft Rewards

たとえばBingで検索したり、スマホにアプリをインストールしたり、毎日リンク記事を読んだりパズルを解いたりするだけで数ポイントずつ貯めることができるサービスがあったりします。

しかも、毎日連続してポイントを稼いでいることで数日ごとにボーナスポイントとして150ポイントほど加算されるし、スマホにBingアプリをインストールすることで500ポイント加算なんて特典もある。

連続参加ボーナス

気が付けば1,000ポイントなんてあっという間にたまってしまうので、これを活用するのがもっとも手軽なように思います。

■ポイントはAmazonポイントに交換も

もうひとつ、貯めたポイントはなにもWindowsの延長サポートに使うだけでなくてAmazonポイントに交換することで普段の買い物にも制限なく使用することができる

交換レートは低いけれど毎日ポチポチしているだけで気が付けば数千円貯まっている状態というのは、ちょっとお得感がありますな。

私も200日くらい連続でポチポチして貯まったポイントは5万ポイントほど。交換レートを考えたらそんなに大きな額にはならないですが、もともとタダでもらったものだと思えばちょっと無駄な楽しい買い物ができる。

■延長の登録方法は?

さて、1000ポイントなんて余裕があるのでさっさと延長登録してしまおうと思ったら、どこにも登録までのリンクが無い。

どうも環境によってオファーメッセージが出てきたり出てこなかったり、Windows Updateのページにリンクが表示されていたり表示されていなかったり。

どういう基準でかまったくわからなくて、私もオファーの表示が出たときにさっと手続きしてしまえば良かったのだけれど、後にしようと消してしまったためにどうやったらたどり着けるのか・・・

このまま現状のWindows10マシンに何もせず放置していると2025年10月14日でサポート期限が切れてしまいます。

1年間のセキュリティ更新延長を受けたい場合にはさっさと登録してしまいたいのだけれども・・・と、ちょっと焦りはじめる。

■Windows Updateに「今すぐ登録」が!

と思っていたら、「設定」ー「Windows Update」のページになにげなく「今すぐ登録」のリンクが掲載されているではないですか。いつの間に!

たしか前日見たときにはそんな表示なかったのに、気まぐれだなあWindowsさんは。というわけで見かけたらすぐに「登録」をクリックしてしまいましょう。

ESU 案内

すると、こんな立派な案内画面が表示されました。
説明をさらっと読んで「次へ」を迷うことなくクリックします。

ESU登録可能

おや、Rewardのポイントで登録するつもりが「すでにバックアップしているので追加料金なく登録できます」という主旨のメッセージが。

きっとバックアップを有効にしていなければここでポイントを使う選択肢が出てくるのだろうな。とにかく「登録」ボタンをクリック。

ESU登録完了

あっさりと「延長セキュリティ更新プログラムに登録されています」という表示が!

これで2026年10月13日まで、1年間は無料で延長サポートを受けることができるようになったらしい・・・なんと手軽な。

登録されているとの表示

登録が済んだあと、ふたたびWindows Updateのページを表示させてみると右側に「お使いのPCは拡張セキュリティ更新プログラムを取得するために登録されています」という表示が追加されました。

なんともあっさり。

結果としては1000ポイントを消費することすら無く、無料でWindows10の1年間延長サポートを受けることができるようになりました

というわけで、使うはずだった1000ポイントも含めてAmazonポイントにでも交換してしまおうかな。


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とうとうMX Master 2Sが壊れてしまった

ながらく第一線で活躍してくれていた相棒マウス LogicoolのMX Master 2Sが壊れてしまいました。

壊れたといっても、クリックはどのボタンも正常だしポイント精度も一切落ちていない。2つあるホイールだってどちらもちゃんと動作している。

じゃあ何が壊れたのか?というと、主ホイールのラチェットが・・・効かなくなってフリースピンのままとなってしまったのです。

【Amazon.co.jp限定】ロジクール MX MASTER 2S ワイヤレス マウス MX2100CR Bluetooth 無線 ワイヤレスマウス windows mac グラファイト 国内正規品

■どんなモードにしていた?

普段は「SmartShift」モードを有効にしていて、これはゆっくりとホイールを回している間はラチェットが効いている状態(いわゆるカチカチカチと普通のマウスのホイールのようにクリック感のある状態)で、勢いよく回すとフリースピンモードに自動で切り替わり高速スクロールするモード。

慣れると本当に使いやすいホイール挙動

本来、手動でオンオフすることもできるのだけれど、すでに何をどう操作してもフリースピンのままとなってしまっている。

このマウス、ホイールが若干重いのかフリースピンモードのままだとかってに回ってしまい、、、かなり使い勝手が悪い。

■後継機さがし

息の長いシリーズなので後継機もいくつか。カラーバリエーションもいくつか。流通在庫らしきものもいくつか。
なかなか大型量販店では見かけなくなったものの、公式サイトかAmazonではまだ入手できそう。

ロジクール アドバンスド ワイヤレスマウス MX Master 3 MX2200sMG Unifying Bluetooth 高速スクロールホイール 充電式 FLOW 7ボタン windows Mac iPad OS 無線 MX2200 グラファイト 国内正規品

・MX Master 2S (MX2100)
・MX Master 3 (MX2200)
・MX Master 3s (MX2300)

現行機のMX2100でなんら文句ないのだが、現行品のMX2300に至るまで値差が目立たない高価格品😢

なのに、微妙にサイドボタンの位置と形が変わっていたり、LEDが3灯→1灯になっていたりとチープ感が増している

それでもType-Cに変更になって久しく、きっと性能的にも底上げされているであろうから普通に考えたら最新の現行モデル一択。なはずなのだけれど、レシーバーが変わってしまっている

■Boltってなんじゃ

従来機とMX2200まではUnifyingでの接続。おかげで手持ちのキーボードMX800も難なく共用できていて良いのだけれど・・・

現行品MX2300はUnifyingに非対応となり新たにBoltとなったとか。

Logicool(ロジクール) ロジクール Logi Bolt USB レシーバー LBUSB1 windows mac chrome OS 国内正規品 ブラック

・・・いちいち規格を変えるなよ、というか後方互換性くらい確保しておいてくれたらいいのに。とブツブツ。

新規格のおかげかどうかはさておきトラッキング性能は4000dpi→8000dpiに向上しているらしい。絶対に仕事では使わない性能だな。

クリック音が90%低減されているというのもウリだそうだが、使っているキーボードがねぇ、メカニカルでやっかましいからねぇ。

という感じで悩むばかりだけれど、結局は一番新しいものになってしまいそう。

■Amazon限定もあるらしい

Amazonを漁っているとMX Master3sのAmazon.co.jp限定なんてものも出てきた。

Amazon限定の壁紙とステッカーが付くのだとか…誰がそこを決め手にして購入するねん💦

でも、Amazonだと5,070円の3回分割払い、金利負担なし。ちょっとウッカリ手を出しやすい価格だなあ。


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M4 MacBookAirを使い出してから

すごいなあ、はやいなあ、一瞬M4 MacBookProにしようかと思ったけれど私のようなインターネット老人会がお似合いのお年寄りにはM3 Airですら持て余すわきっと。

そんなことを思いながらもちょうど購入を決めたタイミングでM4 MacBookAirが発表されたので、流れに乗っかって購入予約。
届いたM4 Airに触れてみるともう、わたしの時代に置いてかれぶりをとても実感してしまうパワフルさ

Appleってちょこちょことデザインを変えて利用者に「覚え直す」という負担を強いることが無いのが好きだけれど、できることは格段に増えているし、しかも使われやすさをより真面目に考えている。

13"MacBookAir M4

・キーボードがちょっと変わった

よーく見ると、かつてF5・F6のところにあった「キーボードライトの明るさ調整」が無くなり、マイクと集中モードに代わっている(このあたりはずいぶん前から変わっていたらしいが)。ついでにF4のLaunchpadもSpotlightになった。

F10のところのスピーカー(消音)のマークも斜め線が入っていて意味がわかりやすくなった。

そして、スペースバーの左右「英数」「かな」だったキーが「ABC」「あいう」に代わってより直感的にわかりやすくなったというか、絶妙な変更だとおもう。

個人的に一番嬉しいのはカーソルキーの左右がハーフハイトになったこと。これはM4よりもうんと前に改良されていたが、12″ MacBookのフルハイトのキーが使いにくい(どこにカーソルキーがあるのか触感でわからない)と思う際たるところだったので本当にありがたい。

キーボード部分

・電源アダプタが嬉しい

標準の35Wアダプタだけれど、USB-Cの口が2つ

同梱のUSB-C – MagSafe3ケーブルはそのうち1つに接続するだけなので、もう片方はご自由に活用くださいというところ。

たとえばC – Cケーブルを伸ばしておいてiPadなんかの充電用としておくのもアリかも。欲を言えば片方はAコネクタのほうが助かる機会が多そうだけれど、でもきっと2年もすればそんな事つゆほどにも思わなくなっていると思う。

標準のACアダプタとケーブル

・ひさびさのMagSafeはやはり快適

長らくつかった12インチMacBookのさらにその前はMacbookAirだった。たしか2012年くらいの11インチモデル(好んで使うラインアップがことごとくディスコンになっていくなあ)。

このときに初めて充電ポートがマグネットって?!と驚いたものだったけれどすぐにその便利さに馴染んでしまった。

12″ MacBookへと乗り換える際に一番の不安要素だったのは、今になって思い返せば充電ポートがUSB-Cになってすぐヘタってしまうかもしれない懸念だったが丸っきり問題にならなかった

そして、なくても困るものではないものの、LEDが「充電中だよ」「充電完了しているよ」という状態を表してくれるのも安心感に繋がるもの。

MagSafe部分

・ロック画面が動いているぞ

開梱して初期設定を一通り済ませてみるとロック画面が動き出した

別にM4だからというわけではないのだろうけれど妙に感心した。こんなところを動かそうという発想があることが驚き

こういう「どうでもよいところ」で気分を上げてくれるんだよな。今どきのWindowsのハードウェアだって簡単に真似できるはずだし、Ubuntuなんかでもできるであろうことだけれど、やろうという発想がないよね多分(私が知らないだけだったらゴメン)

・カメラがあるなぁ

スマホのおかげですっかり慣れたけれど画面の上部にカメラがある。

なんて言うんだっけ?ノッチだっけ?アイランドじゃないよな。それぞれの言葉の定義がいまひとつ理解できていない。

そのぶん上部のメニューが隠れてしまうのかな?と思ったけれど必要のない心配だった。ちゃんとソフト的に隠れている空間はそもそも存在しないものとして避けてくれている。

そして、そのカメラの画質もとっても向上している。よくTeamsやdiscordのミーティングでカメラを使うことがあるけれど明らかに画質がいい

しかもセンターフレームにも対応しているので、つねにイイ感じで自分が中央に写るようにリアルタイムに調整してくれている。なんなら手元も写せるらしい。個人的には使うシーンが思い当たらないが、カードゲームでもできるか?

ノッチ部分

・外出先での電源確保は

バッテリーが充分すぎるくらい持ってくれるので必要性は今のところ感じないけれど、電源入力がMagSafe3になったことでACアダプタか専用ケーブルを持ち歩かないといけなくなるかな?なんて思ったりもしたものの・・・

ちゃんとUSB-Cコネクタ(Thunderbolt4)からの電源入力にも対応しているようで、立ち寄り先にACアダプタやケーブルを配備しておかなくっちゃ、なんて心配はまったくいらないっぽい。

でも私はうっかりさんなので「USB側とMagSafeの両方から同時に給電しちゃった場合にはどうなるの?」と念の為にアップルさんに直接問い合わせた結果、

同時に接続した場合はより供給電力の高い側からのみ給電されます、とのこと。

さすがちゃんと考慮されている。こういう細かいことをWEB上に書いてもいないところは相変わらずで、細かいところは技術側で吸収するからユーザーは余計なことに気を使わず活用する事にだけ神経を使えば良いぞ、というAppleからの長年のメッセージのようにも思う。

・余談だけれど

主力のノート機をM4 MacBookAirへと徐々にアプリの整理をはじめつつ、もとの12″MacBook から使わないアプリやファイルを追い出していく過程で気がついたのだけれど、とても12″MacBookがスカスカと軽快に動いてくれている

特にキー入力まわり、ライブ変換なんぞとても重たくひきずられる感覚があったので当初からオフにしていたものだったけれど、試しにオンにしたら普通に使えてしまうくらい。

いまだに500GBのSSDの半分くらいの領域を占めている「なにか」の正体はつかめていないものの、1台のノートにいろんなアプリを放り込んでしまうのは酷だったのだろうなと改めておもう。

バッテリーはさすがに長年の使用で消耗していて、過去に1度Appleで交換してもらっているけれども再び「修理推奨」という表示が出たまま。これはしかたない。

購入当初はたしか筐体の隅々までバッテリーを搭載しているバッテリーお化けみたいな印象の12″MacBookだっただけに、たとえ消耗していてもまだ散歩のお供くらいには充分な余力を持っているのがすごい。

・Apple製品を3つ以上持つならAirPodsが便利

手持ちのAirPods pro

そして、Apple製品の強みを間近に体験するのはやはりAir Podsが一番かもしれない。

個人的にはあれこれとBluetoothイヤホンを買って使ってきたけれど、はっきり言って接続する端末を変えるたびにペアリングしなおすのは面倒できらいだ。

その点、AirPodsの良いところをさらに体感することになったのだけれど、M4 MacBookAirで使えることを確認したあとでも、いままで通り無印MacBookにもつながるし、iPadにもiPhoneにも再ペアリング操作など不要で使いたい時にちゃんと繋がる

そう、使いたいときに余計な手順をなにも考えないでいい、この手軽さは一度体験するとやめられない。

・お仕事環境の作り方も変わってきたか

一通りの環境移行が落ち着いたらいちど12″ MacBookも初期化してしまおうかな。そうしたらとても軽快なサブ機になるかもしれない。

その気になれば12″だけれどネイティブ 2304×1440や最大 2880×1800での表示もできるわけで(文字が小さすぎて読めないので1440×900にしているけれど)デスクトップに負けていない。

でもやはり1台のPCになんでもかんでも担わせるというのは結局のところもっさりとする元凶でもあり自分の首を絞めることになってしまっているのだろうと反省。

いまどきだとローカルでの処理にこだわる必要性も薄れ、自前のサーバーにRDPするなりなんなりしてもっとパワフルなCPUやGPUに処理を丸投げしてしまうような使い方をしやすい環境が整ってきたような。

通信環境も手軽に5Gによる高速通信もできるようになってきたし、費用にさえ目を瞑ることができるならクラウド上に強力なVMを準備してもいいのかもしれない。

そういった環境構築の変化というものも、そろそろ個人的に受け入れないともったいないのかもしれないなあ。


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